宮崎の鳥インフルエンザ [雑学]

また宮崎で鳥インフルエンザが発生しました。一万羽殺処分とか、あと移動制限も有るとか。でも制限したところで、野生の鳥は自由です。皆さん養鶏場を見学した事があるでしょうか。私は見た事があります。そこで気付いたのですが、結構野生の鳥がニワトリのえさを求めてやって来るのです。養鶏者はそれを防ぐために網を張っていますが、それを破ってはいる鳥も居るのでした。私の地域も養鶏場はありますが、雪が防いでるせいで、鳥インフルエンザが発生した事は一度もありません。条件次第ではあるかもしれませんが、今のところはです。

前にも書きましたが、宮崎は日本で一番インフルエンザに掛かる条件が整っています。宮崎県知事は交代したばかりで、今はパニック状態でしょう。でもこれは、もう誰にも止められません。去年同様の被害に成る事は避けられないでしょう。

何故また同じ過ちを繰り返してしまうのでしょうか。それはすべて御役所目線で対応しているからです。私の様に原因を究明し、次の対応を打ち立てるのではなく結果報告し感染したら殺してしまえば良いという安易な目線です。私は微力ながら、結果を出し警告はしています。いわばボランティアです。これはお金の問題ではなく、何とか防がなければならないという奉仕の精神が、有るのか無いのかの問題です。

科学技術が進んだとしても、ウイルス名を特定したとしても、防げないのであれば、何もしないよりまだ立ちが悪いです。でも役人にそんなことを言っても、農家の経営者に言ったとしても、じゃあどうすれば良かったんだ、の話ですよね。

ここは違う話題で、例えばの話です。先日富山湾で大量の大きなブリが水揚げされました。関東方面にも多く出荷されました。大量のせいで、値段は半分に下がりました。これは消費者は助かるかもしれませんが、漁師はその水揚げに似合った金額がもらえない構図です。これは、冬の寒気が強まり、ブリが航路を南下にシフトして湾に捕まったらしのですが、真の漁師なら、根こそぎ取る様な事はしないはずです。嘗て、ハタハタ漁がそうでした。一匹いくらも値が付かないために根こそぎ取ってしまい、絶滅寸前迄行きました。つまり漁師も次の年からハタハタで生計が出来なくなったのです。これは漁師も農家も、今の金融システムに見事にはまり、コントロールされ、これが当り前だと思わされているのです。つまり、その行為は、自分で自分の首を絞める自殺行為と同じなのです。

もし畜産を長く続けたいのであれば、大量生産は避けるべきです。漁を長く続けたければ、根こそぎ取る様な事をしないことです。それでは生きて行けない、というのであれば、そんな仕事は辞めることです。中庸にしくは無し。私は今降りています。
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