蓮の花とカルシウム [科学]

再びカルシウムなのですが、考えが纏まっていなかったので、重要な勘違いをしていました。それは、球対称な原子で、頂点が電子数と同じであれば、他の原子とは結合できないじゃないか、と言う疑問です。なので、wikipediaの原子特性の酸化数を良く見直すと、酸化数2、1(強塩基性酸化物)とあり、赤字です。この酸化数と言うのは、結構曲者で、誰も余り深くは考えないかも知れませんが、私は、球の凸凹と言うイメージで捉えていますから、酸化数とは考えていません。例えば、カルシウムは、2個出っ張っていて、酸素は2個引っ込んでいるから、鍵穴の数がピッタリして、CaO になると言うイメージです。
ところが、私の理論上カルシウムは、その凸凹が無いにも関わらず、何故か結合しているとしないと、やはり色々な現象が説明できません。例えば骨であるカルシウム同士の結合です。常識としての酸化数2にしても、結晶構造の結合は出来ないし、共有結合していると考えても、体の中で共有結合するとは、マグマのように体が燃えたぎることに成ります。

これからも明らかなように、カルシウムは特別な結合をしているとしないと、論理矛盾します。そこで、今迄考えて来た、膨張による内部合体で考えると、何処まで合体できるかの問題が出て来ます。特に光合成の場合では重要で、デンプンの出来る仕組みだけ考えると、電子は、1個以上の電子量を受け取ると、軌道から飛び出すとしました。これが、光電効果であり、電子が整数値で飛び飛びの性質を持つ原因でありスペクトルで見ることが出来ると言う物です。とすると、カルシウムは40個内であれば、他の原子と合体できます。つまり、炭素であれば6 x 3個 = 18 で3個常時格納できます。これは、光合成する前の状態でも可能なので、葉は、根から単体で呼び出すことが出来ます。浮揚を考えれば、後2個水素も追加可能です。
今回は、只普通のカルシウムで考えると、カルシウムは、葉の中で結合せず、単独で存在でき、光を受ければ膨張します。この膨張による電子の受け入れがどのくらい可能なのかは、定かでは有りませんが、少なくとも20個以上は可能だとします。植物の目的は、光の最効率利用とすれば、一番呼ばれる物質は、二酸化炭素となる分けですが、電子粒子量としては、6 + 8 + 8 = 22 で判断は微妙なところですが、可能としました。植物の成長に必要なのは、主に炭素であり、酸素は二の次になるので、酸素は大気中に逃げ、炭素は取り込まれます。この炭素は、カルシウム内であれば、問題ないのですが、外に出た場合危ないので、周りの窒素が、包囲する形で、取り込まれることになります。何となれば植物の場合、一酸化炭素でも良い訳で、人に必要な栄養素がどんどん出来そうです。

さて、日中はそれで、化学分解して構成物質が出来て行きますが、日中光の量が多くなる場合、夜の場合はどうなるでしょうか。今の時代の気象状態を考えると、荒れ狂っていますから、日中枯れる植物も有れば、例年通り実がならない植物も有るので、植物の多くは自ら光の量や温度をコントロールすることが出来ないのだと思います。とは言え、それが出来る植物も有ります。
話が逸れますが、蓮の花がそうです。花は光合成はしないでしょう、と言うかも知れませんが、しないはずがありません。何故かと言えば、池に浮かぶ蓮の花は、葉よりも高い位置で咲きます。なので、蓮の中に出来る実の種は、その高さより高い位置で光合成をする植物でなければ、実はなりません。とすれば、花びらが光合成しないと、実は付けられないことになります。実際、実を付ける植物を見て下さい、殆どは、葉の下であり、又は根です。天辺に実を付ける植物は有りません。
じゃあ、実を付けないさくらはどうなんだ、と思うかも知れませんが、サクラの老木は、ちゃんと実をつけます。

それでは、蓮の花です。この花は、時間で咲くことは知られています。朝6時頃から、昼頃迄と有り、余計な光合成はしてないこととなります。子供の頃は父が池に蓮の花を植えて呉れていたのですが、今は無くなってしまい、観察は出来ないのですが、これは、時間と言うより、ある一定の光合成量に達したら、閉じているのだと思います。また、花びらの数が、普通の5枚、6枚とは違い、20枚ぐらい有るのは、原子の組成であるカルシウムが関わっていると想定されます。
面白いのは、ひまわりです。花びらの数は、花の大きさに選りけりで、多いものでは、30枚以上も有ります。と言うことは、夏の暑い盛りでは、カルシウムの中に、相当色んな原子を格納しているものと予想されます。

さてこれらを踏まえると、夜、日が当たらない時間帯は、出来た物質をカルシウムの収縮により、吐き出して、実に蓄えていることになり、昼夜の温度差が有ればある程、実がより大きくなることに成り、又は濃縮されることになり、作物の出来に作用していると言えます。

とは言うものの、これらのミネラルと言われる物質で、一番多いのは、カリウムです。カリウムは人体を構成する物質ではないし、必ずしも必要ではない様な気がするのですが、何の役目を果たしているかを考えると、周期違いで、同じ性質を示すナトリウムが有ります。私が考えるには、ナトリウム、特に塩は、余分な電子や、汚れた老廃物を取り出す役目だと思っているのですが、カリウムも同じ役目をするだけで、下手をすると、返って体の不具合を起こす原因物質ではないかとさえ、思えます。
では、イモ類に多く含まれるカリウムは何の役目をしているのでしょうか。
原子の膨張も出来ないようだし、球対称からも外れます。とすれば、運び屋と貯蓄しか有りません。つまり、女王蜂のように、大量に作り出した物質を大型トラックようにで運び、大型保管庫に格納する。これしか考えられないとすると、やはりカリウムは、人間には必要ないとしか言えません。

しかし、wikipediaでも、必須物質に成っていて、神経伝達では、長い説明が有ります。
確かに、少量であれば摂取してもすぐどうのこうのと言う反応は無く、どちらかと言うと非常時に作用すると言った感じがするのですが、勘違いでしょうか。
と言うのは、説明の中には、塩化カリウムは、心臓手術の時に心臓を止めるのに使われ、刑事裁判では、死刑に使われる薬とされています。
塩でも、多量の摂取はダメなことになっているので、やはり同じことです。
この手の説明は、ヤバいことを聞かれた時の国会答弁と同じ、難しい言葉の羅列と話の繋がらないしどろもどろの説明が多く、読者の理解を得らせようとするものとは、程遠いものです。
なので、私なりに言わせてもらえば、子供の成長時にはカルシウム同様、必須と言っても可笑しくは有りません。何故なら、カルシウムの様な比較的重い原子は同様に重い原子でなければ運搬は無理で、電気的にも、一回のトランスポートで一気に運ぶとなると、ナトリウムでは電池切れになる筈です。なので、カリウムは、中枢を司る骨の周りに常駐していないと、何かの時に対応できません。ところが、成人に成って、殆ど骨格が出来て来ると、カルシウムもカリウムもさして必要が無くなり、大人であれば、必ずしも必要が無くなるとした方が、理論的には辻褄が合います。
また、このカリウムが塩素と結合した場合は、致命的です。ナトリウムとは違い、重さは近いので、そう簡単には分離できません。こうなれば、金属が脊髄の周りに出来る様なものです。つまり薬殺刑の薬に成り得るのです。

私のこの説明は、簡単に済ませていますが、中枢に常駐するカリウムは、もっと複雑な動作をする事になるのですが、これは、植物で説明した方が良さそうなので、先に回すとして、今回はこれ迄とします。

中々カルシウムは、圧巻で、梃釣(てこづ)りそうです。
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