集中豪雨と梅雨前線 [気象]

昨日も九州地方は、集中豪雨の嵐に曝されている様です。
亡くなられた方、被災された方のご冥福と御見舞い申し上げます。
それで、疑問です。気象庁は未だに梅雨前線と言う表現を使っています。さすがに昨日辺りは梅雨に躊躇うトーンダウンな表現に変わりましたが、私もこの災害が起こるまで、梅雨前線の仕業と思っていました。北には未だ寒冷高気圧が有り、南からは熱帯低気圧が高気圧に押し出される格好で、北上して、湿った空気が打つかり、局所的に大雨を降らしていると。しかし、いくら考えても梅雨前線がこうも長く停滞する事は、考えられませんし、私の住んでいるところは、日本では北側で、豪雨が発生する前の日は最高気温が30度を超えています。上空に寒気団が有るとは、何処まで上空なのでしょうか。九州の人達も、もういい加減梅雨前線が北に行って、夏が来ると思っていた筈です。そこに未だ被害を及ぼす雨が降るとは、誰しも思っていなかっただろうし、備えだってする訳が無いし、出来る訳でもありません。
なので、これは梅雨前線の様なものではなく、別に原因があると、睨みました。

地球の地形を見ると、九州地方を通る気流は、ヨーロッパから見て行くと、有る蛇行した綺麗な気流が生じる事が分かり、季節によって3波ぐらいに分かれます。その一つに、中国の黄河、揚子江の間を通る気流が有ります。ここ数日の気象衛星映像を見ると、この辺から絶え間なく発生する雲が写ります。実際雲が見えるまでには、見えない発生源まで追って行かないと、気象を見誤ります。
この雲の発生する付近の揚子江の途中には、大きな湖が有りそれも手伝っているのかも知れませんが、注目したのは、それではなく、この雲を作っている雲となる大気の物質です。前にも言いましたが、上空まで登った水滴は、何か芯となる物質が無いと、大雨が降らないとしていました。普通の雨であれば、窒素でも十分降ります。しかし、大粒の雨が局地的に降るとなると、窒素では理論上無理が生じ、何か別のものを考えなければなりません。中国で、その辺の工場から出る排煙がどのようなものか、こちらからは伺い知れませんので、これも仮定の話になりますが、この物質が、気流に乗り日本まで流れ込んで、大雨を作っているとすれば辻褄が合いそうです。普通に出る CO2 はどうかと考えました。しかし、これは結構重い物質です。日本まで来る間に、大地か海に雨と一緒に落ちそうです。
さて、残る物質はと考えると、窒素と同程度で、酸素以外となると、有りません。

今までの常識からは、これらのゲリラ豪雨は発生しないはずです。多分気象庁も気象予報士も頭を抱えている筈です。辻褄合わせは出来るかも知れませんが、狐につままれた気分にしかならないでしょう。
なので、常識をひっくり返すしか有りません。ひっくり返すと言っても根も葉も無い事を考えても始められませんので、私の常識の範囲に留まります。
まずは、CO2 です。木を燃やしたりする場合、これでも、化学結合は起こりそうですが、車や清掃工場から出る二酸化炭素とは、本当にそうなのかです。
この場合の燃焼は、燃焼室と言うものが有って、どちらも圧力をかけ強制的に空気か酸素を送っている筈です。と言うことは、組み合わせの可能性として、炭素、リン、イオウ、塩素(C, P, S, Cl) の有害物質の結合も可能な筈です。確か中国の排出規制は緩く、近隣の住民も迷惑を被っていると聞きます。さてこれらの排気ガスは、大気中ではどうなるかと言うと、光を浴びれば、化学分解します。特に軽い物質と、比較的重い物質の組み合わせですから、大気中では相性が悪く、分解し易い筈です。分解した物質は、炭素以外、自らの原子と結合できるので、分子となり、この時発生する電子で、光化学スモッグと言われる現象と、温室効果も発生します。
問題は炭素です。私の理論では、単体となった炭素は高速自転する危ない原子としています。しかも、窒素より軽いので、容易に上空へ移動できます。上空で待っているのが水分子だとすると、雨水の芯としての役割を果たせます。しかも、かなり水分子が多くなれば、振りほどいて、自分だけ上空に留まって大気上空を移動する事も可能です。これが、ゲリラ豪雨の原因だとすると、辻褄が合います。ただしこれは、酸素と結合するのが一番安定しますから、二酸化炭素として地表に、いずれ落ちる事になります。その時伴う現象としては、雷が考えられます。
こればかりが、雷の原因でないにしろ、この場合も考えられると言う意味でです。

これは、私の一つの推論ですので、もっと別な理由、パターンも考えられるでしょうけれども、うっかり梅雨だからと片付けると、思わぬ落とし穴に落ちてしまいますので、取り敢えずは、そう考える事にしました。そうであれば、他の地域も、考えられる被害予想に役立つとは思います。

ここで偶然気付いたのですが、この雨は、一部、炭水化物が含まれています。つまり、この考えが、考えられる範囲以内で有ることでもあります。

以上のことを踏まえて言えることは、この豪雨は、南方から、西方からの湿った空気が来る限り、集中豪雨は、止まりません。季節を問わず、条件さえ折り合えば、何度でも、毎年の行事となる可能性があります。中国は中国の事情が有るでしょうから、日本側から強く言えないし、日本の場合、東は太平洋なので、心配は無かったので、考えもしなかった状況なのだと思います。
雨は、北極、南極の氷が解け出せば、増える訳だし、この現象は世界レベルでも起きていますから、対策はこれからが本番となりそうです。
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