オウムサリン事件2 [雑学]

オウムサリン事件は、当時としては全く想像のつかない奇怪な事件だったと記憶しています。
が、当時の私にはそんな事に興味は無く、あまりニュースも見ませんでしたが、警察の誤認逮捕と自供の脅迫は、覚えています。
今でも警察と言う組織の体質は変わっていないようで、誤認逮捕と自供の脅迫は、まだ有るようです。まあ言って見れば、そのくらい頭が単純構造でなければ、勤まらない仕事と言えるかもしれません。また、組織として行動しなければならないので、余計な思考を持つ人は、排除されるという訳です。
言ってしまえば、その国家の組織から排除され、優秀な頭脳集団となったのが、教団幹部達であったとすれば、辻褄が合います。
でなければ、サリンなどという物質を、生半可な人間が作れる訳が有りません。しかも人知れずに。まあ、実際の真相は分かりませんが。

調べると教祖の麻原という人は、こんな事件を起こすような環境と境遇で育っていったようです。よっぽど国や警察を恨んだに違い有りません。されど犯罪は犯罪です。
で、今の福島の状況も大して変わり有りません。原発事故で被害を会われた人達は、これから被爆状況が分かって来ます。増して、家も住む所も仕事場も失ったのであれば、誰に憤懣をぶつけてよいやら分かりません。人の恨み辛みはコントロールは出来るかもしれませんが、消す事はできません。こんな境遇で育った子供達の中から、第二の麻原みたいな人間が誕生しない事を祈るばかりです。

国防費とかの予算が有りますが、最近この予算は本当に国民を守っているのかと疑問符が着き始めました。沖縄の問題然り、思いやりとかの名目予算しかり、中国・北朝鮮しかり、アメリカは日本を守る意味で沖縄に駐留していますが、今こんな時代に、何処かの国が戦争する大義が有るのでしょうか。攻めて来るとでも言うのでしょうか。
私はそんなの怖く有りません。
むしろ怖いのは、日本国家が一番怖いです。
沖縄に駐留するアメリカ軍の方が怖いのです。
言ってる意味分かるでしょうか。
平和とは、ある種日常営なまれる平凡な生活なのでは無いでしょうか。
それがお金で買われたり、他国の軍人に守られたりするのは、完全に筋違いです。
日本が過去に恨まれるような行為を他国にしたのなら、和解の道は残されているはずです。

日本の政治は、過去の歴史、事件を結構無視する傾向が有ります。
内閣改造すれば、今迄をチャラできる仕組作りにも問題が有ります。
また一からなら、本当は給与返上してやらなければならない処、そんな罰則も有りません。
しかし、民間には有ります。特に下請け、派遣事業なら、あっという間に解雇です。

政治ってそんなに難しいい事なのでしょうか。
私から見れば、当たり前のことを当たり前に言ってやっていれば、難しいなどという事すら無いはずなのに、今まさに行き詰まっています。
報道では、消費税を10%上げたところで、焼け石に水だそうです。
予算の組み替えの方が先なはずなのですが、それも出来ないのであれば、先の見通しは一気に20%、30%に上がる事でしょう。つまり、大部分の人達が生きられなくなる世の中が待っている事を意味します。

それでなくても最近、分け分からない事件が多過ぎて、何が大事なニュースなのか見抜くのに、一苦労します。
国の方針に翻弄され、知らず知らず有り得ない境遇に晒されて犯す事件なんかに興味有りません。個人が行った犯罪なら、その個人にすべて責任を帰せられ裁判できそうですが、それが集団となると、途端に曖昧になります。本当は一個人に転嫁する事こそ、難しいはずなのですが。

オウムサリン事件は、まさにその盲点を突いた、ある程度成功した犯罪だったと思います。
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