アオウミガメって? [防災]

また気になる情報が有ったので、考えてみました。
それは、7/2日に記事で、オーストラリアのクイーンズランド州、タウンズビル南部、アップスターと湾付近で、アオウミガメが70匹以上死んでいるのが発見された、と言う記事です。この手の生物の死の情報は、生態系が狂って来ているので、あっちこちで有るのですが、これもまた、死因が分からないのだそうです。

で、余り誰も着目しないと思うのですが、カメの甲羅や表皮は、基本を六角形とした幾何学模様を体に合わせた形に変形させたシンメトリー模様だと言うことです。
物質の基本に忠実で、イルカに比べれば、大した知能は無さそうです。
かと言って、成長してしまえば、まず外敵に襲われる事は無く、長生きしそうですが、どうしたと言うのでしょう。
ウミガメに付いては、詳しくないので調べると、回遊生物で、ワカメやカイやクラゲ等を食べ、空気呼吸だそうです。卵を産むシーンは、有名なので、言わずもがなだとは思いますが、人里離れた砂浜に大量に卵を産むのは、ウミガメだけでしょう。
回遊は、太平洋等の広い海域の端から端迄、移動しますから、結構長い距離ですが、寒い地域は苦手の様です。この回遊は、潮の流れによる回遊の様ですから、自然な回遊なのでしょうけど、潮の流れは年ごとに違うでしょうから、生体磁石成る物も備わっているものと思われます。

それを踏まえて考えても、目的近く迄来て、卵を産み終えず、何で死んでしまうのでしょう。イルカやクジラが地磁気の乱れを読み取れず、陸に間違って上がってしまうのなら、海に戻る事が出来ず死んでしまうと言うのなら未だ話が分かりますが、ウミガメの場合、陸の上を歩けますから、海に戻る事は可能です。また、大量に湾に迷い込んで酸欠死するイワシの群れとは違いますから、それも考え難いです。

仮に汚染やウイルスで無いと仮定して、私の理論で言うと、一つだけ考えられる事が有ります。経度150° ~ 165°の間の地磁気が相当狂っていると言うことです。
しかしこれだけでは、ウミガメは死ぬ事の程では有りません。もう陸地は目前だし、陸から返す波で陸の方向が分かります。
ここで悩んだのですが、例えばこう考えたらどうでしょう。親ガメは、陸に近づくに連れ、卵の中の子供に、海に変える方向を遺伝子の中に、教え込まなければ成りません。と言うより磁気だけを頼りに陸迄辿り着けば、それで遺伝子に残せます。
また今迄問題も無ければ、そう言う方法しか知らなくて済んでいました。ところが、親ガメの中の遺伝子には、そう言う情報が無ければ、誰も、教えてくれるものはいません。そうなれば、ウミガメに取ってはパニックです。卵を産んだところで、子ガメが帰る方向が分からないのであれば意味が有りません。そうこうしている内、流産となり、この場合の対処方法が分からなければ、ノイローゼと同じ状態と成り死んでしまう、とすれば、ある程度辻褄が合います。
こう言うと、色んな意見が出て来そうです。海ガメだって波の音を聞き分ける能力ぐらい有るだろうと。確かに有りそうです。しかし、それ程発達しているとは、言えないのではないでしょうか。まして、子ガメは、小さいので、砂浜の起伏で、音が反射、共鳴すれば、方向を見失いがちです。
まあ、仮定の話ばかりでは前に進みませんので、これくらいにして、言いたいのは次からです。

それでは、地磁気が本当に乱れているのはどうすれば、確認できるでしょうか。
この経度のラインには、カムチャツカ半島が有ります。ここは、東日本大震災の時も迷った半島なのですが、この島の活火山は、ハワイと完全に繋がっています。なので、活動し易さから比較すれば、ハワイの方が未だ流動的です。それでも噴火するようであれば、それに引っ張られるように地殻変動が起きるのは、北海道、青森沖の海溝付近です。先の地震では、地殻が未だ破壊されていませんので、同規模の地殻変動が起きれば、津波が襲って来ます。
この場合の津波は、そう想定済みで、最大約35mとされていますから、先の大震災並みの被害に成ります。
問題は、それが何時か、ですが、ウミガメの死因が上記の通りだとすると、条件は既に整っています。2010年の時も、お盆が過ぎても猛暑が続き、鳥インフルエンザも又襲って来て、回遊生物にも異常が見られました。
今回は、世界レベルで、日本では観測できないとしても、地殻の動きに国境等は無く、地球は大きく見れば、それ自身で一枚岩です。世界の出来事を見過ごす事は出来ません。

今年の北日本は、6月だと言うのに、北海道で真夏日が有ったり、その後に青森で竜巻が発生したりと、聞いた事の無い様な気象が続いています。南も九州では豪雨が続いていますが、西日本は今のところ地震とは関係無さそうですので、除外します。オーストラリアのメルボルン近くでは、珍しく地震が有りました。これは、タウンズビルと同じラインです。ちょっと外れた所には、バヌアツが有り、ここも地震活動が活発です。
気象庁の気象衛星動画では、画像が外れているので、確認が出来ないのですが、雲が反時計回りで渦巻く所だと思われますので、磁場が働いていないと想像できます。また、カムチャッカは北とは言え、今年の気温上昇から行って、相当日差しを浴びていると思えるし、電子が滞留している筈です。とすれば、マグマはオブジェクトとして呼ばれます。
さてこうなると、未だ活動が本格化していないのが、カムチャツカだけです。そもそも、ここは、南北に引っ張られて出来た様な島で、マグマが3方向に流れているのが、グーグルアースで確認できます。アリューシャン列島、千島列島、そして変則的に、ミッドウエー諸島を通って、ハワイへと続きます。

これから言える事は、今年火山が噴火しても可笑しくない状況です。
なので、今年噴火が起こったとします。しかし、この噴火は、すぐには地殻破壊を起こす様な地震には繋がりません。クッション材としての逃げ道がいっぱい有るからです。ですから、今回は、防災に対する避難期間がかなり有ります。私の予想では、3ヶ月以上は有ります。

ですが、国としては何の事か分からずじまいですし、他国の事は他人事ですから、避難計画は当然出しません。仮に出したところで、地震、津波が小規模するわけでもありませんので、後は当事者の判断次第です。高台にこれから避難場所を計画するとしても、先立つものは、殆ど期待できませんし、優先順位は、かなり低くなります。とは言え、冬の寒さを考えると、東北のようには行かないとも言えるし、二重生活に成るにしろ、その方が地域を再生する際には、かなり有利です。特に、漁業を生業とする人達に取っては、死活問題です。

考えてみると、この被害は、北方四島も含まれるのですが、ロシアは多分含中に無いでしょう。

自然は、人間の愚かな行為とは、没交渉です。私もその一部かも知れませんが、環境を壊せばそのまま問答無用で答えを用意してくれます。あの大震災で、少しは国の在り方が変わるのかと期待したのですが、見たところ、体勢は変わりませんでした。誰が悪いの良いの、二酸化炭素をお金で外国から買えば済むのどうの、電気が足りないのどうの、もうそんな低レベルの話では済まない状況が目前なのに、どうやら、赤信号、皆で渡れば怖くないのレベルは無くならない様です。

Hi-net高感度地震観測網の画像で見ると、北海道付近の地震には、明らかに千島列島に並ぶラインで発生するプロットが出来ます。また、その発生回数は、増えてもいないのですが、減る傾向にも無く、継続しています。
今迄述べた事は、あくまで、考えられる範囲で言っているので、必ずと言うものでは有りませんし、ウミガメは、太陽の動きで行動していて、磁気能力は無いかも知れません。
余り知られていない生態は、地球上には、まだまだ沢山有ります。
何を好んで金の掛かるものばかりが優先されるのか?どうやら、水族館や動物園で知れる事は、限られている様です。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。