東電電気料金値上げ [雑学]

最近、以外と地球の大地が平穏です。
あの巨大地震や津波も起こる気配もありません。

只、狂気じみているのは、人間社会だけで特に日本国は異常です。
此れ一重に、人間の驕りから来る自らの呪縛です。
なる様にしかならないとしか言えないのですが、誰かが何かをやろうとしても、
多方、アリ地獄が待っているだけです。つまり、そんな社会造りをして来たに過ぎないからです。

あらかたそれの被害に遭うのは一般人ですが、一般人は選挙権は有りますが、権限は有りませんし、その代わり思い義務を負わされることも有ります。

まあ、目の前にお金をぶら下げられて、狂おしく走る馬車馬のようなものでしょうか。
そんな人間に良心が芽生える訳がありません。
我が東北福島を返して下さい、と言っても後の祭りですが、少なくとも今迄の生活レベルの保証だけは、してやって下さい、と言うのが多くの人達の思いでは無いのでしょうか。
来年の3月から復興庁なるものが指導するようですが、広範囲だったとしても制度だけならあっという間に作ることが出来たはずです。
やはりこの国は異常です。

見方によっては瓦礫処理迄は速かった、と言えないことも無いですが、それは地元の人達の努力が有ってのことです。

この異常さを裏打ちするような会見が12.22日に有りました。
東電の社長が、来年四月から大口電力需要会社の電気料金の値上げを発表をし、2月から一般の料金も上げると言うものです。
普通の人なら仕方ないかと思うかも知れませんが、騙されてはいけません。

日本のジャーナリストは何を考えているのか。そんな事も見抜けないのか。
他国のことなら何とでも言えるくせに、自国のことというと、何が大事で何が必要でないのかさえ判断できないのか。

責任は津波にあったのではなく、あくまで東電に有るのです。又はその関係団体、政府にあるはずです。
被災され避難生活を強いられている人達は、ややもすると借金迄しないと生活出来ない状況の中、加害者である東電は借金もしないで増税みたいな値上げに踏み切る。
政府は黙認しているのか片棒を担いでいるのか知れませんが、
もし、それで経営できないと言うのであれば、倒産でもしょうがないはずです。実際もう倒産しているのかもしれませんが、
”倒産したらお前らに電気が行かなくなるぞ” とでも言わんばかりの悪魔的恫喝をするのであれば、これは立派な一般人に対する犯罪です。つまり違った意味の一般人に対するテロ行為です。

一般にテロ行為は善悪がはっきりしていて、見分けが付きそうですが、この位ひねられると、見分けが付きません。

第一、9.11だってテロ行為なのか報復措置だったのか判断できる人がいるのでしょうか。

マスコミも大してこれを取り上げていません。ネットでのニュースでも、なかなか探せません。東電、政府から情報の隠蔽工作をしいられている、と言っても過言ではない状況です。

元々公共性がある独占会社の経営能力なんか必要無いはずで、如何に低コストで電力を供給するかが問われるのに、上げるとは何と最低手段なのか。

これは、中小零細企業、庶民にまともに響きます。
それでは、実際東電が無くなると電気が来なくなるかと言うと、そうとも言い切れません。

一つの案として、今の経営陣を政府直轄とし、労働を今被災して仕事が無い人達に渡せば一石二鳥です。そんな事出来る訳無いじゃないですかと言われそうですが、
多少のトラブルは想定されますが、必至にやると結構できることなのです。
この必至さが大事なのです。
では今やっている人達の立場はどうなるの?と言うと、
給与が下がってもやりたければ、使命感を持ってやれば良いのであり、
但し、心構えは入れ替えなければなりません。

最後に念を押して言って置きますが、東電の電気料金値上げは、最悪のシナリオの始まりです。これが通れば、増税路線もやり易くなります。

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