オーストラリア大陸の続き [地球物理学]

 オーストラリア大陸の続きとして、この大陸移動が正しいとすると、この延長線で展開する大陸移動が説明できる事象があるので、それについてちょっと触れてみたいと思います。それは北アメリカと南アメリカです。これらは初め今のハワイがある付近まで移動して行ったと仮定したとして、慣性運動移動なので止まる要因が生じない限り東のはずれのユーラシア大陸にぶつかってしまいます。その時の押し寄せる大陸の歪みで分裂したのが今のオーストラリア大陸であり、ちょうどいい具合に分裂したのではなく、大きく分裂してしまい移動に伴いその不足分を補うために移動して行ったのが隣接していたインド大陸です。又その反動で末端である東のはずれも分裂して行ったのですが、その部分が日本列島であり、その延長として東南アジア周辺があります。その影響で、北のアメリカ大陸と呼ばれる部分は戻り始めます。南の大陸もオーストラリアが西に移動して行く分戻り始めるのですがアフリカ大陸の岩盤が強固な分、自らが分列していかなければ戻れません。その時できたのが南極大陸の一部であり、今のチリと呼ばれる陸地はオーストラリアの東側のラインに沿って湾曲していきます。では北半球はどうかと言うと、今のニューヨークがある東側のラインが然程変形していないところを見ると、逆に変形を食らったのは、今のヨーロッパの方です。イギリスは元々スペインとフランスの間にあって陸続きだったのが、北と西からの外圧によってスペインとフランスはイギリスを置き去りにアフリカに近づいてしまいます。元々開けていた地中海はジブラルタル海峡を残して閉じてしまいました。有名なエトナ火山、ヴェスヴィオ火山が噴火するのはそのせいだと思います。他に進化論で有名なガラパゴスもイギリス同様移動の際に取り残されて島になった分、イグアナは海にも適応できるよう進化した生物です。


度々自然災害に見舞われる国々の人々、又は生き物達は、何故このような災害が起こるのかは何万年、何千年の謎、疑問でしたがある程度この疑問に答えるだけの展開になったと自負しています。日本の地震による災害は日本だけ見ていたのでは防げません。そう、世界の地震を見て順番に考えていかないと、発生のメカニズムの解明はできない分けです。大地は地球が存在する限りにおいて繋がっているのですから。次は、「植民地政策から見た第二次世界大戦」と言う題材を考えているのですが、考えていくと物騒な世界の未来が見えて来るので、どうしようか迷っています。


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