貞観地震 [地球物理学]

どうも余震の動きが気になってなりません。余震が有るということは地下のマグマの動きがまだ有るということです。実際キラウエア火山の火口のマグマは、僅かながら上昇しています。噴火こそ有りませんが、これは危ない状況です。何故ならこの上昇と今連動しているのが、東日本の太平洋側だけなのです。

そこで、この間の巨大地震をもう一度検証してみました。地震が来る前から前震は有りましたから、すでにマグマはハワイ方向に流れていたとします。これを止めていたのが、コロンビア辺りから来たマグマで、この衝突で噴火した。
しかし、この大噴火でもその溜まった量を全て噴火できない程有ったとすれば、水道管が破裂する様に、途中で一番軟弱な場所で破裂します。それが津波が発生する三陸沖だとすると、今後も想定されます。

また別な角度から考察すれば、キラウエア火山の噴火で山の体積が大部増えました。つまり、マグマの噴火を押さえる圧力が増えたとも取れます。そうなると、日本の軟弱な地盤で海底噴火が起こる可能性があります。何故なら、海底の方が重力が少ないですし、破裂し易いからです。これは、今の地震の震源地を見てもはっきりしています。内陸部の地震もありますが、圧倒的に沿岸部です。

そう考えると東日本の復興計画は、難を極めます。このまま大した災害が無かったとしても、復興が軌道に乗りやっと借財が無くなった頃、また災害に遭う可能性を否定できません。それを最小限にするための計画を練ると、今迄の生活を維持するのには限界があります。とすると、復興には相当な期間を要し、その間に生活を追われる人達が増える事が予想されます。病人も増える事でしょう。またこの災害で死活問題を抱える業者は、被災地ばかりではなく、全国規模です。世界から日本離れが起き、自力では再生できない状態です。
考えると頭が痛くなるので、話題を変える事にしました。

日経の記事の中に、貞観時代の災害の面白い記事を見つけました。
この時代は天変地異の時代だったんですねえ。貞観3年に隕石が落下し、16年間の間に、火山噴火だけでも4つの山が噴火し、地震もあっちこっちであり、11年に貞観地震で津波が発生しています。ここで面白いのが16年に鳥海山が噴火している事です。山脈による構造体の中で、鳥海山は触れました。どのくらいの噴火だったのかはこの記事では分かりませんが、記録に残っているのであれば、相当な噴火だったのでしょう。
これが事実だとすると、貞観地震は、太平洋プレートが北米プレートに沈み込むことによる逆断型の地震で津波が発生したことを意味しています。何故ならマグマは真直ぐ西側の鳥海山に向かっており、それで噴火したとすると説明が付くからです。
地震が有ってから2年後噴火していますが、じゃあ今回も2年後また噴火するのかと言うと、これを機に鳥海山は死火山扱いで、大した噴火の記録はありません。
明治三陸沖地震の時も噴火はありませんでした。
また隕石が落ちて来たのは、地球の電磁気の減少による重力の増加による落下であり、噴火も同じことが言えます。
これで言えることは、ポールシフトによるマグマの逆流が始まっていると、どうしても言わざるを得ません。解決策はないのですが、生き延びる方法はあります。原始生活にも耐えうる対応を準備することです。可能でしょうか?
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