柏崎刈羽原発 [地球物理学]

新潟県沖で発生する地震で、津波15mを想定した防潮堤を造る計画があるのを知りました。果たしてこれは意味があるのでしょうか。1964年6月に発生した新潟県粟島南方置き40kmを震源とする規模M7.5の新潟地震では、最大の津波は6m位なはずです。また最大の津波は第三波であり数時間後とされています。前に書いた津波と自転の関係を当て嵌めれば、津波は西側に移動する様に見えますから、最初に当たるのが佐渡になります。新潟市自体は最初そうでもなかったと思いますが佐渡に当たった波は反射波となり新潟からの反射波と共鳴すれば威力が増します。
ここで面白いのは、遠く離れた鳥取県隠岐島でも被害があったというところです。この島は、方角では西側です。つまり私の仮定はまだ外れていません。

私の地域は、距離的には隠岐より1/7くらいで大部近いのですが、北東ということもあり津波は来ましたが津波で魚が浮いて来た事もあり、漁師が投網で魚をつかみに行った事を覚えています。津波の被害より魚を捕る事の方が肝心なほど津波は来ませんでした。

そう考えると柏崎刈羽原発で津波15mを想定するのであれば、M9.5位の地震を想定しなければならず、そもそもそれに耐えられるような岩盤の上に建物が建てられているのでしょうか?2007年7月の中越沖地震ではM6.8で火災が発生したのに、M9.5が本当にきたら津波の心配より建物の心配の方が先なのではないでしょうか。

ここは地震予知が欠かせません。一ヶ月前に予知しないと安全停止できません。
しかし、ここの予知は比較的楽です。チリ地震と連動しているとすれば4年以内、チリ地震の最後は、2010年2月ですから、3年以内、スマトラ島で起きる地震や噴火を考慮すれば、起きてから3年以内です。今回の東北関東巨大地震で地盤がかなり弱っている事を考慮すれば、2年以内に設定しても可笑しくはありません。
そもそも過去にそんな津波が来た前歴が無いのに、臆病すぎます。役人的発想です。そんなに怖いのであれば、今から止めた方が良いのではないですか。私なら停止命令を出します(もちろんそんな権限はありませんが)。
想定しなければならない処を想定外と言い、想定しなくても良いところに想定外の防潮堤を造ろうとする、そんな事をやっていれば、本当に日本は潰れます。
節穴の人間のやる事です。

話は変わるのですが、書き損ねた災害に山崩れが有りました。昨日ニュ−スで見てたのですが、やはり前兆が有るみたいです。被災寸前の住人の話では、最初に地鳴りが聞こえ、次にカキーンと割れるような音がコダマする様に聞こえ、突き上げられるような揺れを感じた、と言うものでした。
私の考えでは、最初の地鳴りは地下深い地盤の崩落で空洞ができ、それによる堅い岩盤に亀裂が入り(カキーン音)、家ごと沈下(人間の体は一瞬浮く)。長期にわたる余震で瓦礫層が緩み雨も災いして山崩れとなったとすると、説明がつきます。
そもそも茨城、福島は高速道路もそうですが、所っ中崖崩れ山崩れは発生しています。特に山を切り開いて多額の予算を掛け造った道路などはそうです。
これではいくら札を刷っても足りません。もう少し地質の研究をやってからでも遅くなかったのです。
では電気の供給源はどれにすれば良かったのかですが、地熱発電、昔ながらの水力発電(水車)、風力発電が有るそうです。山形、秋田の風力発電は、ほとんど完了しており御蔭もあるようです。また両県では地熱の量もかなり有るそうです。そう考えれば、関東圏は、間違った選択をしてしまったとしか思えません。

福島第一原発事故で、家も仕事も失った7万2000人の人達はと考えれば、空恐ろしくて目をそらしたくなります。人として同じスタートには立てないのです。相撲で言えば八百長にあった様なものであり、否が応でも悲劇の主人公です。
打開策は有るのかと言えば、私には一つあります。それは衣食住にお金を使わない制度を作る事です。今貿易はストップ状態であり、多くの外国人も渡航を控えています。そうなれば、残る日本人だけでどう助け合うかしか有りません。
それが分からず、今まで通り日本の経営をやっていたのでは、生き残れるのは知れています。実はもう構想はできているのですが、もう少し政府の動向を見極めないと何ともできません。その事は又の機会に!
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