熱力学と原子の自転 [物理]

物理学には、熱力学と言う分野も有ります。これについては今迄、何も触れていないし考慮もしなかったので、これらを組み込むか何かしなければならないと思い訂正かたがた追加しなければならないと思いアップしました。

化学の分野では熱量とか、気象でも温度、体でも体熱とか、熱を使う言葉は一杯あります。その環境があたり前過ぎて、余り疑問に思う事も無いし、それの方がしっくり行く事も多いのは事実です。
しかし、これを完了した概念でとらえると、独立した学問分野に陥り易く、辿り着けない光景を逃してしまいます。

ヒントとなったのは、NHKの「大科学実験スペシャル」の番組で、ネジオライトという強力磁石の場面でした。この磁石を調べると、鉄とホウ素の混合物の様です。テレビでは教えてはいませんでしたが、子供向けの番組なので、必要もないのでしょう。しかし、科学を目指す者に取ってはこれを解析しなければなりません。
鉄は元々他の金属よりも磁石けがある事は、昔から知られていました。つまり原子自体がプラスマイナス半々に分離できる性質を持っているということで、マイナスの電子が片方に多くよれると考えられます。私の理論では、全ての原子がその性質を持つと言えるのですが、鉄は特にそうだと言えます。通常ではそこで説明は終わってしまいますが、それは私の主旨に反します。
そこで、電子殻に注目してみました。鉄の最外殻の電子は、2で電子価では2類のマグネシウムのような物質に属されそうですが、それだと磁性が弱過ぎます。
電子配列で見れば、2、8、14、2となるのだそうですけれども、私の考えでは陽子、中性子の並び易い核の配列がそのまま電子の並びになるので、そうは成りません。仮に同周期にある臭素と同じ3軌道目の電子の入れる数を18とすると、16個収まり2個余りです。これは酸素と同類となり空気中で結合しないように思われるかも知れませんが、電子は受け取れますから、野ざらしの外部で雨水を浴びれば、電子を奪われ、所謂錆びた状態にはなり得ます。実際の球面積は中性子の分も有りますから、56個分の40個余りで、電子の占める面積比は、16対40で半々ではなく、プラス面積が多くなる気はしますが、このプラスの要素は陽子なので、距離が遠くなり結果的にはプラスマイナスが等しくなりそうです。
とは言え、鉄自体プラスマイナスを打ち消そうと運動しますから、何らかの処置をしなければ、磁石にはなりません。
つまり、電子がプラス方向に行かない様にすれば良い事になります。
これは答えを知る前に、自分なりに考えてマグネシウムではないかな、と推測したのですが、答えはホウ素ということでなるほどと思いました。
多分鉄の原子の結晶にぴったり収まる大きさと、引っかかる鍵のような突出した電子殻軌道があれば良い訳で、ホウ素が合うということなのでしょう。

と結果が出たところで、その前に大気の状態に付いて考えていたのですが、今の気象情報は、大概熱力学的表現です。それで十分一般人に伝わりますし、その方が分かり易いのですが、私が疑問に思ったのが、雲の成分とも言われる水蒸気の上昇です。熱力学では、簡単です。太陽光エネルギーによって暖められた水、又は海水が上昇して上空で冷やされ、雨、雪となって落ちて来る、と言えばそれで通じます。
ところが、燃焼について考えていた時に、大気は窒素も酸素も分子ではなく、単独の原子でいなければ、燃焼しないとしなければ成り立たなくなってしまいました。
とすると、軽い物質から言うと、H > C > N > O >H₃N > H₂O > CO > CO₂ と言った具合になります。つまり水分子は結構重く、上空迄上昇する事が出来ないのです。原子の大きさから言ってもこの順番です。
又一酸化炭素、二酸化炭素は水分子より重く水中に落ちるはずですが、実際はそうなっておりません。水分子の結合に付いては、前にも述べましたので複合体として重くなるだけですので、気体とは分けて考えなくてはならないにしてもです。
なので、光による電気分解で、⁻H⁺ と OH⁻ と分けて考えても窒素より重くてやはり無理です。
だから分子なのよ、と考えるのは強引です。窒素自体は、光としての電子を受け取らないばかりでなく、他の原子とも結合の手を持たない原子と言うことにしないと、不自然なことが色々起きます。生体としての細胞に含まれる窒素は、いずれも弱い結合で、鎖が切れ易いのは窒素原子からです。これをプチペド結合と言うらしいですが、話が逸れますのでここ迄で留めておきます。
又酸素原子が共有結合して、分子として存在しているとしたらそう容易く炭素と結合して燃えることは出来ません。ダイヤモンドを虫眼鏡で集光して燃やすのがどのくらい大変かやってみれば分かります。

そうやって考えると、何か運んでくれる媒体がなければ、上空迄上昇しません。
と考えている時に、テレビで磁石の場面を見て「さては」と思った訳です。
ある程度は出来上がった考えだったのですが、いまいち纏まらなく、ストップしていたのが、動き出しました。
まずは大気が、窒素酸素で充満しているとしました。これはある程度規則正しく並ぶので、太陽光では、ゆらぎ程度の運動しかせず地上、水面上まで透過してきます。ですので、最初に影響を受けるのは、大地の水分や海水です。
電気分解した水は、水素と酸素に分かれます。単体となった原子はゆらぎの間を縫って、自らも自転運動が出来ますから水素は他の原子に忍者の如くくっ付きながら、自転エネルギーを放出して移動できます。水素原子が受け取れる光エネルギーはプランクの理論から < 2 電子です。
そこに、電気分解した酸素が水素が開けてくれたゆらぎ空間を通って移動できます。この時も酸素は自ら自転できます。その自転で酸素の凹みに水素が引っかかりぶら下がり状態になります。この時どちらもマイナス化しているので結合まではいきません。水素は窒素より軽く小さいので、水の中で軽いものが浮く様に、上へ上へと上昇します。酸素も酸素が少ない上空へ、水素を梯子代わりに使って自転しながら上昇して行きます。この動きはスーパービデオカメラをもってしても捉えることが出来ない程高速で、微小です。が、目で確認できる光景があります。積乱雲と言われる入道雲です。遠くで見ればゆっくりのようですが、かなりのスピードです。

そう考えると、条件によっては雷、突風、雹、竜巻といったこともありえます。
この間の竜巻は、被災された方々には御見舞い申し上げますけれども、そうなる条件は整っていたし、元々の地域住民の方はその条件を良く知っているはずです。ですので、気象庁の発表より一早く行動を起こすか、運が悪いと思って諦めるかしか対処方法がありません。「人ごとだと思って!」と怒るかも知れませんが、明日は我が身の心境でもあるのです。
敢えてその条件はと言わせてもらえば、あの日は満月の日でした。それも、日本で何十年に一回起きる金環日食が見れる直前の満月でした。つまり、太陽が一番高く昇る時に、丁度地球の裏側に月がある状態で、上空の厚い雲が大地に引っ張られる力が働く最大値になる状態だったのです。そこに下側から水素、酸素が全速力で昇って来たら、挟み撃ちで降らせる水も少なくなれば、上空で規則正しく並んだ水は、プラスマイナス同士で追っかけっことなり、渦を巻き出します。回転方向は、下からの暖気の方向と、上からの寒気の方向が勝ち合わない方向と、他にも考えられますが、ここは長くなるので無視します。
もう一つは、東京湾の海水の温度です。火力発電に切り替えた湾の海水温は、ただでさえ熱くなりがちな湾の水温を、例年より熱くさせることは当然と考えられます。その熱風がヒートアイランドの都会の熱風を連れて上空の寒気と丁度その地点でぶつかれば、嘗て無い状態に見舞われても可笑しく有りません。

この情報をどう活用するかは、当事者となる人次第なので、私自身どうこう言うことは出来ないことだと思います。

ここで、この考えが通用するものと考えると、新たな問題が生まれます。
と言うのは、酸素は植物の光合成で作られるとする説と真っ向からぶつかります。
つまり、酸素は水から容易に作られてしまうのです。

長くなったので、一旦区切ります。
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