津波と地球の自転 [地球物理学]

スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん)は、2004年12月26日、インドネシア西部時間午前7時58分50秒(日本時間午前9時58分、UTC午前0時58分)にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード9.1の地震である。死傷者数、死者人22万人、負傷者13万人。
インドの研究者は、インドの東海岸に位置する7 - 12世紀の考古学遺跡から発見された津波堆積物が900年頃に大津波があったことを示していて、2004年と同規模の超巨大地震は周期性があると推測している。同調査によれば、インド東岸に被害をもたらしたインド洋からの大津波は、過去2000年間で900年頃と2004年のものが判明している。

2010年チリ地震はチリ中部沿岸で2010年2月27日3時34分14秒(現地夏時間; 6時34分14秒 UTC)に発生した地震。地震の規模は、USGS(米国地質調査所)によれば、モーメント・マグニチュード(Mw)で8.8だった。1900年以降、チリでは1960年5月のチリ地震に次ぐ規模、世界でも発生当時では5番目の規模の地震となった。死傷者数死者802人、津波最大30m超?

1960年チリ地震(1960ねんチリじしん、西:Gran terremoto de Valdivia)とは1960年にチリを震源として発生した地震である。地震後、日本を含めた環太平洋全域に津波が襲来し、大きな被害をもたらした。
地震は5月22日15時11分14秒(現地時間)に中部の都市バルディビア近海で発生、表面波Ms8.5、Mw9.5と有史以来観測された中で最大規模の巨大地震である。
本震発生から15分後に約18mの津波がチリ沿岸部を襲い、約15時間後にはハワイ諸島を襲った。ハワイ島のヒロ湾では10.5mの津波を観測し、61名が死亡した
日本では地震による津波の被害が大きかった。地震発生から約22時間半後の5月24日未明に最大で6mの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、142名が死亡した。
津波による被害が大きかった岩手県大船渡市では53名、宮城県志津川町(現南三陸町)では41名、北海道浜中町霧多布では11名が死亡。死傷者数2231~6000人

これは津波を伴う地震の三つの例で、wikipediaから抜粋しました。これで分かるのは、2004年のスマトラ島沖地震では、津波による沢山の死者を出したのに対し、チリでは、地震の規模にしては、そんなに死者は出ていません。つまり、チリ人は津波を最初から想定した居住間造りをしていたといえます。
もちろん、日本でも津波を想定した防波堤は造っていましたが、想定を超えてしまいました。

ここで不思議に思うのは、チリで発生した津波が何故日本に届くのかです。
しかも、主に三陸海岸だけ被害を受けています。満潮を考慮しても波は高すぎます。大陸の反射波を考慮して、波長が合成されたとしても、発生場所は地球の裏側であり、22時間も勢力を保つものかどうか疑問符が付きます。
今回の東日本大震災の津波は、被害は日本の太平洋側だけであり、チリでの被害の報告は聞きません。アメリカの太平洋岸での被害が若干あったようですが、家が流されるような話は聞きません。
そこで津波と地球の自転との関連を考えてみました。あくまで憶測ですが、これは地球の自転方向が作用しているとすると上手く説明がつきます。
つまり、震源地で発生した波は震動として最大です。波は海水を媒体とした震動なので、空気の振動より大部遅れますが、この波動は地球の自転とは無関係な波動で、発生源が東側であれば地球の自転はそれを追いかけて行く方向です。
スマトラ島沖地震でも同じ事が言えます。西側にあるスリランカ、インドでも、また遠くのソマリアでも津波の被害がありましたが、東側にあるマレーシアは比較的津波の被害はありませんでした。北海道南西沖地震も、西側にあるロシアで死亡者が出ているのに対し、東側にある北海道内は津波の被害がありませんでした。

今回の津波で言える事は、太平洋側で津波が発生した場合、津波の高さは30mを想定しなければならないということです。構造的には映画に出て来るような鉄壁の要塞でなければならないということです。
今の日本にそんな余力があるでしょうか。
そこ迄して人間が生きる価値があるのでしょうか。
無い物ねだりは子供にしか許せません。

町の復興は果たさなければなりませんが、また被害を受けるような構想では本当に日本は潰れます。立ち止まりましょう。

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