津波と潮汐 [津波]

津波について考えると実に奥が深い事が分かって来ました。津波については何回か触れているにですが、地球の自転、横波縦波理論と考えて来ました。しかし、何か纏まっていないので、潮汐について調べてみました。
潮汐は津波とは違いますが、似ているところもあるので応用が利かないかなと思ったのです。
ところがネットで調べる限り、潮汐も曖昧さが付きまといます。
なので潮汐の詳細に付いては後に触れ、「潮汐力とは、月や太陽などの天体に依って地球の周りの重力場に勾配が生じることで起こる。」と言う考えだけで話を進めたいと思います。

満潮、干潮は、地球の自転が太陽に対して24時間で一回転とくぎっていますから、太陽が真上に来た時一回満潮が来そうな気がしますが、正確にはずれそうです。
月は地球に対して27日7時間43.1分で一回転しますので、だいたい27日で、元の状態に戻りますが、その間太陽と地球と月の織りなす角度が一日で大体360/27°ずつ変化するので、満潮干潮もその分変化します。

そう考えると、新月の時が一番の大潮になるわけです。
ではその新月の日を想定して考えると、満潮の現象は、日本から見て東から始まり西の陸地点で終わってしまいます。が、重力はまだ作用しています。
他の解説を見ると、あくまで地球の表面が海水で満たされているものとして原理的に述べているだけです。
とすると、東に面している海岸と西に面している海岸では、潮汐現象は若干違って来ると言うことでしょうか。
まあこれは今回の主旨ではないので、飛ばすことにします。

満潮干潮は宇宙的スケールなので、それはそれで区別して考えたいところですが、これを長周期の波として考えることは出来ないでしょうか。とすると、これを重力波とすることが出来るのです。
そう仮定していくと、この波の速度は相当速いことになります。地球の直径をそのまま当てはめるわけにはいきませんので、ざっと冬の北半球の東北岩手の直径で計算し、真東から真西に満潮が変化したとしたら、その変化に要する時間、つまり速度は、1,300km/hと何かに近づいて来ました。赤道直径で計算しても、大凡1,700km/hです。

もちろん津波は、太陽や月が起こすわけではなく、海底の地盤の変化で起こす地震波みたいなものですので、震源から四方八方に伝わりますが、重力波があるとすれば、地震は地盤の変化ですから、重力波も生じることは伺い知れます。つまり地球の自転で変化する月や太陽の重力で津波の威力をそのままに、西に移動させることになるのです。実際あの日、16時ごろ月が真上でしたので、満潮が近づいていたし、新月に近かったので大潮に近い状態であり、太陽も傾きかけていたから、津波を結構陸側に引っ張ることになります。つまり、津波が高くなる条件が整った時に起きた津波だったと言うことです。

これでは、津波予想も外れて当たり前です。そんなことは考慮していないし、この考えも正しいかどうかも証明するのさえ困難です。
まあ、自分が考えたのですから、そうだとして話を進めると、日本海側で津波を伴った地震が起きた場合、同じ条件だとしても、ある程度時間が経てば、軽減されることになりそうです。つまり波は西側に、大陸側に大いに移動できるからです。とは言え、震源が陸に近い場合の大地震なら同じ事のようです。

潮汐については、カナダのファンディ湾が有名らしいので、次回に回します。
タグ:津波と潮汐
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