今後の気象予想 [物理]

6月19日の台風で気付いたのですが、気象予報士の人も言っていました。この時期この様な台風が発生するのは、この仕事を始めてから初めての経験だと。
今年は、春先から爆弾低気圧、関東では竜巻、今回の台風と早くも大荒れです。冷夏予想を、私は出してはいるのですが、今迄の経過を見ると、冷夏と猛暑とゲリラ豪雨と暴風台風が混在した日替わりメニューの大荒れの天候に予想変更となりそうです。
このくらい変化すると、異常をもたらしている原因を突き詰めるのは難しくはなりますが、結果には必ず原因が有ります。それは、気象とは別の理由かも知れませんし、人為的要素も有るのかも知れません。そうなれば、気象ばかり観測したところで、原因は突き詰められません。気象庁の仕事は、当面1週刊の予想が出来れば、御役御免のクリアラインを超えますから、それ迄で良いかも知れませんが、一般投稿でもの申すには、そのラインを超えた詳細に答えなければ成りません。これもある種、逆な形のヒューマンガイドラインと言えます。

さて、今回の台風は珍しく速度の速い台風だと言っていたし、そうでした。私も台風には前に触れているし、もの申してはいるのですが、あれから又大気に付いても私なりに理解を深め、観察の目も肥えて来ました。とは言うもののまだまだだとは思っています。今回不思議に思ったのは、太平洋側の洋上に居座っている高気圧と呼ばれるものです。理論上台風は、海水温の上昇がもたらす大気の変化です。ところが、今回の台風は、その大気を避けるが如く、速く去って行きました。別段偏西風の風に乗ったと言うわけでもありませんでした。なので、台風が去っても、大気は落ち着きません。次の台風が既に発生している性もあるかも知れませんが、自然はマルチタスクで高速処理です。すでに、前の台風では処理できない熱が有って、発生していた、と見る方が正しいと思います。北の方でもそうです。台風が去ったのに、晴れ間も出ずに、雨が降り出し、その次は、それ程でないにしろ暴風です。
私が大気警察官なら、スピード違反で「逮捕だ〜」と言いたいところですが、台風に、「お前はバカか?」と言われて御終いのようです。これは、冗談ですが。

結果から見れば、太平洋岸上の大気が、行く手を阻んでいる事に成ります。今日は夏至です。一年で最も陽が長い日であり、貿易風に最も近い日でもあります。と言っても、日本は北回帰線より北側ですから、偏西風の方が未だ勝っています。これらを考慮しても、この太平洋岸上の大気の動きは変です。これは特に注意して見れば、大地震、余震が続いている地帯に顕著です。何か関係しているのでしょうか。地殻が移動し変化したとしても、大気には影響を与えないと考えるのが普通であり妥当な判断なはずです。考え過ぎ?

このブログの最初の頃に、地磁気発生の究明や、地磁気減少の問題に言及した記事が有るのですが、これらは震災が起こる前で、あれはあれで今でもそうなのですが、地磁気は目に見えるものでもないし、地球内部のコアと呼ばれる部分も目に見えるものでもないので、あくまで合理的に考えられる推測でしか有りませんでした。しかし、あの理論では、オーロラの現象が上手く説明できない事が分かって、はっきりした時点で訂正をしようかなと思っていたのですが、明案が出ずそのままになっていました。今もそれ程纏まってはいないのですが、今の定説と言われるものだと、解けない問題も出て来るので、そのままにして置いては、仮に非常識であっても常識に成ってしまいます。なので、課題と言う形式にして、考える余地を残しておく事にしました。

私もその当時は、地磁気が地球の自転軸に沿って磁石化が出来る仮定で、話を進めていました。それだと、地球の磁力線は、よく見る絵のような線に成ります。なので、太陽風は地球には直接届きません。つまり、オーロラは発生しません。巷では、何か上手く説明しているみたいですが、それだと月の運動が今のようでは無く、かなり乱れるはずですが、そうは成っていません。それとも、太陽風とは元々、重力に比べても大した影響は無いものなのでしょうか。これが一つの疑問です。

次は、その疑問と供に生じる理論と、地球のコア内部における構造が、今迄イメージして来たものとは大部違って来た事による訂正です。
最近の理論では、圧力が掛かる内部では、電子が原子を飛び出て外部迄出てしまうとしました。とすれば、中心部では原子核だけのような存在となり、磁気は生じないとなります。これでも、物質は存在は出来ます。矛盾しません。太陽の中心部でもそうなります。なので、太陽風で吹き飛んで来る物質は、水素のような軽い物質か、質量があるか無しかの、宇宙線と呼ばれるものばかりに成ります。とすると、元々一体と成っていた物質が離ればなれに成っていると言うことであり、距離はあるものの、どこに行ったか絶えず探している事に成ります。それが、元に戻ろうとする力を重力の一部分だとすると、これも今のところ矛盾しない理論になります。
さてそうだとすると、地磁気は何処から発生しているのでしょうか。
考えられるのは、地殻と呼ばれる地球の表面部分です。まさか、とは思ったのですが、よくよく考えても矛盾は生じない事と成りました。北極は大陸が無く、氷山に覆われています。氷は絶縁体とは言わ無い迄も、電気を通さない事は知られていますから、磁力線も出ないと考えられます。南極は大陸が在りますから、夏場は多少なりとも出る事に成ります。これで、S極、N極が分かれる事が出来ます。後は、太陽の放射面積です。これはどちらがマイナスに成り易いかと言うことであり、圧倒的に北半球です。海水は、水蒸気に熱変換しますから、大部分対象からは外しました。
さあ、これで、程度の差はどうであれ、地磁気は発生しました。これは、オーロラが発生する位置とも合うはずです。月も普通に運行します。
それじゃ、北極、南極が太陽風の嵐に曝されるじゃないかあ、と思う人がいるとは思います。しかし、考えてみて下さい、そこは生物が生存できるような環境でしょうか。それでも、南極にはペンギンとかいるじゃないかと。これも、NOです。ペンギンは、ぎりぎり磁場に守られているし、太陽風は、それらの両極では、大概は強い宇宙線なので、通過するか、降って来ても微量なはずです。

これを前提で言えば、震災地での地震、余震が続いているところは地殻が大部変化しており、地盤沈下したところに、海底では溶岩等のプラス物質が吹き出たところもあるはずです。少なくとも過去のブログではこれを想定して津波の高さを割り出しています。他の人の意見は参考にしていません。
とすると、その部分の地磁気は減少している事が予想され、そうなれば、高気圧とされる大気は、または、雲は移動困難と成ります。つまり、台風等の外力としての風力が後押ししてくれないと、偏西風を起こせない事に成ります。

去年は起こったばかりで、顕著ではなかったにしろ、今年は今迄起こった事もない爆弾低気圧も起こり、東北沖の日本海で、反時計回りの低気圧も発生するように成りました。これが事実だと、事態は深刻です。この様な嵐は、事有る事に、日本列島を襲い、被害をもたらす事に成ります。

とは言えあくまで仮説ですから、そうだと断定は出来ないし、そうでないとも断定は出来ません。まあ、どのような被害が予想されるかを言わせてもらえば、台風等による、土砂災害、河川の増水による、浸水、農作物の不作、倒木による停電等でしょうか。電気不足の心配は、逆に無く成りそうですが、今後何百年か稼働できる原子力発電何とか法は、どさくさに紛れて、昨日可決されたようなので、ドジョウの思惑は、成功したようです。そこに、夏場暴風が襲って、停電でも起きたら、何のため稼働したんだろう、と言うことになる分けですが、毒を食らわば皿迄ですか。

私は、どちらでも腹は痛みませんので、高みの見物ということで、有識者の皆さん頑張って下さい。
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