オーストラリアプレート [地球物理学]

この間オーストラリアで洪水が有ったので、オーストラリアについて知りたくて調べたのですが、実に面白い大陸である事に気付きました。
プレートから見れば一つであり、大陸そのものはプレート同士がぶつかった形跡が有りません。
こうした大陸は、アフリカ大陸を除いてありません。
プレートについては過去にもかなり触れましたが、このプレートについては理解できない謎の多いプレートだったので触れませんでした。と言うかグーグルアースでは、移動の形跡が探せずどう理解してよいやら方法が探せませんでした。前に書いた世界のプレートは、これが理解できないままアップしたので今読み返すと余り良い出来ではなかったようです。
なので私が考えた基本に返って考えてみました。

何十億年も前、今のアフリカ大陸のコンゴ盆地から月が放たれたとしました。
しかし、その時でさえ地球が安定的に自転するには、反対側に対照的な大陸が存在しなければなりません。それがオーストラリア大陸だとします。しかしそれだと大きさも位置も対称にはなりません。
なので、最初この大陸はかなり大きく赤道付近に有ったとします。この時の地球はかなり扁平です。
それから月が放出されれば、月との重力相互作用で地球の自転速度が遅くなります。
そうするとこの二つの大陸は、球対称の安定を求めて分裂し出します。まだ水は無く灼熱の大地です。
地球内部のマグマは、南極から北極に噴水のように流れます。なので、北半球の方が大地が多くなります。
だんだん地球が冷え出すと、南半球の総重量が足りなくなるので、この大陸が南に南下します。それでもバランスが取れず、大陸は上下に分裂して、下の部分は南極に向かいます。
同様に、今のアルゼンチンの一部が、紆余曲折して南極に向かいぶつかり合います。
つまり、今のオーストラリアは、分裂した上の部分だとすると地形的にも合います。
何故かと言うと、洪水が有った東側の海岸線は岩手のようなリアス式海岸線が有り、分裂したとした南側の海岸線は、北海道の南側の海岸線と同じ湖が出来ています。
さてそうなると、北半球から重量が欲しいところなので、北から大地が流れて来ます。それが、パプアニューギニア、フィリピン、インドネシア、さらにはニュージーランドだとすると、日本を含めこれらの地域で地震が多いのも頷けます。

グーグルアースでは、アフリカ大陸のプレートは一つではありませんが、境界線を引けるほどのプレートの違いは有りませんので、まあ一つとして捉えても矛盾点は無いでしょう。
どちらも砂漠が多いとか地震が無いとか言う共通点も有るのですが、オーストラリアの大きな特徴は、山脈とかも無いし高い山がほとんど皆無である事です。栄養豊富な森から流れる川も無く、漁業には適していないそうです。では農業はと言うと、世界で比較しても高いどころか、低水準です。林業だってこれでは低水準でしょう。つまり、人が暮らすには日本ほど楽では無さそうですが、
金やウラン鉱山、天然資源エネルギーが有るのだそうです。なので、原子力発電をやっているのかと思い気や、ウランを売りつけているだけです。こんな地震の無いところで開発しないと言うのに、日本は何故なんでしょうか。
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