カタツムリ [生物化学]

原子の伸縮を理論付ける生き物を捜している内、カタツムリに行き当たりました。これに似ているものに、ナメクジ、ミミズも同じ仲間に見えます。貝の様な殻を持つ物は、主に水の中、海の中では、ふんだんに見れますが、地上ではカタツムリしかいないように見えます。それで、カタツムリを調べると、雌雄両体で、環境条件さえ有れば、無造作に増えるみたいです。と言うことは、根こそぎ自然淘汰で絶滅しても、また新しい新種として誕生することになります。事実、どっかから渡って来たと言う外来種的な物は無く、どの国、どの地域でも独特の在来種しかいないようです。つまり、生物が存在する限り、存在し続けられると言うことでしょう。

最近カタツムリは、個人的には余り見かけませんが、それは嘗ての自然環境が失われているとも言えます。
童謡歌に、「…お前の頭は、どこにある、つのだせ、やりだせ、頭出せ」も有るように、拡大、縮小を自在に操れます。雨が降り出すと、何処からとも無く現れ、天気になると、何処かへと消えて行きます。普通であれば、三日も天気が続けば、この世から消えてしまいそうなのに、いなくなりません。何処に隠れているのでしょう。カタツムリの器官と言えども、結構複雑で、そう容易く再生できないように思えるのですが、容易いとしか言いようが有りません。

そこで、オブジェクト指向で、考えてみました。この様な生き物は、それを必要とする生き物がいない限り、生存は不可能と見て考えると、このオブジェクトを呼んでいる物は、植物しか居ません。しかし、可笑しいですよねえ。カタツムリは、植物の葉っぱの一部を食べているようにしか見えません。それなら、イジメと同じ植物への虐待じゃないか、と思ってしまいます。
しかし、そこが素人の浅はかさの様です。
よく考えてみれば、カタツムリの殻はカルシウムで出来ているのは、知られています。さて、そのカルシウムの多くは葉から得ていると言うことになります。
カルシウムは、生き物の骨格を作るものとして、知られてはいますが、葉っぱに含まれているとは、誰も余り着目していないし、どちらかと言うと含まれていないとしているのではないでしょうか。光合成の仕組みでも、カルシウムは出て来ませんし、植物の生長に必ずしも必要は無いように思えます。
しかし、どうでしょうか、土壌に多くカルシウムが含んでいた場合、植物はカルシウムを選別して取り込む能力が有るのでしょうか、と言う問題が残されています。
土壌の中でカルシウムは、CaCO₃, Ca(OH)₂, CaO で存在できます。他の組み合わせも出来ますが、大雑把に分ければ、このくらいで済みそうです。さて、この中で一番軽い物質は、一酸化カルシウムで、植物が一番手軽に取り込めます。この軽さなら、容易に取り込めます。これは、別名生石灰で、水と容易く反応して発熱します。これを応用した物に、ワンカップのおかんが有ります。試したことが無いので、詳しくは分かりませんが、相当温まるのだと思います。
さあ、もう分かったでしょう。植物が生石灰を摂取した場合、これを取り除くことが出来ず、雨降りの時期には、困る分けで、その時呼ばれるのが、カタツムリと言う訳です。まさに、オブジェクト指向でのインスタンスであり、即席カップ麺の様です。

カタツムリは漢字で蝸牛と表記しますが、昔の人は、その性質を良く理解していたのだと思います。牛も牧草を消化するのに、反芻と言った機能を持っていて、消化には、時間をかけて行なっていますが、分かる様な気がします。今は、その説明を考えると、話が大きく逸れるので止めますが、牛の肉骨粉が、何故飼料に使えないか、筋が良い人なら分かると思います。

話が逸れましたが、それでは、役目を終えたカタツムリは、何処に隠れるのかと考えると、元居た最初の場所が、一番考えられますが、何処かなんて言うのは現在の所知られていません。そこで、推測してみました。
植物自体の健康管理は、人間とは逆の根に有ると睨みました。と言うことは、根の球根には、植物に必要ない物を蓄える機能が有るのではないかと考えられます。何故なら、栄養を摂取するだけなら、細く長く網の目のように這わせた方が、摂取できる筈です。太くなるのは、安定性だけで良い分けで、とことどころ膨らむのは、ある種の病気のように思えるからです。

そこで、人間がよく食べるイモ類のデンプンを調べてみました。これは、炭素と酸素と水素の化合物とされていて、炭水化物の一種(多糖類)とされています。
しかし、デンプンには、今も謎とされる不思議な性質を持つことが知られています。それは、水の中に区別が付かないくらいデンプンを入れ混ぜると、一瞬ですけど、デンプンは液体としての性質ではなく個体としての性質を示し、大きなプール状にすると、人がスピードを上げて行くと、その液体の上を走れると言う物です。
これは、前にテレビで見た状況を言っているだけで、その時は、私も分かりませんでした。しかし、この様な現象は、デンプンに限らず、ミミズもその様な原理を利用して、土の中を移動できるとなっていて、これも謎の様です。
これは、原子の伸縮も有り得ますが、カタツムリを考慮するとカルシウムも関わっているのではないかと思わざるを得ません。

これを検証すると長くなりそうなので、次回に回します。
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