桜の花 [生物学]

桜の花の咲く理由を知りたい、と言う質問コーナーが有ります。ここでのベストアンサーは、本当にこの子供の疑問には答えていません。子供は本当は人間に桜見をしてもらいたいから咲くのかどうか聞きたかったはずです。人間が桜見が出来るように改良した。と言うのは大人のエゴです。桜の木は人間に見てもらいたいから花を一斉に咲かせるのでは有りません。また咲く時期は、桜の木自体が決めているのでもありません。これはもう断定していいでしょう。遺伝的には数年は覚えているかもしれませんが、枯れて行きます。答えから先に言います。咲く時期を促せているのは、根元で暮らし居る昆虫の幼虫です。春暖かくなると活動しだし、根っこから信号を送ります。多くは蝉の幼虫になりますが、こちらに良くいるアブラ蝉の幼虫は6年間根っこの細菌を食べ、根っこが腐らないように守るのが仕事です。また根っこが十分延びるように空気層を作っているかもしれません。まさに昆虫の土木工事です。でも成虫になって行くにはある種の成分が必要で、これが花の成分なのです。化学式なら他のホームページに詳しく載ってますから、そちらの方を参考にして下さい。これは窒素酸素炭素水素の化合物です。この物質がないと特に羽が出来ません。ですから桜は沢山花をつけないと地面下の幼虫にその栄養を送ることが出来ないのです。桜の花を散らすのは雨風ですので、水を通して送ることが出来ます。このサイクルが中々出来ない桜の木の寿命は短くなり、枯れて行きます。今ちょうどその節目の60年が経って植え替える時期なのだそうですが、何千年も生きている桜の木も在ることから人間の植林よるとした寿命と考えた方が良さそうです。蝉が地上に現れるのは子孫を残すだけです。採集は木を枯らす原因にもなりますから、止めましょう。

としたのが私の理論です。桜の木は、人間が食べられる実は付けませんから土壌のバクテリアはかえって邪魔なのです。他にも針葉樹広葉樹等も同じです。そこには必ずこのような昆虫が居るはずです。後者は花粉が成分になります。
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