浄水場で発生したホルムアルデヒド [自然]

昨日のニュースで気になったのですが、利根川流域で発生したホルムアルデヒドの問題です。化学記号で表せば、H₂CO です。上流の化学工場で、誤って流れ出したのかと思い何処の工場か、と思い情報を待っていたのですが、今朝になっても特定できないと言うことでした。今は、給水が再開されたと言うことで、やれやれです。
しかし問題が特定できないと言うのは、未だに気になります。この有毒物質は化学記号で判断する限り、この水を大量に飲まない限り、いきなり体に影響するものではないし、シックハウス症と言えども不快感から始まり、重病になったと言う話は聞きません。結論的には、この一酸化炭素が悪さをする訳で、大量に取り込めば一酸化炭素中毒です。

一酸化炭素は微量ですが大気中にも存在しますから、それ程気にせず生きていられます。今回は国の基準値を一時超えたというだけで、そんなにひどくはなかったと想像できます。
しかし、よくよく考えるとこの物質は、自然界でも容易に発生できます。特に塩素を滅菌に使う浄水場では、塩素が触媒として化学反応を起こしますから、前に述べたブログの考えで見事に発生するのです。

気象の条件としては、大量に雨が降り、その後紫外線の強い晴れ間が続けば発生します。それなら今までだって発生していたじゃないかと言われそうですが、私的には、基準値を下回っていただけと言うことだと思います。

これが正しいとすると、事態は深刻です。とは言え、人間行き着くところ迄行かないと、気が済まないところがあるので、「分かっちゃいるけど止められない!」の状態でしょうか。
そうだとすると、この問題は世界規模に及ぶので、やはり明日は我が身です。

なる様にしかならないか、と言うことで気にしたところでどうにもなりません。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。