不確定性原理 [物理]

にわかに不確定性原理の精度を高めた、「小沢の不等式」が取りざたされて来ました。
まあ、学会に波紋を呼びたいのかどうかは知りませんが、私は、量子力学の創始者アインシュタインの側にたっているので、この不等式が意義の有るものかどうか、という疑問から始めないと、落とし穴に陥ってしまいます。
なので、こんな疑問から攻めた方がいいのではないかと、一例から手繰ってみました。

量子力学の世界には、量子色力学なるものも有ります。wikipediaの説明を読んだものとして話を進めると、方程式はかなり複雑です(私から見ればですが)。
ところがです。生物界には、この物質の色を巧みに使い分ける生き物がいます。
ここでは、八本足の生物であるタコと蜘蛛を上げてみました。

タコは身の危険を感じると、周りの色と溶け込んで身を隠します。または餌を取る時もそうです。下等生物のように感じるかもしれませんが、物質の色の変化を理論や方程式ではなく、実践しています。
つまり、物質をコントロールできるのです。言い直せば、その量子の位置と運動量が分かるから制御できるのではないでしょうか。
残念ながら人は、そんな芸当は出来ませんし、逆に大概は、そんな必要も有りません。

次にクモですが、これは空中のマジシャンであり、タコとは違い吸盤は有りませんが、粘りのある透明な糸を出し、昆虫を捕獲します。人間から見れば白色に見えるかもしれませんが、微小な埃も付着しますので最初は限りなく透明なはずです。
つまり、クモは難しい透明迄、物質をコントロールできる訳です。
この糸を顕微鏡で見れば、どう言った構造か分かるでしょうけれど、そんな高度な顕微鏡は持ち合わせていないので、もし興味のある研究者がいたらそちらにお任せします。

ここで言える事は、大きな実験設備など設けなくともタコ等の生体が分かれば、量子力学の世界が垣間見られるという事です。それでも分からないのであれば、実験設備(巨大加速器)の選択肢も有るかもしれませんが、私から見たら大概は生体だけで十分だと思っています。

ではタコはどんな物質をコントロールしているのでしょうか。
これは私の推測ですが、原子番号15のリンの化合物が候補に挙げられそうです。
リンには、無色、ロウ状白色、黄色、深紅色、赤色、紫色、黒色と、かなりの色彩を持つ化合物が有ります。海水の成分にはリンは無い事になっていますが、土壌に含まれ海に流れ出ているので、少なくとも海底や岩場には有るはずです。

もしこれが事実に即しているとしたら、どうなるんでしょうか。
私は敢えてまた言いたいのですが、素粒子の研究や不確定性原理の理論は、ややもすると永遠に乗り越えられない行き詰まりの学問のようなものではないでしょうか。
例えが悪いのですが、福島第一原発に地震で10mを超える津波が来る確率は、0.0%だから
想定する必要が無いと考えるのと同じではないでしょうか。
前者は解決できる問題であり、後者は何時かは来る問題を、すり替えたのです。
我々人間が求めるのは不確定性ではなく、タコのように物質を制御する事であり、津波が10mを超える地震とはいかなる場合かを追求することではなかったのではないでしょうか。
つまり、乗っけから追求する目的を踏み誤っているのです。
今迄は少なからずそうでした。そうすると、研究者や原子力関係者にはご都合よろしくで、予算がたんまりもらえます。しかし、一歩間違えば破滅の道に真っ逆さまに落ちていきます。

このまま踏み誤った制度を続ければ、いづれまた大きな災いがやって来ます。
体制を転換できないものでしょうか。
出来ないのであれば、人間はタコよりタコかも?
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