珊瑚礁のでき方 [生物化学]

珊瑚礁のでき方に挑戦しようと思う。珊瑚礁の化学的成分は、石灰岩でCaCO₃とされています。これが合っているかどうかは別として、珊瑚礁自体は生長の意志は持てませんから、誰が、何がそうさせているのでしょうか。
調べると、有孔虫という生物が固めているのだそうです。有孔虫は藻類を摂食して葉緑体を残しておき光合成をするものとあるのだそうです。光合成をするとは炭素を取り出し再構成できる事を意味します。
カルシウムは海の中に豊富に存在するとしても、可笑しいですね、CaCO₃はすでに海にとけ込んでいて存在しています。どこがまずかったのでしょうか。炭酸カルシウムは、海の中では違った形で存在していないと、再構成はできません。
例えばこうしましょう。炭酸カルシウム.png 海の中では右側のように、化学変化できるものとすれば、都合が良さそうです。
分かりやすくするために私もこれを採用しましたが、結合状態はもっと複雑です。イオン結合をいれてませんので、ここは皆さんのイメージでお願いします。
この塩化カルシウムを分解しないと炭素と結合できません。そこでこう考えました。光合成としては海の中では、マグネシウムではなく鉄を触媒として、炭酸ナトリウムを分解して炭素を取り込めそうですが、余ったナトリウムは結合の相手を捜します。ナトリウムは、塩素と相性が良いとすれば、再構成できそうです。

何故今サンゴを持ち出したかと言うと、海の温暖化でサンゴが死滅しているのだそうです。つまり藻類や有孔虫が育たなくなった事を意味します。海の森であるサンゴが死活すれば、勿論海の生き物にも影響があります。
こんな事言われて久しいのですが、世の中は知らぬ存ぜぬを決めつけているようです。海水温が上がると貝類も死んでしまう、養殖を営む漁場で、貝が去年一つも育たなかった所も或ったと記憶しています。
人類は何を捨て、何を求めたのでしょうか。
環境を捨て、科学技術を追い求めたのでしょうか。
地球を捨て、宇宙に何かを追い求めたのでしょうか。
生き物を捨て、鉱物に何かを求めたのでしょうか。
続く。

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