地熱発電 [雑学]

別府温泉が出て来たので、地熱発電についてwikipediaで調べてみたら、これは良く纏まっていて知りたい要素がすべて有ります。
注目した項目に日本の何処に有るかです。
北から北海道、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、大分県、鹿児島県とあり、小容量ながら東京都の八丈島も有ります。
容量が多い順から並べれば、大分県、岩手県、秋田県、福島県、鹿児島県、北海道、宮城県、東京都となります。
共通点としては、近くに地震の震源地、又は活火山を有している事でしょうか。
地熱発電と言う表現は、電気を作り出す視点から見た表現ですが、地震から考えれば、地震エネルギーの解放施設と考えれば、広く国の政策で広がったのだと思いますが、戦後政府はなぜか原子力に舵を切ります。
記憶では中曽根総理大臣の頃だと思いますが、悪魔にそそのかされたのかどうかは分かりません。
国家の威信、都市の威信のために東電とタッグを組んで、地方を見下し、切り捨てたのでしょうか。
今日朝テレビ番組を見てたら、東京電力関内の電気は、全原発が停止しても電力は6%余って足りるのだそうです。では何故そうまでして原発を造ったのでしょうか。
電気料金は、水道、ガス、鉄道と同じ総括原価方式なのだそうですので、原発を造れば料金に上乗せできます。つまり、国は庶民を苦しませるよう苦しませるよう運営して来た事になります。

あくまでこれは結果論ですが、福島の原発は当県はおろか、近県に未曾有の被害をもたらしました。まあ、政府も議員も責任などはこれっぽっちも感じてはいないでしょうけれども、日本にとっては致命的痛手です。日本の経済界の経営トップとは、言った事にもやった事にも責任を取らない図太い神経の持ち主でなければ出来ないのでしょうか。原発の問題はまだまだ100年以上は続くでしょう。

とにかく、北海道、東北はもう一度地熱発電に力を注ぐべきです。日本海側の風力発電は足固めの状態ですので、開発は重複しません。

世界を見てください。地震の多いニュージーランド、フィリピン、インドネシアは原発などは使用していないし、地熱発電に力点を置いています。イタリアも例外では有りません。
福島の人達は、地熱発電で、逆に関東に売りつけるくらいの気構えを持ってはどうでしょうか。
タグ:地熱発電

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。