日本のあるべき姿 [政治]

昨夜の地震に付いて、これはちょっと意外な地震でした。今月の新月は、3日です。それから4日も過ぎています。その間、M4以上の余震は6回あります。3日がヤマで、キラウエア火山も沈静化しているのを見て、山は通り過ぎたと思ったのですが、意外な落とし穴です。
これは余談ですが、昨日は3.11から月の公転周期(27日7時間)が一周期で揃う日でした。時間的に見れば、夜中ですから裏側の太陽と月の重力に引っ張られた形の直下型落盤地震と考えられます。これでは、津波は発生しないと言えるでしょう。又別な角度から見ると、重力関係で言えば、大地震の時と、逆転現象です。つまり、月の重力でマグマの流れを止め、その空いたすきを太陽の重力で落盤させた。と言えない事も無さそうです。
これを機に、余震の数が減って来れば、もう心配はないでしょう。落ち着きます。

私の予想では、その地域の津波はもう何十年も発生しないと思います。地球の地殻変動は、一カ所に集中して起こるのではなく、世界のあちらこちらの変動を伴って起きます。東日本はその代価を払い過ぎるくらい払いました。

後は、茨城、千葉、東京沖での地震です。液状化現象で使えなくなった家は、被災扱いでなければ、もう立ち直る事ができない家族がほとんどだと思うのですが、政府の対応はないようです。まあそれどころではないというのも分かりますが、ここは、政治家の腕の見せ所なはずなのですが、いまのところ、「俺だけは助かりたい」という姿勢を崩していない感が否(いな)めません。被災者を向いていないのです。

それで、今後の日本のあるべき姿を、いち早く示さなければなりません。今の政府官僚では無理だと思います。
今までの日本は太平洋側中心でした。災害が無ければ、それはそれで妥当だったのかも知れません。しかし、いざ災害が起こると太平洋側は決して安全な地域ではないと分かりました。原発事故は例外としても、地殻変動は免れません。
あれだけ茨城沖でも群発地震が起きるということは、海岸線の弓なりがさらに弓なりになるに違いありません。つまり北東に移動する事になります。そうなるとどうでしょう、今の千葉県浦安市辺りから割れそうです。あの富岡公番でさえ液状化して傾いたのには最初驚きでしたが、そう考えれば納得できます。
ではそれが続けばどうなるでしょうか。新木場、築地と沈下ラッシュです。
そのくらいなら、復興可能かも知れません。が、それが都心迄延びて行ったら、物流も情報も麻痺です。指令系統はストップします。東京が転(こ)ければ、皆転けるではシャレにりません。

そこで、今からバックアップ体制を取れるよう、どこかに同じ機能できる地域を確保しなければなりません。大阪?京都?と思ったのですが、ここは断層が走っていて、良くありませんし、同じ太平洋側でもありますし、今の被災地からは遠過ぎます。

地図をよく見るとあります。新潟市です。まさかと思うかも知れませんが、ここが一番将来的にも安全です。海陸空全て揃いますし、地震が来ても最小限の被害で済みます。太平洋の海がだめになっても、日本海があります。冬、雪が積もるかも知れませんが、慣れればどうって事はないのです。
ここはシフトして考えないと、この国難は乗り切れません。
今まで通りやり過ごしていたのでは、この国は救えません。

政治にはビジョンが欠かせません。ビジョンは日本語では象です。混沌とした状況を解き明かし、縺れを研ぎほぐし、現れるべき姿を捉える力です。
今の政治家にそれがないというのであれば、その場から去るのが定石です。
固執するものは失われ、奢れるものは久しからずです。

今から防災と復興事業の拠点を一部新潟に持って来る事はできないでしょうか。無理でしょうか。今はインターネットの時代です。情報のやり取りだけなら、ネットの繋がっているとこ、何処でも同じだと思いますがどうでしょうか。

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