電気予報の見方 [雑学]

話の続きではないのですが、気になったので一つ、
節電の夏とか言われているので、電気予報は毎日、新聞で確認しているのですが、今日の東北電力の電気予報は、ピーク時が午後2時台で、76.2%です。今の時期は、暖房も冷房も使わないので、使用率が下がるのは分かるのですが、去年の今頃は、電力が足りなくて、東京電力から電気を貰っていた事になっていて、これは、「NHK」テレビからの情報なので、情報源は信頼筋の情報です。去年と今年と何が違うのでしょう。理解出来ません。
去年は壊滅的被害を受けた地域では、当然電気は使わないし、避難所も全てが完成してはいなかった筈です。条件は去年の方が良かった筈なのに、電気が足りなかったとは何が原因したのでしょうか。
それとも、今年になって、新たな電気を作るシステムが稼働したのでしょうか。それとも去年は、別の発電所が長い間トラブルに襲われたのでしょうか。
しかし、そんな話は聞こえて来ませんでした。東北電力に聞きたいところですが、仕事柄、御役所的なところが有るので、期待は出来ません。

電力会社の事は、丸っきり素人ですので想像も出来ないのですが、お役所的なものと断定すれば、隠蔽、贈賄、闇手当は、当然ながら可能であり、全国で協定も結べますので、一種独占連帯企業です。
ここで今、自然再生可能エネルギーで、一番困る所は何処かと問うと、東京都です。良いとか悪とかの意味ではなく、人口比率から見ても、電気の消費量から言ってもそうなります。なので、海外のエネルギーを頼るか、原発に頼るかしなければなりません。事実過去はそうでした。原発がフル稼働しているものと仮定して、東京都は、柏崎、福島があれば、余裕で足りていた筈です。東北でも女川があれば、今でも余裕な所を見れば、相当余裕だった筈です。ですから今迄電気の事なぞ、心配しなくても気にせず過ごして来れました。しかし、一旦不具合が生じれば、疑いは疑いを呼びます。

そもそも東北電力とはどう言う区分け方で決められたかです。新潟県は地理上、東北ではないのですが、何故か電気は東北に組み込まれています。東北でなければ可笑しな問題が生じるのでしょうか。別に関東甲信越の区分け通り、そちらに組み込めば良いのではないでしょうか。そしたら、柏崎だって、公然と関東に電気が引き込めます。過去の経緯は知りませんが、資料も乏しく、素人には分かりません。それとも、東北も東京も名目上の区分けで、どちらでも融通出来るシステムなのでしょうか。事実、東北と東京だけは、節電数値目標が設定されていません。それならそれで、一つになれば良いと思うのですが、合理化をすれば困るのがその会社の経営トップ達です。
当然霞ヶ関役所内部も、困ります。今は霞ヶ関ではなく、永田町に移っているのか知れませんが。
送電にしても、距離が遠ければエネルギーロスがかなり生じ、コストを考えれば、なるべく近場から送電するのが良い訳ですが、なぜ福島、柏崎と考えると、柏崎の場合特に、疑問符が付きます。どうなっているのかさっぱり分かりません。

只言える事は、万が一爆発事故が起きても、被害が最小限で済む立地を選んでいる事です。つまり、想定外ではなく、想定しているのです。まあ、政府も東電も一蓮托生ですから、詭弁はちゃんと用意していますから、後から何とでも言えます。

これらを踏まえて、今の状況を考えると、関東地方は天気がぐずついていて、冷房はさして使う必要がありません。東北電力が、余分な電気を関東に送っていると仮定すると、今はさして送らなくても足りるとなります。そうなれば、電力は余ります。はっきり言って、総電力量の23.8%の電気量は、相当な量です。関西の節電数値目標を、上回ります。まして、これはピーク時を想定していますから、時間帯によっては、更に余ります。ここは、関東が暑く、東北が涼しい時、又その逆の場合を見て行けば、謎が解けそうです。
また一つ新聞の見方が増えました。
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