福島第一原発を襲った津波 [地震]

昨日あの大震災の時の津波は二つではなかったと推察しました。それでネットで探したのですが、社会実情データ図録トップという表題で、東日本大震災で確認された津波の高さのグラフを見つけました。
テレビによく出て来る東大の佐藤教授らが調べてたデータが黄色の棒グラフで表示されています。
佐藤先生の人柄は何となく信用しているのですが、ここで面白いのが、佐藤先生は、福島の主立ったところだけを調べています。それによれば、気象庁が調べているデータの岩手、宮城よりかなり高い値を示しています。
気象庁で出しているデータで一番高いのが、
岩手県大船渡市・16.7m
佐藤先生では、
福島県富岡町・21.1m
と南相馬、浪江町、双葉町、大熊町、楢葉町とも結構高い値になっています。
計り方にもよるのでしょうから、若干の誤差が生じるとは言え福島県が高かった事は確かなようです。
東電でも福島第一原発(大熊町)13.1mと計測していますので、1mくらいしか違い有りません。
むしろ高いくらいですから無理が有りません。

で、NHKの映像テレビで、福島第一原発を襲った津波の写真をとっていたカメラマンの証言では、北側の津波をとっていた時に南からも迫って来る津波が有り、その写真を見ると、南からの津波の方が波しぶきが上がっていたと思います。NHKの解説者の話だと海岸の複雑な地形の変化と言う事でしたが、早々北のものを南に方向転換できる程、逆エネルギー運動するとは思えません。つまり、北、南、両方向から来たと言う証拠をここでも見いだす事が出来るのです。
これが正しいとすれば、この付近、つまり第一原発付近で波がぶつかり合い、逃げ場を無くして一気に波が高くなってしまったと言えます。別に東電やその設計者の肩を持つわけではないのですが、そう考えるとやはり、考え難い波、想定外の波だったと言うのは、まんざら否定は出来ません。とは言え、結果は同じ事です。

これとは別の話なのですが、日本経済新聞によると、ハワイのキラウエア火山の溶岩が民家に流れ込んで、最後の民家も引っ越せざるを得なくなったとか。どうりで入院中で知らなかったのですが、一つの危なかったカメラの更新が2月23日以降更新しなくなっていました。日本でも25、26日と結構強い地震が有った日だったはずです。ハワイは日付変更線を跨いでいますので、一日違いの情報です。
ですので、大体連動しています。ですが、南海トラフは連動していません。地球の活動は一枚岩ですから何処かと連動しない限り活動は出来ません。魔法使いのようパッと巨大地震を起こす事は出来ないはずです。
今のところ私にはそれを探せないので、巨大地震は来ないとしか言いようが無いのですが、災害に備える事は怠っては行けないと思います。

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