台風と竜巻の違いについて考えてみた [気象]

 台風と竜巻の違いについて、考えてみた。ネットで調べると色々有るのですが、その説明に無い角度で迫ってみました。これらの自然現象の説明には表現の仕方で難しくなったりするので、なるべく単純な記述にしようと試みるつもりなのですが、どう受け取ってもらえるかは分からないし、そこまでは責任は取れません。
それでは、一言で言うと、渦巻きが外側に向かってできるのが台風で、内側に向かってできるのが、竜巻としました。日本では台風は反時計回りと言う表現をよく使いますが、所変われば品変わるように、必ずしもそうとは限りません。南半球では地球儀上では時計回りです。ではもうちょっと説明を加えると、これらが発生した時に上空の寒気が下降し流れ込んで起きたか、地上または海上の暖気が上昇して寒気を引き摺り下ろして起きたかで、竜巻か台風かが決まると考えました。しかしです、気象衛星で見れば全体的に見て時計回り反時計回りと区別できますが、地上から見上げた場合どうでしょうか?これは、鏡写しになりますから逆になります。また、局部的に見れば必ずしもその方向ばかりではないと言うのが本当だと思います。つまり、海上から陸上に移動するとどうでしょうか?そこが勘違いするところです。真夏なんかは地上の方が暑いんじゃないかと思いがちですが、実際から言うと夜昼の平均気温で考えなければならず、大地の方が低くなるし、風が吹けば尚更です。つまり、上陸すると勢力が衰え、スピードが減速します。その時、減速時に発生するのが逆巻の竜巻ということも有り得ます。これで説明は終わりなのですが、余談を一つ、南半球の人間と北半球に住む人間との血流の違いについてです。嘗ては南半球に住む人間は殆ど居ませんでした。なので、それまでは、問題は発生しなかったのですが、今は南半球に住む人間も増えましたので、問題があるはずです。つまり、血流の流れ方です。血流は磁気に左右されがちで、北と南では鏡写しの流れ方となり、同じように見えても時計回りに流れるのと反時計回りに流れるので、命取りになるくらい違うのだと思います。今問題になっているエボラ出血熱とか、何とかウイルスとかの治療不可の病気は、これに起因するのだと思います。なので、そんな治療薬は有りません。嘗てスペイン風邪と称して流行った病気がありましたが、これらに共通の事項に何故かブラジルが浮上してきます。研究では顕微鏡でウイルスを見ることに成功しているようですが、私の見立てでは、感染した細胞の死骸を見ているだけで、その細胞、ウイルスでは無いのだと思います。つまり、形のない見えないものです。予防策としては、逆の半球に住む人達と、うっかり特殊な関係を持たないことだと思います。

私の台風12号の進路予想の出来はどうだったか? [気象]

 私の台風12号の進路予想の出来はどうだったか?


結果はハズレでした。しかし、そのために得られた抜け落ちていた初期値環境条件を見つけることができました。それは、大雑把に言うと、「台風は自ら推進力を持つことになる」、と言うものです。つまり、これが足りなかったが故にもっと早く北向きになると判断したのですが、答えは気象庁の予報通り大東島沖縄まで、伸びました。と言うのはその辺の海域は北ほどではないにしろ、偏西風が吹いていて、それに逆らって西に向かうには自ら何かをエネルギー源にして方向を調整しなければ、東に流されるはずです。だとすると、そのエネルギーは何でしょうか。と聞いたら、「それが台風です」と言う人がいるかもしれません。そんな人がいたら、私もこう切り替えします。「その答えは、聞いていることに答えていないんですね~」、と。そんなことで、決められずに”ああじゃねえ、こうじゃねえ”の議論は愚の骨頂なので、先に話を進めると、それが、上空の寒気です。上空の寒気は地表付近からの上昇気流を上手く取り入れる仕組みがないと、殆ど移動することはできません。それが太平洋のような広大な海面上ではただ均等に上昇するだけで一部だけ特化した雨雲はできないはずです。では、海面より地表が暖まり易い地上では山々に流れ込んであっというまに上昇気流を作り上空の寒気を熱い方に運び大気を循環させることができます。その寒気と暖気が合流して作られるのが台風と判断しました。つまり、台風はその流れの大気と連続して繋がっており、それが切れるまで、それをエネルギー源として、その方向に向かおうとする訳です。このジェットの気流はダウンバーストのような下降気流です。


ここまで来て、それを実証する他の台風、ハリケーン、サイクロンはどうかと検証してみました。北半球であれば同じ条件でなければなりませんので、遥か南東に温まる広大な海域があり、北に寒気を有する山々がなければなりません。ハリケーンの場合殆ど合致します。では南半球では鏡写しになるますからニュージランドをその山々とすると、通り道であるバヌアツの被害もある程度合致します。ただ、気象はその時々の条件に反応しますからそれを考慮して予測するのは一人の人間の努力では難しいところが有るのも事実です。


では、今後の天気予報なのですが、今回の台風は実に息の長い広範な地域に及ぼす台風でした。ですので、北から相当な寒気を引っ張り出してしまい、北で思わぬ豪雨を引き起こしました。今年の冬は大した雪は降らなかった記憶がありますから、もう北の寒気は然程残っていないと判断しなければならず、この状態で北の秋の訪れ寒気の下がって来るのを待つしかないとしたら、大気のコンディショナーである台風はもう秋まで期待できません。つまり、猛暑残暑をなんとか凌がなければならないということです。局所的にはゲリラ豪雨が発生するとしてもです。まあ、どうにかなるさ!方式で!よく上空と地表の温度差が40度以上あると雹やゲリラ豪雨が起きるとされますが、上空が-5度で地表が35度でも温度差は40度になります。つまり、焼け石に水の豪雨もあり得る訳です。今35度以上の部屋でブログを書いているのですが、熱いのでこれまでとしました、あしからず。


前回の予想の続き [気象]

 予想の続きなのですが、この台風かなり大きく発達している感じです。まだ目が出来ていないので西に流されている感じです。予想では24日頃九州の南に移動するようになっていますが、今現在雨を降らして冷えきっているところに、再び台風は来ないことに私の予想ではなっています。そもそもこの台風、日付変更線を跨いできているわけですからその位置からの高気圧の先端の近い大陸は関東から東北の山脈です。進路のディストネーションであるターゲットは初めからここです。ですが、この地域では貿易風の勢力が未だ強く、西側に流されて西にそのまま行ってしまうように見えるだけです。そろそろ進路が修正され北に向かうようになれば、目がはっきりしてくるはずです。つまり、雨はもう太平洋岸の地域の上空にかなり堆積していることになります、見えませんけど。関西はこの間直撃を受けましたから、今回考えられるパターンは西側となり比較的穏やかです。問題となる地域はむしろ、千葉、茨城、福島、宮城になるかも知れません。台風が来る前に多少でも雨を地上に逃すメカニズムが働いてくれれば、台風が成長し猛威を振るうことが無いかも知れませんが、季節は未だ7月後半です。暑さはこれからです。だとすると、被害は免れないようです。


最初の理論的予想ですから、確定は無理ですが、参考までに。ハズレれば予報士失格でしばらく撃沈状態に陥りそうです。


台風進路予想屋かく戦へり [気象]

 台風について一番知りたいのは、発生した台風が自分に住んでいる地域にやって来るかどうかだと思っています。


気象庁が台風の発生と同時にある程度の進路予想も発表してくれていますが、どのように予想しているのか詳しいことは私には分かりません。予想ですから絶えず日々修正はしているものの、できれば農作物を扱う、又はその影響を受ける職業の人たちにとっては、1日でも早く正確な予想が欲しいところです。そこで考えました。その台風が必ずその地域に来るその地域の条件を。遥か南の海上に発生する台風は見た感じ日本に上陸するかどうかの判断は難しいように思えますが、過去の資料も沢山あるので、似たようなパターンを探せばある程度は高い精度で推論できるかもしれません。しかし、私の場合は過去の統計的資料は使いません。最近頻繁に使われる言葉に「これまでにない」とかの表現があります。つまり、データを頼り過ぎると、思わぬ被害に襲われることもあり得ますから。


その前に台風に対する偏見的イメージを取り払いたいと思います。先ず、表現として台風を何か生き物かのように表現をしている解説者の言葉を耳にすることもありますが、あの台風の中心にある目と呼ばれる場所は、何もない真空の状態に近い所で、自ら動いているわけでも撒き散らしているわけでも無いと考えました。では、いつどのような時にその目ができて来るかと言うと、熱帯低気圧が北に進路を取り始めた時に、としました。つまりこの時に時計回りと逆の回転が始まります。回転については大分前に触れたことがあったのですが、説明はしたものの、何かしっくりこない感がどうしても残っていたので、修正追加しました。今度はかなりの正確性を得ていると思ってはいるのですが、自然の現象は表現では必ず不完全性を含んでしまうので、取り敢えず設明すると、この何もない空間を作ったものは雷としました。雷は電気を発生させると同時に大気を裂いて何もない空間を作ります。証拠にゴロゴロといった音は、空間が押し出された分だけ大気中の原子が振動して振動波を起こしていると考えています。真空とはバキュームのことでもありますから、上空に溜まった雨雲を集め雨水を作りその雨道筋を導きます。しかし、雨水量が多い時は一気に雨を降らすことはできず、そこに集まる雨が落ちるのを待つ状態が生まれます。つまり、最初に引かれた真空の場所が北にずれていく場合、偏西風に流されてくる雨雲は、待っている間に逃げられた状態となり時間差が生まれ、南に回り込む形となり渦ができることになります。まあ、単純に、純粋的に考えればそうだと思います。では東側の雨雲はどうかと言うと、偏西風とは逆に運動しますから抵抗分速度が遅くなりまた西からのものとぶつかりますから、そこで、中心に落ちて行く前に落ちてしまいます。単純に言えば東側の雨雲の方が雨量が多いとなります。


さて、では台風はどの時点で勢力を弱める又は低気圧に変わるかと言えば、みなさんご存知のように、大陸で大雨を降らして大気中の雨量がかなりなくなった状態の時です。出来れば上陸しない前に消えて欲しいもんだと思っても、台風の役割は大気を攪拌して通常の温度に戻すことでもありますから、暑かった期間が続いた地域はこの例に漏れません。連日猛暑日、熱帯夜が続けば続くほどそこに向かって来るはずです。この時点で答えは出てくるのですが、暑さは気象庁でも毎日観測しているから、記録に残れば後は累積していけばいいだけですが、遥か上空の水分量迄は目に見えないので分かりません。衛星画像でも分からないはずです。分かり始めるのは、暖かい空気と冷たい空気がぶつかって、水滴つまり雨雲ができてからです。「ええ、かんかん照りの上空に水分は無いでしょう」と思うかもしれませんが、推論ではかなりの水分が含まれていて、地上に雨として落ちたいところ張り出している暖かい高気圧が広域に当たるため落ちるに落ちれない状態にあるはずです、そのまま宇宙空間まで上昇して消えてしまえば話は別でしょうけれど、質量を持つ粒子は大気圏からは逃げられ無いことになっているようです。と言うことは、熱帯高気圧は際限無く広がって行くか、地球の重力に取り込まれるかどちらかです。さあ、ここで際限無く広がると言いましたので、視点を変えると、遥か南の高気圧は広がりますが、途中起伏のある大陸にぶつかります、それがフィリピン、中国、台湾、朝鮮半島であり日本列島です。つまり、この大気の群団はそのぶつかりを感じて、もう広がれないので上空に昇るしかなく、それがあの大きな白い雲で、台風発生となります。つまり、発生した時には何処へ向かうか決まっていたと言えないでしょうか。まあ、この辺の議論はかなり複雑さを孕んできそうなので、今回はこの辺で。


 


今の時点で再び台風となった台風12号が来そうなので、もしよければその点を考慮して自分でも予想して見てみるのも良いかもしれません。「予想屋、かく戦へり!」ってところですか?


集中豪雨と梅雨前線 [気象]

昨日も九州地方は、集中豪雨の嵐に曝されている様です。
亡くなられた方、被災された方のご冥福と御見舞い申し上げます。
それで、疑問です。気象庁は未だに梅雨前線と言う表現を使っています。さすがに昨日辺りは梅雨に躊躇うトーンダウンな表現に変わりましたが、私もこの災害が起こるまで、梅雨前線の仕業と思っていました。北には未だ寒冷高気圧が有り、南からは熱帯低気圧が高気圧に押し出される格好で、北上して、湿った空気が打つかり、局所的に大雨を降らしていると。しかし、いくら考えても梅雨前線がこうも長く停滞する事は、考えられませんし、私の住んでいるところは、日本では北側で、豪雨が発生する前の日は最高気温が30度を超えています。上空に寒気団が有るとは、何処まで上空なのでしょうか。九州の人達も、もういい加減梅雨前線が北に行って、夏が来ると思っていた筈です。そこに未だ被害を及ぼす雨が降るとは、誰しも思っていなかっただろうし、備えだってする訳が無いし、出来る訳でもありません。
なので、これは梅雨前線の様なものではなく、別に原因があると、睨みました。

地球の地形を見ると、九州地方を通る気流は、ヨーロッパから見て行くと、有る蛇行した綺麗な気流が生じる事が分かり、季節によって3波ぐらいに分かれます。その一つに、中国の黄河、揚子江の間を通る気流が有ります。ここ数日の気象衛星映像を見ると、この辺から絶え間なく発生する雲が写ります。実際雲が見えるまでには、見えない発生源まで追って行かないと、気象を見誤ります。
この雲の発生する付近の揚子江の途中には、大きな湖が有りそれも手伝っているのかも知れませんが、注目したのは、それではなく、この雲を作っている雲となる大気の物質です。前にも言いましたが、上空まで登った水滴は、何か芯となる物質が無いと、大雨が降らないとしていました。普通の雨であれば、窒素でも十分降ります。しかし、大粒の雨が局地的に降るとなると、窒素では理論上無理が生じ、何か別のものを考えなければなりません。中国で、その辺の工場から出る排煙がどのようなものか、こちらからは伺い知れませんので、これも仮定の話になりますが、この物質が、気流に乗り日本まで流れ込んで、大雨を作っているとすれば辻褄が合いそうです。普通に出る CO2 はどうかと考えました。しかし、これは結構重い物質です。日本まで来る間に、大地か海に雨と一緒に落ちそうです。
さて、残る物質はと考えると、窒素と同程度で、酸素以外となると、有りません。

今までの常識からは、これらのゲリラ豪雨は発生しないはずです。多分気象庁も気象予報士も頭を抱えている筈です。辻褄合わせは出来るかも知れませんが、狐につままれた気分にしかならないでしょう。
なので、常識をひっくり返すしか有りません。ひっくり返すと言っても根も葉も無い事を考えても始められませんので、私の常識の範囲に留まります。
まずは、CO2 です。木を燃やしたりする場合、これでも、化学結合は起こりそうですが、車や清掃工場から出る二酸化炭素とは、本当にそうなのかです。
この場合の燃焼は、燃焼室と言うものが有って、どちらも圧力をかけ強制的に空気か酸素を送っている筈です。と言うことは、組み合わせの可能性として、炭素、リン、イオウ、塩素(C, P, S, Cl) の有害物質の結合も可能な筈です。確か中国の排出規制は緩く、近隣の住民も迷惑を被っていると聞きます。さてこれらの排気ガスは、大気中ではどうなるかと言うと、光を浴びれば、化学分解します。特に軽い物質と、比較的重い物質の組み合わせですから、大気中では相性が悪く、分解し易い筈です。分解した物質は、炭素以外、自らの原子と結合できるので、分子となり、この時発生する電子で、光化学スモッグと言われる現象と、温室効果も発生します。
問題は炭素です。私の理論では、単体となった炭素は高速自転する危ない原子としています。しかも、窒素より軽いので、容易に上空へ移動できます。上空で待っているのが水分子だとすると、雨水の芯としての役割を果たせます。しかも、かなり水分子が多くなれば、振りほどいて、自分だけ上空に留まって大気上空を移動する事も可能です。これが、ゲリラ豪雨の原因だとすると、辻褄が合います。ただしこれは、酸素と結合するのが一番安定しますから、二酸化炭素として地表に、いずれ落ちる事になります。その時伴う現象としては、雷が考えられます。
こればかりが、雷の原因でないにしろ、この場合も考えられると言う意味でです。

これは、私の一つの推論ですので、もっと別な理由、パターンも考えられるでしょうけれども、うっかり梅雨だからと片付けると、思わぬ落とし穴に落ちてしまいますので、取り敢えずは、そう考える事にしました。そうであれば、他の地域も、考えられる被害予想に役立つとは思います。

ここで偶然気付いたのですが、この雨は、一部、炭水化物が含まれています。つまり、この考えが、考えられる範囲以内で有ることでもあります。

以上のことを踏まえて言えることは、この豪雨は、南方から、西方からの湿った空気が来る限り、集中豪雨は、止まりません。季節を問わず、条件さえ折り合えば、何度でも、毎年の行事となる可能性があります。中国は中国の事情が有るでしょうから、日本側から強く言えないし、日本の場合、東は太平洋なので、心配は無かったので、考えもしなかった状況なのだと思います。
雨は、北極、南極の氷が解け出せば、増える訳だし、この現象は世界レベルでも起きていますから、対策はこれからが本番となりそうです。
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偏西風・貿易風 [気象]

潮汐力を考えてゆくと、水(海水)の場合はある程度納得いくのですが、では大気の場合はどうなのかと言う問題が生じます。つまり大気は月や太陽の重力を受けて風波を作り地球を回転し出すのかと言う問題です。しかし、常識的に考えても、直感的に考えても、大気は水に比べて密度が希薄であり、粒子同士がぶつかって伝達し合うには、重力は殆ど影響しないと思えます。潮の満ち引きさえ、上空20mから見れば殆ど気にも留めないような干満差ではないでしょうか。それよりかは、太陽から届く大地や海水の熱で暖められる温度差で生じる気圧による移動の風の方がずっと大きいと思います。
とすると、地球は自転していますから平均的に大気が暖められ、大気自体が、西から東、東から西にいどうするよりも、南北、北南の移動しかしないように思います。
となれば、地球の自転とともに回転している地上の観察者から見れば、大気が東から西に移動して見えるはずです。しかも、この風はかなりの高速で、赤道付近で観測すれば、風速約463m/sという速度です。
台風が強い時でも、40m/sくらいですから、人間だったら簡単に舞い上がってスーパーマンのように飛んでいってしまうスピードです。最もこれは地球がピンポン球のような空気抵抗を殆ど受けない平面を想定した場合です。
なのですが、抵抗を考慮したとしても速すぎます。実際そんな風は吹いていないし、日本ではその逆の風、偏西風に晒されています。これについては、色々な説がありますから、そちらを信じたい人は、そちらをどうぞ。

ではここからです。地球では、それはもう解決済みの問題のようですが、いざ殆ど自転していない金星で、「雲の最上部では風速100m/sの風が吹いている事については、金星最大の謎の一つに上げられています。」なんて書いてあります。私から見れば、金星の方が当たり前の風であり、地球の方が謎なのですが、どう思われるでしょうか。金星で吹く風も、まだ人間がスパーマンになれるような強い風ですが宇宙的レベルでは、これだって大した風ではないのではないでしょうか。つまり、金星は自転していないとなれば、片面だけ太陽から届く熱で暖められます。その裏面のその高さの温度は、それよりずっと低いことになります。とにかく一年近く太陽に背を向けたままですから、温度差だけで対流が生じます。直感的に考えても上空では障害物はありませんので、秒速100mだとしても、何の不思議も無いのです。

ところが地球は自転していますから、先のように考えたわけですが、そうすると偏西風は、仮に自転していないある宇宙空間から見ると、自転のスピードより速いスピードで移動していることになります。つまり別の何かの力が働かない限り、偏西風は生じません。重力は違うとなれば、残る力は地球にある電磁気力(磁力)しかありません。これはフレミングの法則からも、自転方向に力が働きますので、向きは合っています。
また、北極南極では、磁束密度が高いので、南北で強く働きます。まして、両極上空では障害物がありませんのでより強く働きます。大気は質量として地球のような剛体に比べて非常に軽いので、地球の自転より速くなるのは想像できます。
この力は、赤道付近で当然一番弱まりますが、力はそれなりに働きます。
とすると、自転していない宇宙空間から見ると、大気はすべて西から東に移動しているようにみえるはずです。
そう考えればどうでしょう。主に南極北極で生まれた偏西風は赤道付近に移動していくに連れ、回転距離が長くなるに従いスピードが落ちて行き、地球の自転は慣性の力で回転しているので、極も赤道も関係ありませんので、貿易風が吹く辺では偏西風の回転に追いつき、偏西風とは逆の風が吹いているように見えるのではないでしょうか。
貿易風がどのくらい強い風かは知りませんが、赤道付近での嵐の災害は聞いたことがありません。

大気の流れを読むには、色々な条件を考慮しなければなりませんが、ざっくばらんに考えればこうなりました。これはどうでしょうか。
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大雪被害予想 [気象]

残念ながら、今年から来年に掛けても大雪を警戒しなければなりません。
警戒と言っても、人間はなす術が有りませんが、一重にこれも人類の過失みたいなもので、自然を無視した産業構造に有ると言っても過言ではないと思います。

震災後に、集中豪雨の嵐に触れましたが、それは、台風という形で犠牲者、被災者を生みました。
又海外では、タイ、フィリピンと言った国も甚大な被害を受けました。
今年は太平洋側で甚大な被害を受けましたが、日本海側は、これから来年2月に掛けて大雪の被害が予想されそうです。

そこに住んでいる人達にしてみれば、毎年の光景かもしれませんが、今年は侮れません。
都会に住んでいる人には関係ないのかもしれませんが、何十年か前に大雪となり、交通が麻痺し、けが人も多数出たと記憶しています。

大雨なら、まだ水ですから、流れてなくなりますが、当り前のごとく雪は溶けないと積もります。温暖化と言っていますが、冬は例年のごとく寒いし、大雪になること屢々です。

そもそも、こう言った自然災害が多いこの国で、経済大国を目指す必要が有ったのでしょうか。
皮肉にも今の状況は、借金大国日本であり、自然災害大国日本であり、人災大国日本になってしまいました。
そこから立ち上がる?
今まで通りのシステムでは、行き着くところ迄行き着かないと無理でしょう。

大雪の場合、除雪費が大幅にかさみ、年度内に使い切れば、財政的に赤字になります。雪に依る事故も多発します。小さい事のようですが、便利な社会造りは、それなりにリスクが有る事も考慮しないと落とし穴です。

大雪のメカニズムは、豪雨と変わり有りません。空気中のCO₂、NOxが増えれば、
発生し、海水温が高ければ高い程発生します。
この条件は、もう整っています。

温室効果ガスを減らす京都議定書も、反故せざるをえない日本の現状、約束を守らない政治家、原発事故の隠蔽体質?

どう考えても、日本は嘗て無い、危険ゾーンに差し掛かったとしか思えないのですが、どうなんでしょうか。

オゾンホール [気象]

南半球の豪雨が止まらない。今度は南アフリカ ヨハネスブルク、プレトリア等被害の詳細はまだ定かではないが、私の予想ではオーストラリア、ブラジルと大した変わらないだろう。だいたいこの場所も同じ様な緯度に有り、同じ様な地形だからです。もはや地球の大気は、取り返しがつかない位疲弊しているのは疑いを挟む余地がありません。2075年にはオゾンホールは消えると予想されていますが、今の状況を考えると、広がっているとしか思えません。エルニーニョだラニーニョだと言葉遊びしている場合では有りません。それらは生き物では有りません。ただ海水温が異常に高い地域だというだけです。だから何故高くなるのかが問題なのに、問題をエルニーニョ、ラニーニョに摺り替えているだけです。

今年1月の南半球の豪雨は気象学的に非常に参考に成ります。今気象はコンピュータを駆使して予想しているようですが、コンピュータは記憶と計算スピードには、たけていますが、人間の様に物事の真理を発見したり、推測したりするのはできないはずです。これは人間がプログラムを組み込んでいるだけで、そのプログラムが可笑しければ、結果は可笑しい物であり、過去のデータから現在までのデータを分析したところで、現在までしか予想できないではないですか。まるでウサギと亀の競争話です。

いまこの豪雨の有った三つの都市を線で繋いでみて下さい。地球儀で見れば、綺麗な円に成るはずです。そう、この円こそが、上空のオゾンホールの縁を表しているとすれば、見事に説明がつきます。Google Earthで試してみました。もう相当大きな穴です。では逆に今年の夏を想定して、Google Earthで見てみましょう。北半球は陸地の方が多少多いですから、南半球の様には成らないとしても、何故か日本がホールにすっぽり入ります。去年はかろうじて助かったみたいですが、今年は被害がもっと拡大しそうです。北海道は夏涼しいはずなのに、本土並みに熱くなる理由も説明できます。決して脅かしのために言っているのでは有りません。備えあれば憂い無しです。

では、どんなことが予想されるでしょう。まずは、ゲリラ豪雨です。これは去年の比では無さそうです。山間の集落に住む人達は、要注意です。良く聞きます「何十年もここで暮らしているけど、こんなのは初めてだ」と。でも私の予想では今年はもっとひどくなるのです。後は、熱波です。これも記録更新は間違いないようです。こうなると、農作物、漁業、林業に多大な損害を与えます。いつまでも有ると思うな、天然資源ですか?しかしこれは予想が当たったとしても、籠の鳥は逃げられません、ホーチキ付けて、と言ったところで一緒のようです。もうサイは投げられてしまってます。少しこの手で働いている関係者の皆さん、本気で対応を考えませんかあ。
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干ばつ [気象]

集中豪雨を説明しましたので、どうしても干ばつに付いても説明しなくては片手落ちです。去年のロシア、中国の干ばつで、小麦や大豆等の価格が高騰しているようです。またオーストラリアの豪雨で、これもまた高騰に拍車をかけそうです。アメリカの去年の小麦の収穫量がどのくらいか情報がほとんど無い中、悪いニュースも無いのでそこそこなのでしょう。で困る国は何処でしょう、そう日本です。日本は、米は有り余っていますが、食料が無くて困っている国に、高くて売ることが出来ません。なのに、今度は高い小麦を買うことに成ります。こんな矛盾した話が有りますか。話が逸れましたので、ここまでで止めます。

空気は元々水分を含んでいます。湿度計を見ればどの位か分かるでしょう。また湿った空気は、寒い所が苦手です。運動エネルギーが減るため水分を振り払おうとします。冬空気が乾燥するのは、そのためです。水分が無い空気は、実は不安定なので、水分を貰える暖かい方へと移動しようとします。これが季節風です。今は北半球が、冬ですから、南半球へも移動します。資料が無いので、後は推測ですが、この炭素を多く含む空気が、南半球に向かえば、集中豪雨として、襲いかかることに成ります。この雨の場合、炭素も含まれますから多くの炭素は、海中に溶け込むことと成ります。温室ガスは、この時点で浄化されているのです。だから、地球温暖化は、二酸化炭素と直接関係しないと言ったのです。

では北半球が夏の場合はどうでしょうか、ここも大した資料が無いので、推測ですが、オゾン層は寒い方を好みますから、つまり寒い所の方が結合が強くなりますから、オゾンホールは季節ごと移動していることに成ります。それがロシア上空にまで広まったとしたらどうでしょう。木は枯れ、大地は暖められ、豊富な地下資源の天然ガスに着火したとしたら、さあ大変です。この熱波は、逃げ場は有りません。南からの季節風に押し上げられ高止まったままです。これでは雨が降るどころでは有りません。当然それはそこから吹いて来る中国の平野部にも及びます。これが干ばつです。

日本は幸いにも、海を隔てていますからかろうじて、被害は去年、最小限で済んでいますが、今年はどうなることやら。でも去年の夏は暑かった。
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ハリケーンと台風の違い [気象]

雷を説明しましたので、ハリケーンと台風の違いに付いても私なりに説明します。まず大きな違いは、通過進路と雨の振り方です。私達日本人が目にする台風は、フィリピン沖位から発生し北西の風に乗って海水の暖かい水分を連れて生長して来ます。その殆どが海水の水分と熱です。北西しながら、雨つまり上空の冷たい空気水分を降らせながら北上して来ます。台風はゆえに地球のシステムである冷房を行ないながらやって来るのです。エネルギーはそこで使われますので、そんなに早くはないのです。どっこいハリケーンはどうでしょうか。主に太西洋南部の海で発生するハリケーンは海上では同じだとしても、大陸に上がると今度は地熱が待っています。ここが違うのです。特に平野部を通って来るものは逆に勢力を増します。雨が降りそうですが、地熱の方が勝って上空に残ったままです。そのエネルギーは、拡散しようと回転しだします。回転が速まると、中心部が真空状態に成ります。これがもっと進めば、何処かにもっと真空が必要になり、地上にまで襲って来ます。上空は真空に近いので、上空には向かいません。これがハリケーンの特徴です。日本にも平野部は有り、たまに竜巻が観測されますが、比では有りません。ハリケーンが竜巻現象を伴ってやって来るとき、このハリケーンの目に入った物は上空の方が真空状態が強いので、上空に吸い上げられます。

とここで、私達日本人は台風の目と言ってますが、これは天気予報でもお馴染みなので、想像付くと思うのですが、この台風は何かに似ていると思ったことはないでしょうか。私は銀河の渦に実に似ていると思っているのです。銀河の中心は覆い隠されていて見えませんが、ブラックホールが有るとされています。ハリケーンの中心は真空です。普通真空定義は、古典論で何もない状態とされています。つまりエネルギーがゼロです。が竜巻のようにひとたび地上に舞い降りれば、もの凄い力を発揮します。もしブラックホールも同じ理屈なら、絶対真空と言うことになります。これもまたエネルギーゼロです。エネルギーゼロが宇宙の始まりだとすると、エネルギーの概念は脆くも崩れます。あまり崩してしまうと、実も蓋もなくなるので今のところ止めておきます。物事には比較する基準がないと、又は単位がないと物事を伝えられません。がそれが仇になって先に進めなくなることも有るようです。次は未だ謎が深い地球のプレートに付いてです。
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