波理論 [物理]

電子が波だけだと考えると、重力場の中の電子なら今まで通り、普通に考えて良いのですが、地中内部、特に地球が灼熱だった原始地球では、電子が波として何処かに飛んで行ったとしても、有り得る話です。
ここで紛らわしくなるので、原子の内部からの並び順を私のイメージとして書いておきます。

陽子・中性子>反陽子・反中性子>=陽電子>陰電子(反電子)>反中性子
も一つの表し方は、
原子核>陰電子が回っている空間(核力場)>通常言われている電子(陰電子・電磁場)>重力場

左からプラス因子が強く、右に行く程マイナス因子が働きます。陽電子は核力場に取り込まれていて、そう簡単には抜け出すことは出来ません。重力場は電気的なプラス因子がないので、場合によっては、或は地球的レベルの物体では、外部に抜け出すことが出来るものとします。つまり、重力を感じる重力場としてです。

ここで問題になるのが、剥き出しである陰電子です。地球内部の様な重力による圧力がかかるところでは、波として存在できる空間が少なく振動も中々出来ません。とすれば、重力場と同じ外部に飛び出して存在しているとしても、不思議ではありません。有り得る話です。
そうだとすると、今迄の物質のイメージは、大幅に変わります。特に化学の世界に光明を投じます。
まず物理では、ディラックが言ったように、空間は負の電子の海だとしても可笑しくはありません。ただし、地上を境目に、プラス、マイナスが分かれますが、反物質ですので、交わることはありません。また、電磁場も元の位置に戻ろうとする力が働きますから、地上から離れれば離れる程、マイナスの力が弱くなりますが、距離の二乗に反比例するかどうかは、まだ判断できません。核力が違っていますから多分違うとは思うのですが。

これが事実だとすると、電磁場と重力場は同じ空間に同居していて、ややもすると、統一できる条件、イメージが出来上がりました。余計な知識を使わず、今知られている現象を網羅できるはずです。
これを称して波理論としました。

とは言え、最初の頃に書いてた電子のイメージに変更を加えなくてはならなくなったのですが、数式化もしていないですし、一番変わるのは、雷のできる電子のイメージで、そう掛け離れたものではないので、全般的な変更と言うことで、勘弁してもらうことにしました。

こうすると、ある現象が巧く説明できます。それは、冬場よく発生する静電気です。一般には、洋服がこすれ合って、電気が帯電し、乾燥した日など、電気を通す物に触ると静電気が流れて痛く感じる、と言われています。
電気に興味ない人には、それ以上追求する必要も無いし、逆に静電気を防ぐ方法とかに気が向くでしょう。
しかし、学問を追究する者に取っては、説明が不十分です。
その静電気は何処からでて来たのでしょう、と質問されて何人の人が満足に答えられるでしょうか。
それは、元々洋服に有った電子が擦れて出て来た、と説明したとして、では何故擦れると、電気が発生するのですかと言われたらどうでしょうか。こうなると説明が難しくなるはずです。服は人間が活動すると、伸び縮みします。つまり、圧力が掛かり電子が飛び出してしまいます。この時、電子は運動エネルギーを貰っていますので、はっきりとした波として、近くを彷徨うことになります。この時の波の媒体が、同じ電磁場で、既に存在していますから、成立します。
夏場のように湿度があれば、水分等に移動できますが、冬場の乾燥した所では空気自体もさして運動していませんから、容易く移れません。とすると、体やそのごく近くに移動することになり、アースしている金属等に触れば、電気が流れて放電するという訳です。
これだって、正確さを追求すれば、余り良い表現ではないかもしれませんが、意味が通じる範囲なら十分かと思いましたので、これで説明は終わりです。

でも、子供にそんな説明をしたら、「わかんない!」なんて言われそうです。

しかしこの空間、時空、場(三つとも同じことを言っているのですが、巧い名称が無いので取り敢えず。)は、限りがあります。ではこの限りのある空間を光速に近い速度で運動したらどうなるのかという問題が生じます。時間が縮まったり、空間が縮まったりすると言われていますが、そうなんでしょうか。

巧い説明が思いついたら、またアップしたいと思います。
タグ:波理論
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光の性質 [物理]

重力場を考えると、重力波が出て来たり、量子化の問題が出て来たり、重力場での光は、波か量子(粒子)かの問題が出て来たり、とイメージするのが大変です。
光が波か粒子かの問題は、二重性を持っているとして解決済みだとされていますが、光は電子にも応用が利きますので、どのような時には波で、どのような時に粒子として振る舞うのかを、はっきりする必要があります。
今のところ不確定性原理が生きているので、正確に検証するのは不可能で、近似でしかできない確率論でしか表現できないことになっています。では、リセットしてもう一度考えてみます。

光の性質として、反射、回折、屈折、干渉と波としての性質を持つことは既に知られています。と言うことは、波を伝える媒体があり、それを私は重力場としました。これはこれで、ここ迄は、矛盾、論理破綻はしていません。私達が日常生活で体感している光はすべて波として説明できそうですが、それに異を唱えたのが、ニュートンでありアインシュタインでした。光電効果は、有名ですが、ここで考えられた電子が問題で、果たして、電子も波として振る舞ったり粒子として振る舞ったりできる物質ということになっています。
ここは、教育で教えている文言と掛け離れるのが、化学です。化学では電子は波とは言っていません。逆に粒子とも言っていません。ただ、原子には陽子と同じ数だけ電子があるとだけで、図で簡単に表しています。
化学の目的は、物質の化学反応で出来る新たの物質の説明が主でしょうから、それはそれで区切ってしまえるジャンルなのかもしれませんが、では高校レベルで電子は波でもあります、と言って生徒に納得のいく説明ができるでしょうか。疑問です。

それでは、そもそも波か粒子かは、何処で区分しているのでしょうか。実はここが曖昧なのです。
粒子や波は、便宜上人間がつけた名前であり、本当の姿は分からない、とした方が、新たな道筋を見つけられそうです。ひも理論もその一つかもしれません。
では、すべては、波の性質が特化したものだとしたらどうでしょうか。何故かと言うと、馴染みのある光が、殆ど波の性質を持つので、都合が良いと考えたからです。

とすると、観測できる現象は波としてすべて表現しなければなりません。となると、苦しい場面に遭遇します。地上でよく見られる、石だとか砂だとかは波としてどう表すのか?波ならしばらくしたら、波として消えてしまうんじゃないのか、と言われそうです。また、理論を押し詰めていくと、今迄粒子としていた表現も使えなく名称も出て来るので、ごちゃ混ぜになったとしても、進化前の遺産と言うことで、勘弁してもらうことは、あらかじめ断らなければなりません。

波には、必ず寿命があります。原子にも寿命が出て来ます。それを構成している陽子にも中性子にも寿命があることになります。ただ、原子の寿命は、人間の思考とは掛け離れて長く、天文学的年数になるとすれば、解決できます。地球の年齢や化石の年齢を測るのに、ウランの放射壊変や半減期約5,730年の炭素14が使われるように、寿命があるので矛盾しません。
他に波だとすると、波の強さ、弱さで色んな物に変化したように見えます。特に原子核外の粒子と呼ばれる物は、核内の振動波やスピンによっても、変化したり突然消滅したり、生成することもでき、遷移も可能です。
この考えで重要なのは、場と呼ばれる物は、すべて反粒子と呼ばれるものだということです。これは、前にも何ども言っているのですが、反物質と呼ばれる反粒子は粒子ではなく波でもなく、それを存在せしめている媒体だと言うことです。

では、場は波でしょうか。イメージは難しくなりますが、普通の波とは違った波と言っても間違いではないと思います。なので、重力波も存在しますが、重力場で観測する観測者には、波を考慮して波を差し引いた仮想空間を想定して観測しなければならないので、難しいと思います。

今のところ論理破綻は起きていないので、矛盾が生まれたり、新たな展開が生まれたら、またアップしたいと思います。
タグ:光の性質
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重力場 [物理]

前のブログの延長線で、出て来た問題なのですが、光が伝わる媒体に付いてです。
これについては、もう色々説明が出ているし、それなりに納得できてはいると思いますが、そこに出て来る真空と重力場、古典に出て来る媒体としてのエーテルの概念が、曖昧ではないかと思い、私なりにまた解釈してみました。

これは私が最初にアップしたブログのテーマでもあり、その後何のアップデートもしていないので、ちょうど良い機会です。最初のブログでは、エーテルが無いとしたのは間違いだった、で終わりにしました。つまり、光が伝搬するには、やはり媒体がなければ伝わらない、としたものです。それがその後、真空と言う何もないものに変わりました。これは、アインシュタインが、一般相対性理論を発表する前です。その後、時空の理論が展開され、物質が存在すれば、時空が生まれその空間の性質が重力を作り出すと言う重力場の提唱がありました。
さてそうすると、太陽系を駆け回っている光は必ず大なり小なり重力場を通ることになり、重力場という媒体があることになります。(過去のブログでは、安全策を取って重力場ではなく時空を使ってますが、同じ意味で使っています。)
もちろん重力場自体、質量があるとか目に見えるとかという性質のものではなく、言ってしまえば、真空みたいなものでも通用するのではないでしょうか。当然電磁場も、物質が作り出す重力場の空間を媒体として伝わることになります。
と考える、哲学的表現になり、作者の意図を見失うと、もう目をそらせざるを得ません。この手の学びの世界は、日常生活には、ほとんど関係はないし、実用、実践的でもないので理解できてもできなくても、関わり無い人には一生関わりのない世界でしょう。しかしこの区別がつかないと、落とし穴が待っています。

ここで、同じことを言っているはずなのに、名称が三つ出て来ます。エーテル、真空、重力場です。古典力学ではエーテルは、一瞬に伝わるものとしていましたから、明らかに区別できそうですが、その当時、光の速度を測るとかは想像できなかっただろうし、器具も当然有りません。直感的に考えれば一瞬として表現しても可笑しいとは言えないところがあります。
では、真空と重力場は何処が違うのでしょうか。真空は、重力場を取り除いた空間のことと表現できそうですが、重力場は、今の物理学では時間空間とセットであり、重力場のない空間は、存在しないことを意味します。
しかし、日常生活では、真空と言った表現が染み付いていますし、真空状態とか、真空パックといえば誰もが理解してくれます。しかし物理学の定義で言えば、宇宙空間で、重力場が存在しない空間はないので、光は重力場を媒体として伝搬する波と言う方が、ぴったりします。真空は正確には重力場の空間に物質が存在しない状態、と言った方が、良いのではないでしょうか。つまり重力場の特殊な空間ということになります。

ところがここで問題発生です。重力場を媒体とする光の波とすると、重力場は一様でないので、光速は一様でないことになります。もちろん過去のブログでも、光は測りようで変わるとしていますから、私自身は論理矛盾はしていないのですが、光の速度が変わるので、光速を用いた方程式の実際の値が若干変わることになります。
とはいえ、値を決めないと泥沼状態になるので、近似でもそれで出してから、若干の修正をした方が早いと思います。

それと、太陽系は、完全な体系でないので、何十年に一度重力場の隙間を縫って彗星がやって来たりします。

ここまでは良いのですが、量子論では、電磁場、弱い力の場、強い力の場、重力場を統一した大統一理論なるものがあって、平たく言えば、重力場だけが量子化できないでいるとあります。
重力場の量子は、重力子(グラビトン)と言われるものなのだそうですが、果たして方程式上で統一することに意味が有るのでしょうか?または、重力場は、そもそも量子化できるものなのでしょうか。アインシュタインの夢でもあったのですが。

今この世界は、一般素人が立ち入りできない程、難しい記号と表現と方程式で満ちあふれています。それでいて、まだ未解決な部分も有るということであれば、普通であれば机上の空論であり、何の役にも立たない、で終わってしまいます。少なくともそれがどういう結果をもたらすものか分からないのであれば、意味が有りません。
中には、その考え方が大事で、実験でこれから分かるのだ、という人もいますが、今人類に経済的なそんな余裕があるのでしょうか。

ブログの原子のイメージで説明したように、粒子にはすべて反粒子があることで、安定を保っている、としました。では、重力場の反対は何かと言えば、当然それを作り出している物質ということになります。仮にその物質が消えてしまえば、同時に消えてしまいます。物質は色んな原子の集合体とも取れますけれども、その全体をまとめて一つのプラス物質と捉えれば、時空としての重力場をマイナスと捉えることが出来ます。勿論、電気としてのプラスマイナスの性質ではなく、便宜上そう表現しただけです。
そうすれば、重力場はマイナスということになり、人間と言えども、物質を有しているので、重力場に引かれることになります。
これは前にも書いたのですが、もっと正確にいえば、中性子の反物質いわれるものが重力場であり、中性子が無くならない限り、存在し続けます。この理論こそが、ブログを始めた最大の目的だったのですが、読まれるどころか抹殺状態です。カッハッハッハッハァ!

とはいうものの、ここで、私にも思わぬ疑念が頭をよぎりました。それは、被災地の人達には申し訳ないとは思いますが、あの大震災があったからこそ、浮かんだ疑念です。

原子力発電とか、高速加速器による実験とかは、原子の核分裂した時にでる熱を利用したり、原子の衝突した時に出る反物質を取り出したりする実験なわけですけれども、どちらも殻で守られない中性子が出て来て、重力場と反応して、どちらもなくなってしまいます。つまり、空間が無くなるのです。勿論地球レベルから考えれば、微々たるものですけれども、僅かならでも、その隙を埋めるために、物質を引っ張る力が働きます。
もともと、東北太平洋沿岸地域は、潮汐力で引っ張られる力が働くところですが、それを助長する力がさらに働くことになります。引っ張った分、ある臨界点に達して、一気に戻ったとすれば、今回の地震になる訳です。
そう考えると、この地域には北から青森六ヶ所再処理施設(これは余り関係ないとは思いますが、詳しいことは分かりません。)、女川原発、福島第一第二原発、東海原発、J-PARC(稼働しているのかは知りません。)という茨城県に加速器があります。
そう考えると、過去の歴史に無いような規模の地震・津波が来たとしても不思議ではありません。
まあ、過去の資料が余りにも情報が乏しいので、過去との整合性がどのくらい取れるかも疑問ですけれども、こういった考えも全面否定できないはずです。

話がずれて、取り纏めが出来なくなったので、整理が付いた時にまたアップしたいと思います。
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遠心力とは? [物理]

偏西風・貿易風とについて私なりの説明をしたのですが、ここで一般に知られているある力と相容れない力があるので、これについて説明しなければならなくなりました。
それは、地上で働くと言われる地球の回転に伴う遠心力です。
潮汐力を調べていたら出て来るし、地球の遠心力と調べても出て来ます。しかし、風でも、潮汐でも出て来ると論理破綻するのは、明々白々です。もしかして学校の教育でそんなことを教えているとしたら、子供達の頭の中がパンクするに違いないし、物理学にそっぽを向くでしょう。

答えから言うと、等速回転運動をしている地上の質量を持つ物質には、遠心力はほとんど働かないのです。
ええ、そんなことはないでしょう!と思った人は、ずっと騙されて来たのです。

私の潮汐現象を説明する時に、遠心力は使いませんでした。偏西風・貿易風を説明する時も当然使いませんでした。しかし、一般的な潮汐の説明で遠心力を使わないと説明できない現象があるから使うのであれば、大気の現象でも多少なりとも出て来なければなりません。大気なら多少だから無視して大丈夫というのは、潮汐も無視して大丈夫と同じことではないですか。
ところが、潮汐の場合、新月の時も満月の時もそれと向かい合う面、反対側の面で同時に満潮を迎えるため説明がつかず裏側の面は遠心力が働いているためとしています。
もし遠心力が地表面に働いていれば、表も裏も無く、その結べるすべての円周上に平等に働いているのではないでしょうか。つまり、遠心力は潮汐現象には使えないと言うことです。
ではどうやってその現象を説明するんだ、と言われそうですが、ことは簡単です。海水は大陸に分断されており、裏側の海水は大半は裏側に閉じ込められたままで、行き来は出来ないからです。ゆえに、満月の時が一番その兆候があり、新月の時でも、表面で半分は重力で引っ張られますが、裏側は海水の量は同じでも海水が反対側に引っ張られて減りますが、減った部分、90度角度をなす部分(減った部分はここでとどまる)から海水が減った方に流れ込んで、満潮を迎えるようになるとすれば説明が付きます。

遠心力や求心力の実験では、ひもにボールを結んでぐるぐる振り回して、離せば飛んでいく実験が有名ですが、重力を有する地上では、等速円運動は、地上に落ちてしまって実験できませんので、無重力空間で、巧く等速円運動の状態を作り、ひもを挟みで切るとどの方向に飛んでいくか確かめることが出来ます。結果は紐と90°折なす方向なはずです。地上では電磁気力の働く方向です。

一般相対性理論の重力理論でも、地上での遠心力は出て来ないはずです。
日常生活で、遠心力を目にするのは、遊園地のジェットコースターや回転ブランコのような乗り物でしょうか。特に回転ブランコは、遠心力を感じる遊具でしょう。遊園地で遊んでいる分には楽しい乗り物かもしれませんが、遊んだ後には、勉学が付き物です。学んでみましょう。
最初ブランコは、加速度回転運動で、外側に開いていきます。ある程度開いたところで、等速円運動すれば、そのままの位置で円運動できそうです。とすれば、
そら見たことか、遠心力と求心力が釣り合って、等速円運動でも遠心力が出て来るじゃないかと!
その通り!と言えるのですが、そこが錯覚の始まりなのです。この状態では、見えない力が働いています。ブランコと搭乗者に掛かる重力です。つまり、最初の高さから、浮揚した高さまでの位置エネルギーです。このエネルギーは回転エネルギーから貰っていますから、仮にブランコの鎖を切ったとしたら(人の代わりに同じ重さの物を乗せたとして)、回転はエネルギーが余って加速度回転運動をしだします。
つまりは、回転軸は見掛は、等速回転運動しているのですが、エネルギーの視点から見れば加速度回転運動しているのと同じことなのです。
(ここは最初はよく分からないかもしれませんし、思考中の課題なので曖昧さが残るかもしれません。)

じゃあ地表付近の物質だってだって、加速度回転運動を妨げて、等速回転運動させているのだから、遠心力がやっぱり有るじゃないかと戻ってしまいそうですが、もう一歩踏み込まなければなりません。
ニュートン力学の宇宙観は、星をすべて質点として捉えた体系で、物理をかじった者であればその経緯を知っているはずです。ですので、説明のつかない抜けているところがあるのです。
ですから、正確さを求めるのであればアインシュタインの重力理論に頼らなければなりません。
簡単に言えば、物質が作り出す時空の状態が重力を生んでいる源で、呼び方としては、重力場と言うのが正確な概念と言うわけです。
と言うことは、その場にある地上の物質は、すべて重力場を作り出す物質で、地球の質量に含まれると言うことです。ここは抽象過ぎてうんざりして来るかもしれませんが、イメージが掴めないと、これからが物理学の本領発揮できる分野になるので、後ほど詳しく説明できたらアップしたいと思います。

さて話を戻すと、地球の自転は時空も一緒に回るので、重力の変化は人間には感じられません。また時空を変化させることが出来る電磁場も、地球と人間が一体となり、一緒に回っているので、感じることは出来ません。つまり地上では遠心力は無いも等しいのです。

と言うことになると、仮に回転エネルギーがなければ、いずれ自転は止まってしまうはずですし、地球には回転エネルギーとなる電磁場がある以上、地球の自転加速度は、止める力が働かず、それと同等のエネルギーを何処かで使ってないと、等速回転運動にならず、加速度回転運動になってしまいます。
この答えは、過去のブログに既に述べています。それが、月と地球の重力相互作用です。
あの時悩んだのがこんなところで役に立ちました。

遠心力については、これはこれで私なりに納得いくのですが、細かく見ていくと春夏秋冬のある日本では、別の意味で考えなくては行けないのかなと思っています。
何か良い考えが纏まったらアップしたいと思います。
タグ:遠心力
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不確定性原理 [物理]

にわかに不確定性原理の精度を高めた、「小沢の不等式」が取りざたされて来ました。
まあ、学会に波紋を呼びたいのかどうかは知りませんが、私は、量子力学の創始者アインシュタインの側にたっているので、この不等式が意義の有るものかどうか、という疑問から始めないと、落とし穴に陥ってしまいます。
なので、こんな疑問から攻めた方がいいのではないかと、一例から手繰ってみました。

量子力学の世界には、量子色力学なるものも有ります。wikipediaの説明を読んだものとして話を進めると、方程式はかなり複雑です(私から見ればですが)。
ところがです。生物界には、この物質の色を巧みに使い分ける生き物がいます。
ここでは、八本足の生物であるタコと蜘蛛を上げてみました。

タコは身の危険を感じると、周りの色と溶け込んで身を隠します。または餌を取る時もそうです。下等生物のように感じるかもしれませんが、物質の色の変化を理論や方程式ではなく、実践しています。
つまり、物質をコントロールできるのです。言い直せば、その量子の位置と運動量が分かるから制御できるのではないでしょうか。
残念ながら人は、そんな芸当は出来ませんし、逆に大概は、そんな必要も有りません。

次にクモですが、これは空中のマジシャンであり、タコとは違い吸盤は有りませんが、粘りのある透明な糸を出し、昆虫を捕獲します。人間から見れば白色に見えるかもしれませんが、微小な埃も付着しますので最初は限りなく透明なはずです。
つまり、クモは難しい透明迄、物質をコントロールできる訳です。
この糸を顕微鏡で見れば、どう言った構造か分かるでしょうけれど、そんな高度な顕微鏡は持ち合わせていないので、もし興味のある研究者がいたらそちらにお任せします。

ここで言える事は、大きな実験設備など設けなくともタコ等の生体が分かれば、量子力学の世界が垣間見られるという事です。それでも分からないのであれば、実験設備(巨大加速器)の選択肢も有るかもしれませんが、私から見たら大概は生体だけで十分だと思っています。

ではタコはどんな物質をコントロールしているのでしょうか。
これは私の推測ですが、原子番号15のリンの化合物が候補に挙げられそうです。
リンには、無色、ロウ状白色、黄色、深紅色、赤色、紫色、黒色と、かなりの色彩を持つ化合物が有ります。海水の成分にはリンは無い事になっていますが、土壌に含まれ海に流れ出ているので、少なくとも海底や岩場には有るはずです。

もしこれが事実に即しているとしたら、どうなるんでしょうか。
私は敢えてまた言いたいのですが、素粒子の研究や不確定性原理の理論は、ややもすると永遠に乗り越えられない行き詰まりの学問のようなものではないでしょうか。
例えが悪いのですが、福島第一原発に地震で10mを超える津波が来る確率は、0.0%だから
想定する必要が無いと考えるのと同じではないでしょうか。
前者は解決できる問題であり、後者は何時かは来る問題を、すり替えたのです。
我々人間が求めるのは不確定性ではなく、タコのように物質を制御する事であり、津波が10mを超える地震とはいかなる場合かを追求することではなかったのではないでしょうか。
つまり、乗っけから追求する目的を踏み誤っているのです。
今迄は少なからずそうでした。そうすると、研究者や原子力関係者にはご都合よろしくで、予算がたんまりもらえます。しかし、一歩間違えば破滅の道に真っ逆さまに落ちていきます。

このまま踏み誤った制度を続ければ、いづれまた大きな災いがやって来ます。
体制を転換できないものでしょうか。
出来ないのであれば、人間はタコよりタコかも?
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メルトダウン [物理]

今頃になってメルトダウンだと言われても、実際問題困った話である。アメリカのスリーマイルの事故の時は、半径40kmを目安にしていたと思いますが、なぜ半径2、30kmなのでしょうか。
政府が100億円投じたとするSPEEDIも何の事か、正しい情報なのか単なる隠蔽工作なのか分かりません。第一気象庁の発表する風向きは、かなり上空のようで、地上での風向きとは逆な時がたびたび有ります。
今日のニュースでもセシウムは、茨城、千葉、東京、神奈川でも、基準値を超える線量が観測され、足柄の茶畑では葉を捨てているとか。
この被害は、始まったばかりであり拡大こそすれ、縮小はしないと思います。こうした被害を受けた人達を中傷している訳では有りません。
最近気づいたのですが、私は被爆した父から生まれた子供だったようです。広島にアメリカが原爆を落としたその日、父は呉の軍事工場に居たそうです。地図で見れば、呉と広島は、20kmと離れていません。映像で見る限り、半径40km圏は被爆の対象になりそうです。終戦となり田舎に戻って来て、出来た子供が私なのです。私が物心ついた時には、父にはある特定の病状が有りました。食事を受け付けない、アレルギー反応です。薬は手放せない人でしたが、医者がどう判断していたかは分かりません。
父はもう癌で亡くなりましたが、戦災の傷跡は私にも及んでいます。特に皮膚病です。まあ自分の事は良いのですが、今回被爆された方々がどの程度なのか、避難先での生活はどうなるのか、現状を把握するには、政府の口先三寸の言葉より、自分で判断した方が間違い有りません。
政府の対応は、今迄見て来た通り隠蔽工作です。最初原発で爆発があった時、水素爆発だとしたのでメルトダウン(炉心溶融)ではないと言えましたが、その後爆発は無かったので、放射線は出て来るはずが無いのに、観測されていました。誰が考えてもこれはメルトダウンでなければ起こりえない事象であり、後になり、レベル7に引き上げ、二ヶ月過ぎてからメルトダウンが起こっていると発表し、より多くの放射能を浴びた上、避難地域に指定されるという危険にさらされました。これは、ある種の隠蔽を行っている結果なのです。

原爆の恐ろしさ知ったはずの日本人が戦争の反省も無く、第一流国を目指して国債を乱発し原発の開発を押し進めて来ました。何事も無ければ、成功と言えたかも知れませんが、結果は大失敗です。
残ったのは、借金と放射能汚染と加害国としてのレッテルです。
かつて北の核と言って恐れられた北朝鮮ですが、これも昔話です。結果論としては、一番恐ろしかったのは自国の政策であり、政府であり、議員に置き換わりました。戦後の歴代総理大臣は皆責任があります。

今も国会中継を見ていますが、どうやって冷温停止しようとするのか有効な手段を示せません。放射線量が高い中、気温が夏に向かって高くなる中、人介戦術をいつ始めるのか、まるで分かりません。もう作業員に死者が出ていて、原因が放射線でないとされていますが、これも曖昧です。
いつ迄も、この状態を維持できると考えては行けません。原子の崩壊が進み中性子が増える中、制御棒が働かなくなれば、待っているのが再臨界で起きる中性子爆発です。これには色々な学者の見解があり、水の代わりに液体ホウ素や窒素を入れると防げるらしいですが、循環してませんので一時的な方法です。
圧力容器が既に穴があいているとすれば、原子炉格納容器が最終容器になるので、この容器での循環も考えなければなりません。温度が100°C以下とされていますが、どうも信じられません。一号機の発生している水蒸気量は今はまだ大した事が無いようですが、これが沸騰した状態になれば、もう手を付けられません。その前に何としても循環型熱交換器を設置してほしいのですが、無理でしょうか。

話は変わりますが、今回の原発の事故は東電の責任なんでしょうか。確かにある程度の責任はあるかも知れませんが、その建設を許容して来たのが、政府だったのではないでしょうか。つまり全ての機関の談合であり、安全神話をでっち上げれば、処理できるとした利権者の責任では無いのでしょうか。私には東電の社長ばかりを攻めるのは筋が違うし、保証と言ったって東電の清水社長の責任は関係者の中の一人分でしかないのだと思います。だから責めたところで問題は解決しません。東電はこれから本領を発揮してもらなければならない時、やる気をなくすような悪言雑言は、事態を更に悪化させます。

赤信号みんなで渡れば怖くない!はもう通用しないのです。生き延びたいのであれば、自己判断でしなければ、今後も同じことが起こります。自分の住む地域を見直しましょう。

Hダイバリオン [物理]

昨日の日経のニュースに物質の基本単位「クォーク」が6個集まってできる粒子「Hダイバリオン」存在を、スーパーコンピューターを使った計算で確認というニュ−スを見つけました。
そのうち加速器の中で見つかるのでは、というのですが、可笑しいですねえ。
大きさが陽子とほぼ同じで、重さは陽子の約3倍なのだそうです。
これは静止質量なのでしょうか、それとも加速度運動による質量なのでしょうか。
前にも素粒子物理学の理論には批判的な意見を書きましたが、この時期にこのタイミングで発表する気持ちがそもそも分かりません。
第一、重力を平気でなくしたりする学者が出て来るような分野です。
私から見れば不毛な白い虚塔に閉じこもった研究です。世の中に何の利益などもたらさないし、逆に高速加速器で莫大な費用を掛けて実験しなければなりません。そこは茨城県の東海村辺りに有ったと思うのですが、今回の地震で被害がなかったのでしょうか。また日本原子力東海発電所はどうだったんでしょうか。

話を元に戻すと、重さが陽子の3倍であれば、今迄の原子質量が大幅に改定になるということで宜しいのでしょうか。これは学会に波紋を呼びます。今迄矛盾は無かったものを翻せば、ウランやプルトニウム、ヨウ素、セシウム、ストロンチウムの原子のイメージが覆ります。つまり、原子力発電開発は分からないまま、見切り発車したということを意味します。

私が思うに、そこ迄分かるのであれば、今この時期にそんな発表をしないで、セシウムの半減期を5日に短縮する方法とか、装置を作ったりとか、物質を開発したり放射性物質を取り除く方法とかすべきなのではないでしょうか。できないとしても、この手の発表は不謹慎極まりないと思うのですが、どうなんでしょうか。
研究生も大変なのは分かります。大学、大学院に留まるにはそれ也の成果と、論文を発表しなければなりません。その圧迫感から捏造や盗作も出て来る事も有ります。


ここで臨時ニュースです。キラウエア火山の活動がまた動き出しそうです。
みゆ吉さんのブログにも機関車音が聞こえているようです。
ゴールデンウイークに迄はまだ期間が有りますが、ここは作用する期間が短いので、噴火してからでは遅すぎます。
太平洋側、福島、関東が要注意です。場合によってはまた津波が来るかも知れません。
できれば、浜岡原発を止めて欲しいのですが、駄目ですか?
但し大地震が来なかったら、許して下さい。素直に謝りますから。
またニュースでは、アメリカ学者の間で、巨大地震の連動説とランダム説にわかれているそうです。ここはさすがアメリカ、連動説が出て来るだけでも大したもんです。日本では私だけか?

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科学万能主義の崩壊 [物理]

今のキリスト教の理解度を調べて、ネット上を彷徨っていると、なかなか良い物がありました。「七つの封印」というホームページです。
窪田さんという人が立ち上げていて、3年前あたりから頑張っていたみたいです。
そこには原発のことに触れていて、そのまま使わせていただければ、

大地震発生最中、揺れが激しい時に炉心を安全に緊急停止するなど、誰も保障できる人はいないはずです。何故ならば、制御棒を全て挿入し、炉心を冷却しなくてはならないからです。炉心を冷却するには数日かかります。炉心が上下左右に振動しているときに、自動停止装置が正しく動作するかどうかという問題を例えクリアしたとしても、冷却水の配管が破損すれば、炉心は高温となり爆発、最悪の場合炉心溶融事故、または暴走事故になりかねません。その時は、重大な人命事故だけではなく、日本列島の約半分ぐらい、東京、大阪、名古屋を含む日本海までのほぼ全域が長期間の居住不能地域、避難命令地域となることでしょう。それが、どんな事態を日本に引き起こし、また世界へどんな影響を与えることになるのでしょうか。

とあり、これは浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)を想定した話で、これを回避するには、地震予知が欠かせないとありました。詳しく知りたい人は、そちらのホームページをどうぞ。

この後の項目に、アメリカ軍に依る日本の最占領と言うのがあり、そのシナリオのシミュレーションができているのだそうです。確かに今のアメリカの対応を見れば、半径80kmに退いているところを見ると、そうなのかもしれません。

話を変えて、この人達グループの地震予知はどうだったのか知りたいところですが、原子力保安協会や東電にも連絡が行かなかったとすると、予知できなかった、又は情報がデマ扱いされたかである。

ここで不可解な事が頭をよぎりました。地図で調べるとほとんどの原発は、今巨大地震がいつ起きても可笑しくない場所ばかりです。こんな表現が許されるなら、これは正に、悪魔の選択です。死なば諸共、また国家総心中ですか。

今の国家情勢を見ると地震予知どころではないようです。地震の専門家でさえ、何故逆断層地震なのに太平洋側が東に4〜5m移動して、1mも沈下したのか説明していません。多分推察力があれば、子供の方が、逆断層では、そんなことは起きる分けないと思うはずです。専門家と呼ばれる人達は、予知どころか地震のメカニズムさえ理解していません。続く。
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太陽系の初期 [物理]

イスラエルの物理学者モルデバ・ミルグロム氏が唱える修正ニュートン力学(Modify Newton Dynamics)、略してMOND説、それに続くイスラエルのヤコブ・ベッケンシュタインが発表したTeVeS(Tensor-vector-skalar gravity)です。簡単に説明すれば、
   力の法則の修正.png
これは非常に分かりやすい変更です。詳しくはwikipediaでどうぞ。
しかし、まだ一般的には受け入れられていないようで、検証段階のようです。でも、これで考えている人たちは、宇宙に対する考えが同じです。特に他の銀河を観測するには必要な考えです。

そこで思ったのですが、私の理論では、太陽系の最外惑星は質量が最大でなくてはいけません。ですが、一個で最大であれば、思わぬ事態が起きます。月ぐらいの大きさなら良いのですが、木星よりも大きく重い星であれば、太陽の周りを回り、太陽と銀河の中心と一直線に並んだ時、太陽系は中心にずれます。まだ惑星は一個です。こうなると何が起こるでしょうか。
太陽は引っ張られた分戻ろうとします。そうすると惑星はどう動くでしょうか。
太陽にまっすぐ引っ張られそうですが、惑星はまだできたてで、強烈に自転していて、流動的だとすれば、ラグランジュポイント内と銀河の中心方向?へ、ベクトル分解した方がまともに力を受けません。
また、真っ二つになるよりは、回転方向の側の方が大きくなるはずです。これで、天王星、海王星、冥王星とエリス?の謎が解けました。これなら、数の遊びで言った有り得ない事が有り得ます。つまり、初期太陽は、銀河の黄道面に垂直に自転していたのではなく、北極星の方向にかなり向きを変えて自転していたとした方が良さそうです。
また惑星や衛星は、公転面を銀河の黄道面に近づける働きをする事にもなります。
外縁惑星の軌道が不安定なのもうなずけます。

でもこの時点で、太陽の黄道面はまだ銀河の黄道面には一致しません。次は土星ですが、土星も軌道傾斜角、赤道傾斜角がかなり有ります。比較的安定なのは、木星ですが戻りも考慮すれば、地球も軌道傾斜角がもっと有ってもおかしくありません。0.00005°は低すぎるし、赤道傾斜角23°はあり過ぎです。
なのでいじってみました。これを半々にして考えると、やはり公転周期は、一年でなければなりません。夏は太陽の南面に在ることになり、冬は北面になるため四季の巡りが一年になるのです。
こうすれば前に迷わなくて済んでいたのです。

これで何を求めているのかというと、太陽と銀河の中心の線上に惑星が並ぶときを求めたいのです。
これが分かれば、災害を防ぐことにつながります。まあ、これは骨の折れる仕事なので、次回に!
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周期と距離 [物理]

ティティウス・ボーデの法則がちょっと気になったので載せました。これは、1766年頃の発見だそうです。wikipediaには、こうあります。

「当時知られていた太陽系の6つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星)の軌道長半径(太陽からの平均的な距離)a は
ティティウス.png
で表せる。ここで水星はn = -∞、金星はn = 0、地球はn = 1、火星はn = 2、木星はn = 4、土星はn = 5である。a の単位は天文単位 (AU)である。」
ケレス.png
後でこじつけた節がありますが、その当時としては、土星迄しか知られていないはずですから、比例関係ではある程度成り立っています。ケレスの惑星は、これを正当化するためには、n=3の所に惑星が存在するはずだとして、後で発見されたもののようです。NASAではこれをエチオピアと命名していますが、食い違っている所を見ると、どちらも信憑性はないようです。
また、エリスは未定のようで、この理論は力学的な必然ではなく偶然だという考え方が主流となっているのだそうです。

実際、同じ質量の星ならそういう比例も分かるのですが、その分の補正は考慮していません。しかし、なぜ天王星まで大体合っているのかが逆に説明できません。いや、逆にこれを参考にして距離を算出しているようにも見えます。実際私の理論を理解できない人は、不確定性原理か、紐理論かに属していますから、地上からその惑星までの、位置と運動量は、確定できないはずです。と言うより、私の理論では、運動量の概念は、電磁場のテンソル量に変えてますので、これを確定して初めて位置つまり距離が分かるはずなのですが。

人工衛星を打ち上げる場合、または月に行ったりする場合は、重力を感知しなくなった時点、または重力を感知した時点で、補正をかけられますから、初めからその場所に向かって打ち上げていないはずです。

いろいろ調べているのですが、ケプラーの法則(惑星の公転周期の2乗は軌道の長半径の3乗に比例)と、年周視差(?)による三角法で求めているようです。でもこれも、太陽の惑星が三つであれば納得しますが、九つともなるとどうなのでしょうか。ケプラーの法則は、あくまで太陽を原点とした座標系で見て、きれいな楕円運動しているものだとした考えです。でもその保証はありません。なのに現代にそれを適用するとは、合点が行きません。

この精度を高めるために、世界では人工衛星をあげる予定があるらしいのですが、地上で観測してよく分からない人たちが、宇宙空間から観測したら、かえってややこしくなると思うのですが、どうでしょうか。求めるのであれば、あらかじめ根拠のある計算式を考案してからでないと、闇雲の世界になってしまい、返って、あの辺、その辺と言った方が間違いではありません。

ここで、地球の内惑星である水星、金星の公転周期なのですが、少し私も誤解しているようで、一年の内で、観測できない時期があったようです。二つの惑星は地球より早く公転していますので、内合と外合の時には観測されないとありました。そこで調べたのですが、国立天文台で調べた何年間の月別データを見ると、確かにそのようです。これは根気よく観察しないと、いけない仕事ですので感謝です。
このデータから見ると、外惑星の運行は、地球が一年で太陽の周りを一周しないと、説明できないようです。だとすると、18年周期説は撤回しなければなりません。すみませんでした。
でもすべてを撤回するのは、まだ時期早々のように思えてなりません。と言うのはケプラーの法則とニュートンの万有引力の関係です。
ケプラー3.png
wikipediaに情報をあげている人たちは、これを参考にしているようです。ちなみに地球を当てはめると、計算上合いました。海王星までやってみましたが、すべて合います。
これは観察の結果が示す通りなので、信憑性があるかもしれません。しかし、ケプラーは、理論的な根拠を示してはいません。自然界の万象の一部を表しただけで、電磁気力も知らなければ、物質とは何かさえ知らなかったはずです。それをあたかも正しい物だとして、利用するのは、ティティウス・ボーデの法則を信用する事と同じではありませんか?最近見直しの動きもあるようです。

上記の式は、周期は観察で求められますし、主星の太陽の質量は、地球の質量と太陽までの距離、周期を1年とすれば、求められます。しかし問題は距離です。調べると、ニュートンも距離の算出はできなかった(科学技術はそれほど発達していなかったため)のようです。そこへティティウスのような人が現れたので、ケプラーの式に、代入するとよく合うのでとりあえず受け入れられたということらしいです。

上の式は、最初は違っていました。
角速度.png遠心力.png万有引力.png
この三つの式を繫げれば、力関係.pngとなり、
変形式.pngケプラー.png質量の求め方.pngという質量を求める式がでてきますが、もう片方の質量との関係は、これではでてきません。それで仕方なく、mを差し引く事で解決したみたいです。またこの式は、一般相対性理論を加味してませんので、厳密ではない、としたほうがよさそうです。しかし今あまり厳密に調べると、前に進めませんので、とりあえずこの辺で!

この計算式の意味する所は、太陽を焦点とした各惑星の描く単位時間当たりの掃過面積は。こうとも言える、地球から離れれば離れるほど、公転周期が遅くなる。遅くなるとは、前は速かったともいえますから、私の理論はまだ落ちてません。
今日はこの辺で!

タグ:周期と距離

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