西日本のプレート [地球物理学]

北の方はある程度理解できましたが、では西日本のプレートはどう理解すれば良いか一例を考えました。プレートの重なりを見れば、フィリピン海プレートの日本に近い伊豆・小笠原海溝と南海トラフの間には大きな大陸が在ったようです。ではそれはどこから来たかと考えると、韓国の北東のようです。
しかしそれでも足りなくて、今度は北朝鮮の北東から第二陣が移動して来ます。その時出来た山地が、九州の大分県の佐賀関半島から愛知県の渥美半島迄続く直線的な山地です。名称では、九州山地、四国山地、紀伊山地で当時は連続していたはずです。
そこへオホーツクプレートがぶつかって来ます。そうすると玉突き状態となり、最初にあった大陸は逃げ場が南にしかありません。太平洋プレートの移動を止めながら、諸島を作りながらパプアニューギニア辺りで消滅したか、島の一部に取り込まれたかGEでは余りはっきり分かりません。

残りの大陸、今の西日本は文字通り玉突き状態となり、先端の方の九州が今の山口県と広島県から離れて、南西に移動します。四国も今の岡山県、兵庫県、大阪府、和歌山県から移動します。でもそれだけでは、今の四国のような形にはなりません。一つ抜けているパズルが有ります。台湾です。台湾を土佐湾と日向灘の間にあった大陸とすれば、問題解決です。位置的には一番海溝に近く南下し易い状態だったのです。
さあ、これで日本の地形が粗方説明できます。ぶつかって来たオホーツクプレート側は、直接ぶつかったところは、高い山々を作りますが、ある程度離れた所では振動としての戻りも有ります、東西に走る山地です。東北の西側には、県境ごとに山々があります。この振動に依る伸縮で南北にも山脈が出来たとすれば日本列島ジグソーパズルの完成です。
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