波理論 [物理]

電子が波だけだと考えると、重力場の中の電子なら今まで通り、普通に考えて良いのですが、地中内部、特に地球が灼熱だった原始地球では、電子が波として何処かに飛んで行ったとしても、有り得る話です。
ここで紛らわしくなるので、原子の内部からの並び順を私のイメージとして書いておきます。

陽子・中性子>反陽子・反中性子>=陽電子>陰電子(反電子)>反中性子
も一つの表し方は、
原子核>陰電子が回っている空間(核力場)>通常言われている電子(陰電子・電磁場)>重力場

左からプラス因子が強く、右に行く程マイナス因子が働きます。陽電子は核力場に取り込まれていて、そう簡単には抜け出すことは出来ません。重力場は電気的なプラス因子がないので、場合によっては、或は地球的レベルの物体では、外部に抜け出すことが出来るものとします。つまり、重力を感じる重力場としてです。

ここで問題になるのが、剥き出しである陰電子です。地球内部の様な重力による圧力がかかるところでは、波として存在できる空間が少なく振動も中々出来ません。とすれば、重力場と同じ外部に飛び出して存在しているとしても、不思議ではありません。有り得る話です。
そうだとすると、今迄の物質のイメージは、大幅に変わります。特に化学の世界に光明を投じます。
まず物理では、ディラックが言ったように、空間は負の電子の海だとしても可笑しくはありません。ただし、地上を境目に、プラス、マイナスが分かれますが、反物質ですので、交わることはありません。また、電磁場も元の位置に戻ろうとする力が働きますから、地上から離れれば離れる程、マイナスの力が弱くなりますが、距離の二乗に反比例するかどうかは、まだ判断できません。核力が違っていますから多分違うとは思うのですが。

これが事実だとすると、電磁場と重力場は同じ空間に同居していて、ややもすると、統一できる条件、イメージが出来上がりました。余計な知識を使わず、今知られている現象を網羅できるはずです。
これを称して波理論としました。

とは言え、最初の頃に書いてた電子のイメージに変更を加えなくてはならなくなったのですが、数式化もしていないですし、一番変わるのは、雷のできる電子のイメージで、そう掛け離れたものではないので、全般的な変更と言うことで、勘弁してもらうことにしました。

こうすると、ある現象が巧く説明できます。それは、冬場よく発生する静電気です。一般には、洋服がこすれ合って、電気が帯電し、乾燥した日など、電気を通す物に触ると静電気が流れて痛く感じる、と言われています。
電気に興味ない人には、それ以上追求する必要も無いし、逆に静電気を防ぐ方法とかに気が向くでしょう。
しかし、学問を追究する者に取っては、説明が不十分です。
その静電気は何処からでて来たのでしょう、と質問されて何人の人が満足に答えられるでしょうか。
それは、元々洋服に有った電子が擦れて出て来た、と説明したとして、では何故擦れると、電気が発生するのですかと言われたらどうでしょうか。こうなると説明が難しくなるはずです。服は人間が活動すると、伸び縮みします。つまり、圧力が掛かり電子が飛び出してしまいます。この時、電子は運動エネルギーを貰っていますので、はっきりとした波として、近くを彷徨うことになります。この時の波の媒体が、同じ電磁場で、既に存在していますから、成立します。
夏場のように湿度があれば、水分等に移動できますが、冬場の乾燥した所では空気自体もさして運動していませんから、容易く移れません。とすると、体やそのごく近くに移動することになり、アースしている金属等に触れば、電気が流れて放電するという訳です。
これだって、正確さを追求すれば、余り良い表現ではないかもしれませんが、意味が通じる範囲なら十分かと思いましたので、これで説明は終わりです。

でも、子供にそんな説明をしたら、「わかんない!」なんて言われそうです。

しかしこの空間、時空、場(三つとも同じことを言っているのですが、巧い名称が無いので取り敢えず。)は、限りがあります。ではこの限りのある空間を光速に近い速度で運動したらどうなるのかという問題が生じます。時間が縮まったり、空間が縮まったりすると言われていますが、そうなんでしょうか。

巧い説明が思いついたら、またアップしたいと思います。
タグ:波理論
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