深海魚 [生物学]

昨日テレビで、”深海魚が何故水圧の高い処で生きられるの分かってないのです。”というNHKスペシャル”日本列島”(再)の番組を見ました。これって分かってない事だとその時知りました。生物学会の人達は、まだ発表してないのでしょうか。信じられません。もしそうなら私が説明します。やはり生物学も落とし穴に落ちているようです。これは人間から見た錯覚です。確かに空気なら水中深くになるに連れ圧力で潰れて行きます。しかし深海の魚は、大した動きませんから、水中に在る酸素だけで十分なのです。当然暗いところで生きてますから、目を瞬時に動かすための空気層も必要有りません。深海魚を構成している物質は、海水を構成している物質の一部ですから、水圧など関係ないのです。関係して来るのは浮き袋を持つ回遊魚だけです。中間位に住んでいる深海魚は光がまだ届くところに居て、目が逆に発達して行き、目を動かすための空気層を持っていて、釣り上げられた時には、逆に空気が膨張して目が飛び出て来るのです。

ちなみに非常に参考に成ったのは、雪解けに合わせて、ロシアのアムール川から流れて来る鉄分を含む水が、光合成によって植物プランクトンを作り動物プランクトンを生み、海鳥やクジラ、イワシ、イルカと言った春の食物連鎖がアリョーシャン列島付近で始まるというものです。ここで注目なのは、アムール川の海流は、千島列島に阻まれ、鉄分を含む海流は太平洋側に出れないはずが、その太平洋に通じる海峡を発見したと言うものです。この海流が、アリューシャン列島に延びて行く分には良いのですが、北海道にも延びて来るとなると、その海の恵は北海道だけのものではなく、ロシアの恵みでもあるということに成り、北方四島が固有の日本の領土だとしても、海の恵は分かち合わなければ、争いに成ります。と言うことは、北方四島を返せではなく、スイスみたいな永世中立国にしなければならない。と言うことに成ります。これなら交渉の場に立てます。政治家の交渉下手では、事態は進展しません。ロシアと今更戦争したところで、お互いに悲劇を生むだけです。

ところで植物プランクトンが春大量に発生するのは分かりましたが、動物プランクトンはそれまで何処に隠れていたのでしょうか。オキアミクラスの多きものなら、深海でも生きられるかもしれませんが、冬に流氷に覆われるときもっと小さな動物プランクトンは餌も無しにどのように生きて行けるのか。
ここはまた推論です。餌がないのですから仮死状態です。と言うことは、多くは氷の中で冬眠していると考えられます。その流氷が溶け出して来た頃、時を同じくしてアムール川の恵みがやって来るとすれば、理論的にはすっきりします。あの氷の妖精クリオネが流氷とともに移動するのもうなずけます。
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