Hダイバリオン [物理]

昨日の日経のニュースに物質の基本単位「クォーク」が6個集まってできる粒子「Hダイバリオン」存在を、スーパーコンピューターを使った計算で確認というニュ−スを見つけました。
そのうち加速器の中で見つかるのでは、というのですが、可笑しいですねえ。
大きさが陽子とほぼ同じで、重さは陽子の約3倍なのだそうです。
これは静止質量なのでしょうか、それとも加速度運動による質量なのでしょうか。
前にも素粒子物理学の理論には批判的な意見を書きましたが、この時期にこのタイミングで発表する気持ちがそもそも分かりません。
第一、重力を平気でなくしたりする学者が出て来るような分野です。
私から見れば不毛な白い虚塔に閉じこもった研究です。世の中に何の利益などもたらさないし、逆に高速加速器で莫大な費用を掛けて実験しなければなりません。そこは茨城県の東海村辺りに有ったと思うのですが、今回の地震で被害がなかったのでしょうか。また日本原子力東海発電所はどうだったんでしょうか。

話を元に戻すと、重さが陽子の3倍であれば、今迄の原子質量が大幅に改定になるということで宜しいのでしょうか。これは学会に波紋を呼びます。今迄矛盾は無かったものを翻せば、ウランやプルトニウム、ヨウ素、セシウム、ストロンチウムの原子のイメージが覆ります。つまり、原子力発電開発は分からないまま、見切り発車したということを意味します。

私が思うに、そこ迄分かるのであれば、今この時期にそんな発表をしないで、セシウムの半減期を5日に短縮する方法とか、装置を作ったりとか、物質を開発したり放射性物質を取り除く方法とかすべきなのではないでしょうか。できないとしても、この手の発表は不謹慎極まりないと思うのですが、どうなんでしょうか。
研究生も大変なのは分かります。大学、大学院に留まるにはそれ也の成果と、論文を発表しなければなりません。その圧迫感から捏造や盗作も出て来る事も有ります。


ここで臨時ニュースです。キラウエア火山の活動がまた動き出しそうです。
みゆ吉さんのブログにも機関車音が聞こえているようです。
ゴールデンウイークに迄はまだ期間が有りますが、ここは作用する期間が短いので、噴火してからでは遅すぎます。
太平洋側、福島、関東が要注意です。場合によってはまた津波が来るかも知れません。
できれば、浜岡原発を止めて欲しいのですが、駄目ですか?
但し大地震が来なかったら、許して下さい。素直に謝りますから。
またニュースでは、アメリカ学者の間で、巨大地震の連動説とランダム説にわかれているそうです。ここはさすがアメリカ、連動説が出て来るだけでも大したもんです。日本では私だけか?

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