災害元年 [地球物理学]

地震のメカニズムについて、良い資料が無いかと思い捜しているのですが、ネット上では無理なみたいなので、図書館に行って「災害社会」川崎一郎著の本を借りて来ました。で一つ勘違いしていた事に気付きました。プレートの種類です。北米プレートと案に使って来ましたが、この人はもっと細かく分けていて、カムチャツカ半島、サハリンを含む北日本側のプレートを、オホーツクプレートと言ってます。実際問題、この方がスッキリしてプレートがどう動こうとしているか分かります。
又ユーラシアプレートも、日本海からバイカル湖辺り迄を、アムールプレートと言ってます。そうすると、どうプレートが連動しているかはっきりします。つまり、他国で起こる地震や噴火は、日本にもいずれ起こる事を教えています。

今注意を必要とされる地震の中に、駿河湾沖、東南海沖、南海沖地震があります。
所謂アムールプレートの活動に依る地震です。これも太平洋側の地震であり、同じ法則を当て嵌めれば、南側にはパプアニューギニアがあります。ここも火山国です。実は私も知らなかったのですが、あの阪神淡路大震災の数ヶ月前に大きな噴火があったんですね。
1994年11月カルデラ東部にあるタバルビュル火山と西部にあるバルカン火山がほぼ同時活動を開始し、火山灰を噴出しました。
とあります。これは消防防災博物館というページです。その後2ヶ月近く後地震が有りました。
キラウエア火山とは違い溶岩の噴出こそ有りませんが、規模としては考えられる範囲内です。
では、この関係の時間のずれなのですが、今回の地震では噴火が起きてから大した日にちが掛かりませんでしたが、パプアの場合2〜3ヶ月有ります。この違いは明らかです。地球の自転と同期する方向か、それとも直角かです。ハワイから宮城県三陸沖迄は、遠心力が増し速度が助長される方向です。

歴史を調べれば、関東大震災が起きて20年近くで東南海、南海沖地震が発生していますから、今のところ心配ないと思います。

プレートで考えるのも良いのですが、実際はマグマの流動を見極める事です。これが足りないから、地震予知技術が行き詰まってしまうのです。2008年は、思わぬ地震のラッシュでした。中国の四川地震、その一ヶ月後に岩手宮城内陸地震。
これが読めないと予知はできません。この地震はどちらも陥没です。震源地の栗原町と今回の震源地を結ぶ延長線上には、ハワイのキラウエア火山があります。考えように依っては、巨大地震が来る迄2年半以上あった事になります。予知したところで、その規模がどの位になるのかは分かりません。まして実際の地震による被害より、あらかた津波による被害です。ですが、溶岩噴出であれば、こちらでは陥没であり、規模が大きければガスが噴出すると考えるのが妥当なのではないでしょうか。
以前のトンガ海底火山のyou tubeの映像を見て確信しました。海底が浅いためすぐ海上に吹き出していましたが、真っ黒でした。今回も真っ黒な濁流がほとんどです。
今年は地球の地磁気が大きく変化して来たため、災害元年となりそうです。地震国に生まれて来たのでありますから、それなりの覚悟は必要です。私はもう覚悟を決めました。逃げません、この家からは。

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