個体液体気体 [化学]

個体、液体、気体の違いについて一言。
化学は今重要な地位にあるので、子供達に誤解を与えないようにしなければなりません。化学も物理も暗記する学問ではないのです。言葉を暗記して、イメージできないのであれば、テストで100点でも失格です。人間は記憶装置ではなく、考える生き物です。何を言いたいのかと言うと、説明するための情報が多過ぎるのです。

有名な化学のホームページにこんな情報が載ってます。液体から見て、個体:質量変わらない、体積減る、密度大きくなる。気体:質量変わらない、体積増える、密度小さくなる。生徒達はこれを知って誰も質問しないのでしょうか。問い合わせのコーナーがありましたが迂闊にLog inできません。またこの人は化学の専門家ではないようです。
これは、周りのあちこちにある水はこれには当てはまりません。個体としての氷は液体としての水より軽く体積も幾分膨らみます。先生達もそう教えているのではないですか?なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

私ならこう説明します。

これはwikipediaからですクリックしてみてください。この図は解りやすくするため、分子同士が離れていますが実際は濃厚に結びついています。破線で結ばれているのがイオン結合とします。液体の場合は、これが隙なく結合できるため、体積は減り密度も高くなります。個体の場合規律正しくイオン結合するため体積がわずかに増え、密度も低くなります。気体の場合、このイオン結合からすべて解放された状態です。
この方がすっきりしませんか。
タグ:個体 液体 気体
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