呼吸 [化学]

「地球の水」の中で書いてて気づいたのですが、私の進化論の中には、海水の水位迄は触れませんでしたので付け加えたいと思います。この水位の減少は、大部前に考えていたことで、思い付きで書いたのではありません。ただ順番から言えば、「進化論」のブログを上げる前に出さなければならないところ、その頃慌てていて、飛ばしてしまったのです。でも、そのころはまだ海中生物がなぜ陸に上がらなければならなかったのかは、植物の大量生長と酸素の増加、また子孫を残すには、陸の方が生存率が高くなるだけだとしか考えていませんでした。しかし、もう一つ有ったんですねえ。
生物が増えることによる、住みかの減少であり、大陸の増加。こうなれば、海の中で無駄な争いをするより、陸に上ると言う選択肢を選んだ方が生き残れるわけです。

前には書きませんでしたが、海をまるっきり諦めらないで、どちらにも適応する動物がいることも指摘したいと思います。まずはペンギン。特にコウテイペンギンなどは、あの極寒の冬を越せるのですから対したもんです。天敵はほとんどいないでしょう。でも最初はいたのかもしれません。それで安全な極寒を選び独自に進化をしていったのかもしれません。
次はアシカ科、アザラシ科。これらの動物は、ペンギンのようには立てませんが、その代わり大きくなって寿命を延ばす方を選んだみたいです。

前の続きはこれくらいにして、本題の呼吸についてです。えら呼吸に入る前に、まず当の人間はどうなのかです。
人間の場合、一般的に考えられているのが、肺による細胞呼吸で、酸素を吸って糖類が二酸化炭素(CO₂)および水に分解され、その過程でATPが生産されるのだそうです。これはTCA回路(クエン酸回路)という反応サイクルなんだそうですが、なんかどっかのコマーシャルで言っているような、うさん臭い気がしてなりません。

「TNP」って何ですか?君、そんなことも知らないでここに、(低燃費)カッコいいからだよ!
ええっ?

前に光合成でも書きましたが、植物は二酸化炭素と合成して酸素を大気中に提供しているばかりでなく、一番合成しているのは、大気の78%を占める窒素なはずです。なぜそれが掲載されないのでしょうか。つまり野菜の緑の部分は窒素を意味します。ジャガイモは、あらかた白ですから、炭素酸素と水素の化合物となり、ニンジンは赤いですからそれにリンが含まれることを意味します。(ただしネットではそんな情報は有りません。これは私の推論です。)大気中にできる赤色の野菜果物は、これはネットで調べたのですが、炭素と水素の化合物が赤く見せているのだそうです。
やあ、この分野はまだ発展途上の様で、分かってないところが多そうです。実際のATP(C10H16N5O13P3)のリンは、「魚や肉に含まれ細胞膜の主要な構成成分となるほか、生体内でのシグナル伝達に関わる」のだそうです。
余談ですが、これが本当なら、魚や肉と一緒に食べないと、リンは補給されないことになり、消化不良を起こしそうですが、どうなんでしょうか。サプリメントによる栄養補給は、考えもののようです。リンが含まれるサプリメントは硫黄に置き換えているようですが、安心なんでしょうか。今は、私も検索中なので、断定はできません。

このクエン酸回路の途中で出るのがCO₂なのでしょうけれども、炭水化物を摂取するために酸素を取り入れ、その炭素を二酸化炭素として、また吐き出すとは、矛盾してませんか。老廃物であれば、肺まで運ばなくても排便、排尿、皮膚からでも排出できるはずです。二酸化炭素は水に溶けますし、その方が心臓に負担がかからず楽なはずですから。

と、ある説明ではこうあります。
「...TCA回路(クエン酸回路、クレブス回路とも言います)という反応サイクルに入ります。この反応サイクルによってできた水素をNADHという形で蓄え(つまり水素の運び屋)、ミトコンドリア内の工場に送り込みます。ミトコンドリア内に送り込まれたNADHは、水素イオンと電子が取り出され、再びもとのサイクルに帰っていきます。取り出された電子は、水力発電の水のように、電子伝達系というエネルギー工場の中を通って、最後に酸素に受け渡されエネルギーを作り出します。酸素は、この流れてきた電子と水素イオンと結合し水になります。この酸素が水になるという反応によってエネルギーができるのです。難しい話は、専門書に任せることにして、簡単に言えば、食べ物の中の各栄養素のうち水素を取り出して、酸素と反応させて燃やすことでATPというエネルギーの元を作る、という作業を行っているのです。」

長くなりましたが、最後の方の水素と酸素を反応させ燃やす、とあります。これでは、車の燃焼を思い浮かべてしまいます。車の燃焼なら確かにCO₂がでますが、これは化学反応による熱で、燃えるわけでもなく、二酸化炭素になるほど燃焼するのであれば、人間は燃えて消えてしまいます。

結論としては、人は呼吸で必要な酸素だけ取り込んで、また取り込むために残りを吐いてる。
それならCO₂が増えないじゃないかって、さっきも言いましたが、老廃物に十分含まれていて、大気の循環は続くのです。
ちょっと長くなりましたので、えら呼吸は次へ。
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