生命誕生の秘密2 [生命化学]

子供の頃に釣りに行くと、魚のいる気配がないのに、水面に何か動く波の後を良く見かけました。小さいからなのかその物を、見た事はないので、未だに正体は分からないのですが、生き物のようにも思えるし、見えない小さなゴミが風で動く様な感じにも見えるのですが、風と逆向きの時も有り、大概1秒ぐらいで消えていました。しかも、結構速いのです。
そこで考えたのですが、単体の炭素原子が、水の中で自転したら、どんな動きに成るだろうと言うことでした。勿論、今の時代にそんな事は可能ではないにしろ、太古の昔なら、有り得ただろうという発想です。もしかしたら、海底火山噴火では、今でもそうなのか知れません。さて、水の中では、水素、酸素は水分子として、沢山有りますが、水分子の結合は結構強いので、メタンの様な結合は、容易く出来ません。しかし、炭素は水から自転能力が生ずる物質としていますし、水の中の水素原子を縫うように駆け巡る事も予想されます。これは大気中の雲もそうだとしていますから、水中での動きはもっと遅く、結構不規則な動きが想定できます。さて、そこにアンモニアが有ったらどうでしょう。NH₃, H₂O 質量的には大した違いが無いので、同じ空間を動いていると言えます。

あれえ、面白い事にアミノ基の組成がこれだけで、出て来るじゃないですか。但し六角形ではなく、不定形の形です。
これはあくまで、海が容器の中の静かな中でも起こりえます。そこに、太陽の様な朝夕力で、波が発生した場合のケース、太陽光で電気が流れているケース、夜に成ってマイナス物質を失って行くケースと重ねて行くと、まるで、生物の様な動きに成るではないですか。しかし、このケースだけでは、生物迄は行きません。綺麗な六角形に成る確立が、ゼロに近いのだと思います。

そこで、綺麗な形に成る方法はと考えると、今迄一つは出て来ています。何処の書いたか、最初の頃だと思いますが、雪(氷)の結晶のところだと思います。水分子は、H とO の折なす角度が約120°である事は知られています。これは、六角形の内角の角度ですから、分子が三つあれば六角形に成ります。実際は、3次元ですから図で表すと複雑になりますが、見る角度を60°ずつずらせば、そう見えます。
液体の状態では、六角形ではなく内部の空間を埋める形なので、近い形とは言え、変形です。それでは何故凍ると、六角形に成るのでしょうか。
凍る条件としては、0°以下である事、日が射さない事でしょうか。この二つを重ね合わせると、液体の状態では、電子波の流れがスムーズに行なわれますが、凍りかけの状態では、外部からの電子波は、受け取れなくなり、なるべく最後迄光を通そうとしますが、それも叶わなくなると、電子は、最短距離を選ぼうとします。それが六角形であり、温度0°です。
とすると、雪の場合、最初は大塊でも済みますが、地表に近づくに連れ、暖かくなり、最後迄付こうととするのが、綺麗な雪の結晶であり、マンデルブロ氏の言うフラクタル現象です。

それはアミノ基にも言えます。北極や南極の凍る海では、この現象が起き最小の塩基が生まれます。
さあこうなれば、海の海流に乗って南国迄も運ばれ、自在に結合のパターンが生まれます。組み合わせは、おおよそしか今は言いたくないので、沢山出来ます。また、それを取り込む不定形のアミノ基も参加できます。電気の流れも制御できるとしましたから、心臓の様な機関が出来るのは、時間の問題であり電子記憶もより高度に発達できます。
海は、波の揺りかごでもあり、それらの物質の運動を、ある意味手助けも出来ます。

こう考えられるとすれば、生命誕生に難しい考えは、私には要らなくなりました。
どんな考え方を選択するかは、その人の自由かも知れませんが、選択肢を奪って、何かの道連れにするのは、勘弁して下さい。
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