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マグロの危険度 [海洋生物学]

wikipediaでタラを調べていたら、面白い事が分かりました。タラの100gあたりの栄養価の表があります。
タラは結構栄養価の高い魚な事が分かりました。炭水化物、糖分が含まれておらず、食物繊維も有りません。
当然と言えば当然ですが、その代わり、サプリメントに含まれるような栄養素が大概揃っています。
なので、タラにネギや豆腐を入れたみそ汁に、ご飯が有れば、すべて栄養が行き届く感じです。
中でも注目したのがリンです。タラにはリンが結構含まれているんですね。
前の不確定性原理の中にタコを触れましたが、分からなかったので当てずっぽうでリンを持ち出したのですが、
タコもタラも海底を漁場とする生き物だとすると、やはり海底の砂底からリンを摂取しているみたいです。
又は、そういった生き物からでもいいですが。

リン281mg(40%)と有り、40%はアメリカにおける成人向けの栄養摂取目標の割合だそうです。つまり250gも食べれば、OKなわけです。 
では太平洋岸で主流のマグロはどうかというと、結構似たり寄ったりですが、リンだけを見ると254mgで少し少ない程度です。では、マグロはリンを何処から摂取しているのかと考えると、まあ魚類の食物連鎖の頂点に立っていますから、どっからでもと言った感じですが、結構イカに含まれています。以下の好物は確かエビなはずですので、まあ頷けます。
日本海側でマグロが捕れない事も無いのですが、話に依ると北上する時に、朝鮮半島と北九州山口県の狭い海を通るので、そこで産卵する若いマグロを大量に捕るので少なくなり、そこを抜けると広くなるので漁が難しくなると聞いた事が有ります。そう考えると、津軽海峡の大間・竜飛は良い漁場なのか知れません。今原発で揺れてますけど。

マグロを調べていたら、かなり引っ掛かった文章に出会いました。”生物濃縮に依って汚染物質を蓄積し易いため、様々な問題も起きている。”と言うものです。それは、水銀問題という事で、2003年から指摘されているもので、原発事故以前の話です。水銀だけで問題になるのなら、放射性物質はどうなのでしょうか。
後から公開されたspeediなる情報では、海に一番流れたはずです。また放射線量が少ないからという事で海に大量に流した事も事実です。マグロは大きくなる迄数年かかります。その間放射性物質を蓄積続けたとしたら、どうなんでしょうか。政府・政治家の無知な国民を如何に騙すかが仕事みたいな人達の言葉はもう信じられません。今日もどっかの馬鹿が、政権交代前の演説と、今の言っている言葉が、いざ政権を取ったら、過去の演説で批判していた人物が、今の自分だった、なんて笑えない、顔が引きつるような事を平気でする人達をどうして信じられますか。

なので、ここでも自己判断という事で、今後太平洋側で捕れた魚は、なるべく食べないと決めました。
これはあくまで、自己判断であり、こちらはまだ日本海が残っていますので、そんな事判断できない人をどうこうという話ではないので、あしからず。
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ハタハタ・タラの生態 [海洋生物学]

ハタハタや寒ダラの生態を調べているのですが、wikipediaでもなかなか探せません。
なので、少ない情報の中、例に依って推測で考えてみました。
というか、海洋生物学自体が存在しないような感じです。
天皇陛下も褒めるクニマスで一躍有名になった「さかなくん」、人気ばかりでどうなっているんですかね。
話を戻して、私の住んでいるところはハタハタ・タラは、冬の間の大切な食料源です。子供の頃不思議とこんな寒いのに何故魚が捕れるのか不思議に思った事が有りました。今はタラの最盛期です。
世間話では、今年はハタハタが大量にとれたとか、タラが豊漁だとかに終始しそうですが、それでは人間じゃなくて、そこらの動物と変わらないじゃないかと思い、生体を調べる事を思いついたのですが、なかなか未開発の学問のようです。

分類的にはどちらも深海魚のようですが、深海魚って回遊してましたっけ?
生息域を調べると、太平洋北部、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島となっていますが、
ハタハタは主に12月秋田県沖、山形県沖で産卵のため海岸付近迄やって来ます。釣った事が有る人なら、北から順次に泳いでくるのが分かります。その一ヶ月後、タラが捕れるところを見ると、考えられるのは、産卵を終え、成長も終えたハタハタが、海底深く迄戻ってそこで寿命を終えるとします。その間一ヶ月です。その死に掛かったハタハタ、又は死んだハタハタを追って寒ダラ(マダラ)が南下するとしたらどうでしょう、楽して餌をとる事が出来、冬でも丸まると太る案配です。
これはマグロがサバやイカを追うのと何ら変わり有りません。

しかし、何故日本海側のルートを取るのでしょうか。太平洋側は通らないのでしょうか。
どうもそれは海流の向きも関係ありそうです。太平洋側は海水が日本海側より冷たくなるのが遅く、海流が南から押し上げて来る黒潮に対し、冬生まれる千島海流は、千島列島に沿って来るのであれば、まっすぐ津軽海峡を通って日本海に流れ込めます。
またこうも考えられます。太平洋側を南下すると、産卵の時期にはリアス式の海岸で産卵する事になります。そうなると大した雪の降らない沿岸部に産卵する事になり湾内で一網打尽で捕られる危険も有り、喩え孵化したとしても、大海迄は遠く他の魚の餌食と成り、結局太平洋側のハタハタは、絶滅してしまったと考えると都合が良さそうです。第一日本海側北の冬の漁は、そんなにチャンスは有りません。なので自ずから、乱獲とはならなく、子孫を残す事が出来た。

まあ、余り情報がないし、専門家でもないので、此のくらいしか言えませんが、
’さかなくん’変なテレビ番組で馬鹿な事やらないで、本職に戻ろうよ!
まさか、その芸が本職?
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