北アメリカの大陸移動で起こったと見られるリスボン大地震 [地球物理学]

 北アメリカの大陸移動で考えていたらリスボン大地震に行き当たった。全然知らなかったのですが、規模としてはあの東日本大震災に匹敵するくらいの地震だったらしい。
津波は大陸が阻んだせいで日本には到達しなかったみたいですが、チリの津波が到達するくらいですから、大陸が無かったら到達したに違いありません。時期としては江戸時代の中期、田沼意次のころですから、日本ではプレート的には比較的安定した時代でしょうか。又、マルコポーロもジパングに来ており東方見聞録ですでに西洋諸国に紹介されていたと思います。で、注目したのは、海溝もないこのポルトガルの沖で何故大地震が起きたかです。なるほど、めったに起きない地震地域なので、多くの神学者を悩ましたに違いありません。なかんずくドイツの神学者ならそうだと思います。たぶん今でも分からないのだと思います。答えはアメリカ大陸の西に移動する張力で起こった地震だと思います。あの無敵艦隊であったスペイン艦隊が衰退していった原因もなんとなくうなずけます。年代は1755年とあり、東日本が2011年ですから周期で見れば、256年周期になりそうですが、大地震はだいたい1200年開いていますので、単純に考えて次にポルトガル、スペインに大地震が来るとしたら、約1000年後でしょうか。で今はGPSが有りますから陸の移動は観測できますが、それは基準が動かないことを前提としています。ところが、どう見ても大陸といえども、どれも移動している形跡があります。となると、判断するのは機械ではなく飽く迄人間ということになりそうです。今北アメリカ大陸が西に移動しているのか、東に移動しているのかは、地震、噴火を見ていかないと分からないと言うことです。
単純に考えて、引っ張りが地震であり圧縮が噴火です。
地形が複雑であれば同時に起こることも考えられます。また、地震噴火が起こることによって、移動が逆になる事も考えられますから考慮しておかなければなりません。今、口永良部島、桜島が噴火しているのは南からの圧縮か、北からの圧縮の力が掛かっているせいだと思います。だとすると、パキスタン(追記:ネパールの間違い)で地震があり、キトのコトパクシが噴火しているので、オーストラリア大陸は東に移動していることになります。それなら、日本では引っ張りで地震だろうと考えたくなりますが、ニュージーランドの地震で分かる通り、ここは南北に分かれており離れる時の地震と考えられますから、北は北側に移動で日本では圧縮です。つまり、この移動が完了しない限り噴火は続き、逆になった時、南海トラフ地震の始まりです。で、今台風15、16号が来ていますが、いくら温暖化とはいえ海水が温まり過ぎなので、こう考えました。海底火山からお湯がいたるところから吹き出しているせいだと。まあ、一つの考えられる説明なので参考できると思う方はどうぞ!

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