2号機の温度計は故障 [原子力]

2号機の温度計は故障とあっさり片付けられたようです。原因は電線の何処かがほとんど断線状態である事が判明したからだそうです。
しかし、故障して400度超えるような断線の状態って、どう言う状態なんでしょうか。
断線ならば、徐々に上昇する事は無いはずです。いきなり異常数値を示すのではないのでしょうか。
この場合温度計を制作したメーカーに確認するのが一番の得策です。確認したのでしょうか。
電線はよっぽどの衝撃が無い限り切れる事が無いはずです。
衝撃ならば、去年の3月4月以外は大した有りませんから、断線するならこの時点で断線しているはずです。
こうなるとオウムサリン事件のようなものです。結果が出るまで、誰も隠蔽なのかどうか判断できなくなります。
一事が万事、この体質から抜け切れていません。
私は、東電なんかもう信じていません。100度以下の冷温停止状態にこだわりたいばっかりに、今頃になって電気抵抗を計っています。それならば当然温度の上昇した時点で電気抵抗を計るはずなのに、計らなかったのでしょうか。計らなかったのならば、プロの集団ではないと言っているようなものです。
そんな集団がこれからこの原発を廃炉に持っていこうとしている事を考えると、不安で不安でたまりません。

仮に断線したとして、400度と言うのも中途半端な数字です。こんな事に関心の無い一般人であれば、400度と言うとやっぱり故障だったと即思うかもしれませんが、故障したのであれば、数値の表示さえしないのではないでしょうか。

私の想定ではこの状態も有り得ます。つまり、高温の燃料にあるタイミングで触れてしまって、計器が溶けて断線状態になってしまったとするものです。

東電は政府との交渉も有るから、この手の問題を早く片付けたいだろうし、騒がれたくない思いも有る事でしょう。大企業の場合、情報を隠蔽するのは比較的容易く出来ます。記事を読むと隠蔽できる個所が有ります。
事実を知られると困る部分です。電気抵抗を測定し、直後に342.2度を示した、と言う部分です。
これを読み解けば、電気抵抗を計らなければならない程異常な数値になってしまったから、計ってみたはずです。つまり、後先を入れ替えた構図です。ここをうっかり信じると、事実を把握できなくなり、故障とあっさり片付けられます。
出来れば私も、故障だと思いたいです。しかし、願いはあくまで願いであって事実を覆す事は出来ません。

いぜん2号機は危険な状態である事は否定できません。
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