蚊の様な生物 [生物化学]

虫と言われる中で、理解できない物に蚊が有ります。蚊は主に人間が居ない限り、繁殖できないと言う認識なのですが、人間をターゲットにした生き物は、他には居ません。最近の蚊は、自然淘汰で、人間に直接捕まらない様、飛行技術が俊敏と成り、スマート化しています。wikipediaで調べると、はっきりとは分かりませんが、多分、生物が誕生した時点で、蚊も誕生してる様です。
空中生物では、蚊も小さいですが、もっと小さい虫もいます。人間を襲う事はないでしょうけれども、何かの予備軍には成ります。

ここで注目しているのは、その小ささと、繁栄の仕組みです。
虫は自ら体温を保てないので、活動できる時期は限られています。なので、うだる様な暑さの時、活発に活動します。それでも、直射日光は水分を奪われますから、活動は日陰か夜になると思いますが、それらのエネルギー源は、成虫に成ってから得られるのではなく、殆どは幼虫の時だけだと思います。成虫に成ってからは、殆どが子孫を残すための活動であり、それが上手くいけば、寿命で消えて行きます。
さてそうなると、成虫に成ってからは、人間のように口からエネルギーを取り込むのではなく、何かからエネルギーを取らないと、何日も運動が出来ません。
考えられるのは、光エネルギーしか有りません。そんな事が可能なのでしょうか。可能だとしたら、ソーラーパネルを持っている事に成ります。そんな話は、聞いた事もないし、有り得ないように思います。しかし、昆虫の羽は、何の物質から出来ているか誰も言っていません。もし私がトンボの様な昆虫だったら、羽の材料を、カーボンで作り柔軟性が求められる所と、駆動軸は窒素でベアリングの如き仕様にします。この電子の流れを、エネルギーに代える仕組みは、身近では、ソーラー式の電卓が有ります。炭素については、最近カーボンナノチューブがやっと出て来た状態で、トンボの羽の様な物を作る迄には至っていません。

考えてみれば、虫の羽は体の大きさと比較しても、今の飛行機と変わりません。グライダー成る物も有りますが、気流を利用しているだけで、虫のように離発着は出来ません。マトモに考えれば、虫は結構燃料となるエネルギーを必要とされそうですが、補充はしていません。
かなりこれも確信が有るのですが、飽くまで仮としてこれがそうだとして、話を続けます。

ハエや蚊は、死骸や動物等の食物連鎖で残る残物や血液の掃除屋として、呼ばれたオブジェクトである事は、明らかです。そうだとすると、太古の昔、蚊は、労せずして血液を得ていた訳ですが、人間が台頭して来るに従い、中々血液を得る事が、難となります。そこで直接生きた人間から血をいただく方法を編み出します。それが、注射針の様な口であり、血管まで届けば良い訳であり、体の大きさはそれに合わせている事になります。

ここで蚊は、教えてくれます。蚊は人間の血液を、どう処理しているのでしょうか。血管はヘモグラビンと言う赤血球と一緒に酸素を運んでいるとされています。酸素は、電子を安全に運搬できますから、新しい電子を運んで、古い電子は、アースできますから、空気から得られた酸素は、O₂ としての、酸素分子として排出されることになります。ここは迷ったのですが、「熱中症と紫外線」のブログの内容と矛盾するように思えますが、実はあの時も迷っていて、酸素原子は普通大気中では、2個の原子を取って単独に存在し、それ以上の電子も紫外線が強い場合受け取れる訳で、それが多い場合、熱中症になるとしなければならないところ、気が焦っていて、ああなってしまいました。済みません。
これだと、大概の現象が上手く説明できますし、酸素分子は、電子をこれ以上出しませんので、燃える物質では有りませんが、光を受け取れば、また元通りに呼吸の出来る酸素になります。只密室の暗闇では、酸欠状態にもなります。
実際体を構成している酸素は、タンパク質の中に有る食べ物から摂取すると考えるのが適切で、大気中に沢山有る窒素を、肺から取り入る事が出来ないのと同義です。

とすると、「えら呼吸」の記事も違ってきます。これは参った、と言うか、あの記事は結構アクセスが有ったブログで、その人達が、またこのブログを読んでくれるかの問題が生じてしまいました。これは、読んでくれるものと思って進めなければなりませんが、あれ自体も、一般常識から抜け出ていますし、今回の方がもっとまともなズレだとすれば、少しは気が楽です。
えら呼吸をしている生き物は、水中の酸素を取り入れているのではなく、水中の電子を物質から取り入れている事になります。水中の中も酸素が比較的安全に取り入れられるとしても、水の中では酸素でなくても、火事の様な燃焼さえ起こらなければ、何でも良い訳です。例えば、電子を多く含んだナトリウム、塩素、マグネシウム、カリウムと様々です。
因に、水槽の中の金魚等は、一早く電子を含む物質を無くしてしまい、空気を送らなければ、電子の充電時間に間に合わず、特に夜間に死んでしまいます。
子の理屈が分からなければ、酸素ボンベに酸素分子を充満させておいたところで、酸欠で死亡という、潜水士の事故も考えられます。
この事実証する考え方は、両生類と言われる生物を観察すると、更に今まで不問とされている謎が解けて来ます。
今再稼働した原発の周りにクラゲが大発生しているみたいですが、呼吸器官がない様な生き物が、夏海面近くで生きられる謎もやっと理解できました。ところが、どっかの副大臣が、「たかが自然のクラゲ如きに・・・」とか言っていました。この言葉は、たかが津波如きでもあり、たかが声無き民でもあります。見た感じ、クラゲ程頭を使っていない様な気がしますが、どうなんでしょうか。

では、主食である炭水化物を、どうして摂取しなければならないのかと言う問題が生じます。確かに肉食動物は、炭水化物を摂取しなくても、生きて行けます。特にライオンはそうです。しかし、ライオンは冬寒い雪の多い地帯では、餌も少なく寒くて生て行けない筈です。そこで登場するのが、お米や小麦です。古代の人はどうしてこれに気付いたのでしょう。そこには、一種、長時間ドラマが作られそうですが、別に席を譲るとして、この仕組みを理解していれば、争いが如何に無意味か分かる筈ですなのですが。
今知られている炭水化物は、炭素に水分子が何個か付いた数種類のパターンの化学式で表されます。ところが、人間の細胞を作る-C--C- と言った物質が有るとは、謳っていません。多分確証が無いし、不問になっていると思います。
私の理論では、これらは、逆の反応ですから、光合成では出来ません。大気中でこれらの反応をする事は、燃焼を意味します。では、人間の体の中に炭水化物を摂取した場合、この反応はどうでしょうか。水を多く含みますから、どうかすると可能です。つまり、体が温まる程の燃焼で済みそうです。保存食でもあるお米は、冬寒い時期でも、体温を下げずに維持できそうです。

蚊に付いて考えていたら、こんなところまで来てしまいました。方向はちょっとズレてしまいましたが、まだまだ、知られていない事は、多く有りそうです。
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