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生命誕生の秘密2 [生命化学]

子供の頃に釣りに行くと、魚のいる気配がないのに、水面に何か動く波の後を良く見かけました。小さいからなのかその物を、見た事はないので、未だに正体は分からないのですが、生き物のようにも思えるし、見えない小さなゴミが風で動く様な感じにも見えるのですが、風と逆向きの時も有り、大概1秒ぐらいで消えていました。しかも、結構速いのです。
そこで考えたのですが、単体の炭素原子が、水の中で自転したら、どんな動きに成るだろうと言うことでした。勿論、今の時代にそんな事は可能ではないにしろ、太古の昔なら、有り得ただろうという発想です。もしかしたら、海底火山噴火では、今でもそうなのか知れません。さて、水の中では、水素、酸素は水分子として、沢山有りますが、水分子の結合は結構強いので、メタンの様な結合は、容易く出来ません。しかし、炭素は水から自転能力が生ずる物質としていますし、水の中の水素原子を縫うように駆け巡る事も予想されます。これは大気中の雲もそうだとしていますから、水中での動きはもっと遅く、結構不規則な動きが想定できます。さて、そこにアンモニアが有ったらどうでしょう。NH₃, H₂O 質量的には大した違いが無いので、同じ空間を動いていると言えます。

あれえ、面白い事にアミノ基の組成がこれだけで、出て来るじゃないですか。但し六角形ではなく、不定形の形です。
これはあくまで、海が容器の中の静かな中でも起こりえます。そこに、太陽の様な朝夕力で、波が発生した場合のケース、太陽光で電気が流れているケース、夜に成ってマイナス物質を失って行くケースと重ねて行くと、まるで、生物の様な動きに成るではないですか。しかし、このケースだけでは、生物迄は行きません。綺麗な六角形に成る確立が、ゼロに近いのだと思います。

そこで、綺麗な形に成る方法はと考えると、今迄一つは出て来ています。何処の書いたか、最初の頃だと思いますが、雪(氷)の結晶のところだと思います。水分子は、H とO の折なす角度が約120°である事は知られています。これは、六角形の内角の角度ですから、分子が三つあれば六角形に成ります。実際は、3次元ですから図で表すと複雑になりますが、見る角度を60°ずつずらせば、そう見えます。
液体の状態では、六角形ではなく内部の空間を埋める形なので、近い形とは言え、変形です。それでは何故凍ると、六角形に成るのでしょうか。
凍る条件としては、0°以下である事、日が射さない事でしょうか。この二つを重ね合わせると、液体の状態では、電子波の流れがスムーズに行なわれますが、凍りかけの状態では、外部からの電子波は、受け取れなくなり、なるべく最後迄光を通そうとしますが、それも叶わなくなると、電子は、最短距離を選ぼうとします。それが六角形であり、温度0°です。
とすると、雪の場合、最初は大塊でも済みますが、地表に近づくに連れ、暖かくなり、最後迄付こうととするのが、綺麗な雪の結晶であり、マンデルブロ氏の言うフラクタル現象です。

それはアミノ基にも言えます。北極や南極の凍る海では、この現象が起き最小の塩基が生まれます。
さあこうなれば、海の海流に乗って南国迄も運ばれ、自在に結合のパターンが生まれます。組み合わせは、おおよそしか今は言いたくないので、沢山出来ます。また、それを取り込む不定形のアミノ基も参加できます。電気の流れも制御できるとしましたから、心臓の様な機関が出来るのは、時間の問題であり電子記憶もより高度に発達できます。
海は、波の揺りかごでもあり、それらの物質の運動を、ある意味手助けも出来ます。

こう考えられるとすれば、生命誕生に難しい考えは、私には要らなくなりました。
どんな考え方を選択するかは、その人の自由かも知れませんが、選択肢を奪って、何かの道連れにするのは、勘弁して下さい。

がん細胞とは? [生命化学]

6月30日のNHKスペシャル「日本のがん医療を問う」を見たのですが、視聴者に分かり易く纏められた構成に成っており、医療従事者はもとより、国の関係者、患者やその家族に分かり易く、今の現状の問題点を浮き彫りに問いかけてはいます。

家族にも予想を超えて襲って来る、子供に発生する小児がんを抱えた場合の問題、抗がん剤の認可の問題、ネットワーク社会でありながら、個人情報扱いされるための情報共有されないための問題と医療そのものが各病院の機密漏洩を防ぐ性質のために生じる先端技術、成功事例の共有化がされない問題、と提示して呉れています。
これらは、いずれ時間が解決してくれると考えられますが、整備されて来た時に新たな問題が発生する事も、医療に関わらず、過去の事例から推察出来ます。
とは言え、治療を待ち望んでいるがん患者が今日も生まれでている訳であり、専門の医療従事者が、足りなくなるのも、困りものです。

かと言って、私が一人心配したところでどうなるわけでもないし、下手な考え休むに似たりになってしまうので、今回はそもそも、がんとは何か、病気とは何かの話です。

生物には必ず寿命が在ります。一番長生きなのは植物の大木とかでしょうか。上手く生き延びられれば、何千年と生きられます。植物はその部類にはいらないだろうと言うかも知れませんが、私から見れば同じです。
今日本国民の寿命が80歳くらいなので、大概はその寿命に合わせて人生の設計図を描く訳ですけれども、何も人間として生まれた役割が何十年と決まっている訳では有りません。役割としての目標が達成した時点で、寿命と思えれば、例え病気に成ろうが、その人がどういう死に方をしようが、選択の余地が幾つかありそうです。
ところが、今の社会システムは、しがらみが多過ぎて今でも政局絡みで、ごたごたしています。なので、これだけで、病気に成りそうですが、
これを抜きにして考えると、人生の目的を果たせず、生まれた時から障害を持っていたり、成人に成る前から小児がんとして病気に成る人とは、どう言った類いの人間なのでしょうか。これを理解するのが今回のテーマなのですけれども、手術や治療、抗がん剤で役割としての目的達成まで寿命が延ばせたり、完治出来れば良いのですが、それも出来ず、ただ実質名目上だけの治療となれば、医療界だけの世界と言うことになり、プログラムで言うところの、Hello World! には成りません。つまり、プログラムミスです。なので、社会的にはそれが発生する前に、事前に防ぐのが最善策です。ですが、そんなシステムは、今の社会には用意されていません。
経済だけで物事を判断するのであれば、そう言ったシステムは慈善団体であり、経済効果が薄いとされ、却下されます。それだけならば良いのですが、それに付け込んだ、商売に成らないインチキ商売の方が、経済効果が有りますので、問題が発生する迄、世間に受け入れられます。それらの弊害的次例は、数え上げれば切りが有りませんが、法治国家では法律だけが規制対象に成るので、抜け穴だらけに成ります。

今の話を踏まえた上で、ではがん細胞を追求すると、ここは、DNAで考えた理論が上手く使えそうです。あれから色々検証して考えてみて入るものの、理論上矛盾するところが出て来ません。それどころか、返って上手く説明出来るところが出て来ます。その箇所は、神経回路と見た時の電子波の流れ、電気の流れです。最低でも塩基の繋がりで、窒素が炭素を挟んで交互に並んでいないと電気は流れません。なので、炭素が二個以上並んでいる繋がりは、電気が流れません。六角形で構成しているこの分子は、流れる方向が一方向だけと成り、逆には流れないと言う事は、ダイオードとしての半導体の役目を見事に果たします。当然今の医学では、その見地には立っていないので、そこ迄考えていないか、実験の結果そうだろうと言うことで、組成図を作ったのだと思います。
がん細胞は、認識出来ないまま進行して行きますから、これらの機能は無い事に成ります。

通常の細胞であれば、それが健全に働いている訳ですけれども、ではがん細胞は何処から来たのでしょうか。それは別名で言えば、ウイルスでもあります。ウイルスに関しては、鳥インフルエンザでもちょっと触れましたし、別の視点で考えればナラ枯れでも言えます。ここでは、気が弱った状態で、カシノナガキクイムシが現れ木を伐採しているとしました。これは、キノコや粘菌にも言えます。
明治の和歌山県出身の研究家で、生物学者としても活躍した南方熊楠(ミナカタ クマグス)が、粘菌では有名ですが、残念ながら原子のレベルでの話ではないので、ここでは使えないのですが、その世界から森羅万象を解き明かそうとする精神は、私も同感します。
自然は観察すればする程、「解いて見なさい」と言わんばかりに、疑問に答えてくれます。つまりこの時でさえ、彼が猛反対したにも関わらず、物資の調達のため森を伐採したツケが、去年の台風で思い知らされました。当時の総理大臣は、素知らぬ顔をして、あの世だか地獄だかに旅立ちましたが、今の大臣もそうなんでしょうねえ。

それはそれとして、粘菌とは何かと調べてみても、原子レベル迄は出て来ません。
この研究はお金にならないし、忘れ去られた世界の様です。只言える事は、寄生していると言う事です。普段は隠れているのでしょうけれど、寄生出来る段階で何処からか自然と湧き出て来ます。寄生するくらいですから、その養分を取り込む大きな組織体を持っている事に成るのですが、果たして?

今度はこれを踏まえて、がん細胞を考えると、元々体の中に寄生していると考えられます。このパターンだと色々考えられますので、考えられるパターンを列挙してから核心に迫るしか有りません。
塩基を化学式で表せば、A, T, G, C は、端と端が繋がる形の六角形で、
C--C--C-H-N-H-C-H-N-H-
-H-N-H-C--C--C-H-N-H--C

C--C--C-H-N-H-C-H-N-H-
-H-N-H-C--C--C-H-N-H--C と表され、AG, TGは同じですが、上下の継ぎ手が余っているところが上手く表示されない経験上省いていて、この部分が違います。これは、wikipediaを参照していますが、wikipediaの図は多分、便宜上これ以上結合出来ない閉じた図に成っているのですが、私の場合、残りは水素が殆どで次ぎに酸素になる考えで、水素は代替えが可能です。つまり、隠れ潜む空間が有るのです。通常は、神経伝達にも成りませんし、言わば余計な脂肪みたいなものです。
ですが、どんな物質でもと言う訳には行きません。同じATGCか、それ相当の性質を持つ物質の構成でなければ成りません。
パターンとしては、同じ物質の場合です。通常健康な場合、六角形は正六角形に近いと思われます。例えば、熱中症の場合を考えると、これは、光としての電子を、空気の中の酸素原子から余計取り込んだ時の症状としました。この電子を貯蔵出来る物質はと言えば、一番の候補は水素です。残りの原子は電子の許容を原子核が規制しています。何故なら原子価は、残されておらず、それ自体で安定しているからです。
さあ、ここで、私の理論が活躍します。

電子は何兆個と在る水素原子の中を伝播して行きますが、多ければ何処かで滞留する事と成り、マイナス化する事で、蒸気化する如き、分離して行きます。上の化学式では、C--C--C-H----N----H-C-----H----N----H---- と言った形で、対称的に延びて行きます。この電子は、情報を持っていませんので、神経としての役割は果たしません。そこに、待機要因として隠れ住んでいた物質、がん細胞らしきものが、侵入出来る要因が発生します。一旦侵入してしまえば、逆に外へは出ずらくなり、健康体に戻っても細胞を破壊して行くしか有りません。

こう言う現象は、コンピュータの世界でも、起こっています。このウイルスは、人為的なもので、ハッカーがやっているとされていますが、これを防いでいるのが、セキュリティーソフトで、パスワードを暗号化し、見破れないように防いでいます。
人間の体の中にも当然ながら、これと似た様なシステムが用意されていて、これが、RNA だと睨んでいます。RNA は、細胞を複製及び再生の役割を担っており、これが個々人違う訳で、別々の原盤みたいな型番を持っており、鍵穴が合わない物質が侵入して来た時に、排除したりしているものと思われます。詳しくは今述べませんが、これは、何十にも渡る厳重なブロックです。
しかし、どうでしょうか。これが、何らかの原因で原盤が崩れてしまったら、一大事です。

これを踏まえた上で、今度は、異物が通常合わない原盤の型番に合った形に成ってしまったらのケースです。
先の原発爆発事故で、放射性物質であるセシウムは元々あるカリウムと誤認識して体に取り込むとされていました。それでは、そんな重い物質でなくても、似た性質の物質は自然界にはもっと有ります。例えば炭素では、ケイ素が同じ性質であり、窒素では、リンが同じ性質です。酸素は、イオウが代替えとしては利用可能と思われます。それでは、上記の化学式を代替えしてみましょう。
Si--Si--Si-H-P-H-Si-H-P-H- のような形に成ります。構造としては、一周期違いですから、人間のレベルでは、重さ大きさの変化は、差程ではないと仮定しました。化学界では、この様な結合は無いとされています。そこで役立つと思われたのが、粘菌だったのですけれども、未完の研究であり後継者が育っていません。
けれども、これは有り得ない結合ではありません。昆虫の外皮である殻を見ると、何故か太陽パネルの光沢に似ていますし、人間の細胞の外側は、リンが出て来ます。イオウの性質の説明では、イオウは体の何処かに有る事に成っていて、酸素同様、運搬、排泄を担っているとしないと、説明出来ない現象にも触れています。
仮にこの物質が体内に隠れ潜んでいると仮定すると、体が健全でない状態の時に、粘菌のように細胞を栄養素として、代替えと成って、へばりつく様な事も起こりえるし、単独で増えて行く事も可能です。

これを治療する方法としては、これ以上進行しないように抗がん剤等で防ぐ方法と、摘出手術とかになる訳ですが、手術の場合、元からは直していないので、転移又は、再発と言う事体は避けられないと思われます。

長くなりましたので、一旦区切ります。

認知症 [生命化学]

医学用語で認知症と言われるものが有ります。平たく言えば、記憶を呼び戻せなくなるか、すでに消えている状態を言うと思うのですが、これも又症状によっては色々な呼び方が有ります。私も、程度の差はあれある程度、認知症に掛かっているかも知れません。掛かった人は、掛かっている事を認知できないから、他者が認知するしか有りません。
医者に、あなたは認知症です、と言われても、それを認知できない程悪化しているのであれば、認知できません。現在の治療では、これ以上悪化させないようにするのが関の山で、直す事は将来とも不可能な事だと思います。

パソコンで喩えれば、誤ってデータを消去してしまった、と言うことでしょうか。今では確認のダイアログで、再度確認するようにユーザに促しているので、人が誤作動することはかなり無くなりました。企業等では必ずバックアップを取りますので、尚更です。が、人間の場合、物理的バックアップは、当然行なえません。復習は出来るかも知れませんが、同じ脳内です。それも出来なくなれば、認知症です。

そう考えれば、この病気はかかる前に、かからないように注意するしか有りません。iPS細胞が有るじゃないか、って言ったところで、その細胞にどうやって記憶を移植して行くのでしょうか。そんな事をするなら、子孫に遺伝子を残して行くのが自然ではないでしょうか。医療には、明らかに多くの矛盾が有り、よっぽどのミスが無い限り、司法・立法・行政が踏み込めない巨塔に守られていて、行政は無知なるが故の後押しさえしているところが有ります。生活保護者の不正診療受給もそうです。これは人間のモラルの問題なので、法で規制したところでイタチごっこです。

ここでやっと記憶のシステムの話です。人間は成長期には、多くの知識を細胞の成長と供に吸収できます。成人になれば成長はある程度止まりますから、記憶力もある程度止まります。人によっては横にも成長しますから、その後も記憶は成長するでしょう。前に人間の記憶領域は無限に近いと言いましたが、暗記した記憶には、組織だって有りますから、その記憶とある条件が一致した知識が重なった場合、前の記憶を消去するか、違う構成を組み立てて、新たに記憶するかしなければなりません。政治家を見ると良く分かります。答えが色々な質問攻めに合う度に、色々な答えを用意していて、’さっき言っていた事と違うじゃないか’と言われると、その事に対しても逃げの答弁が有るのです。こうなると、頭は肥大化します。それを頭が良いからと判断するのは支援者だけであって、無関係な人から見れば、単なる頭脳の贅肉です。
さて、贅肉は落とさなければ体に負担になります。仕事が終わった時点で、この贅肉なる記憶細胞を落とさなければなりません。又は記憶を入れ替えるかしなければなりません。こうなれば、脳梗塞か認知症です。
そうだとすると、この様な病気は社会性を伴うにしろ何にしろ、自業自得です。

又他に、環境の大きな変化による認知症も有ります。先の東日本大震災で避難所生活を送っている人達です。この災害は突然襲って来たので、記憶は未だ昔のまま残っています。家族を無くしたのであれば、受け入れたくなくても、葬式等の儀式で、徐々に受け入れなくてはなりません。ところが、生活基盤である土地、家の場合、その線引きがはっきりしません。なので、昔の記憶が残り、必ずフラッシュバックが襲って来ます。テレビ等の報道では復旧が進んでいるところを多く流しますので、そんな些細と思われる個人の変化等注視する事は無いかも知れませんが、その当事者本人が、番組の構成に誘導され、見せかけを作ろうとすればする程、脳が事実を消去、修正するのには、かなりの時間、年数が掛かります。中には、認知症に掛かるかも知れませんし、場合によっては命を落とすかも知れません。

そう考えると、医療にはある種限界があります。これも、ヒューマンガイドラインが整備されている訳では無いので、行き過ぎや、誤診は免れません。ですが、これは最小限に食い止めなけれななりません。診療の時点で、どの部分、どの時期の記憶が無いのかは質問で分かります。しかしここまで来ると、物理的機械的医療は使えません。CTやMRIとやらの検査は、受けた人なら分かりますが、体にかなりの負担が掛かります。医療は、治療のリスクを考慮しないと、返って悪化させる事体も想定されます。とは言うものの、ここまで来ると、金銭が伴う治療はできません。ヒューマンヘルパーという職業はないし、生活も成り立ちません。気の効いた言葉で言えば、ボランティアでしょうか。

3.11以降も色々な災害が有り、事件事故も有り、国会もいつもガタガタしていて、もう3.11の事も記憶から薄れて来ています。誰も大きな変化は望んではいないはずなのに、あの津波は大変化であり、あって欲しくない変化だったのに、あって欲しい変化である国政は頓挫して、悪い意味での大変化が起きています。
3.11の災害は忘れてはいけない出来事のはずなのに、忘れたい悪政は、未だに人の心に、はび込んでいます。
これは、大衆心理なのでしょうか。解決できるはずの問題を、党利党略?で解決しないで、解決が難しいからこその問題を解決しなければならない問題は、先送りか棚上げです。紙一重の違いのように見えますが、隣同士並んでいる原子では、例えば窒素と酸素は、全然違う性質です。取り違うと大変な事になります。

医療については、医療分野が分かれていますが、結構社会情勢を理解していないと、原因を特定するのには、かなり難しい事となります。それを、医師会だけの世界だけで解決しようとすると、上記の政治の世界と同じ事となり、学ぶ時間がない程医療に従事しているのであれば、人の命は預けられません。
実際私自身は、そう言う立場になったら、預けたくないと思っているので、預けたとしたら梅ちゃん先生のドラマで言っていた単なる人体実験の実験材料です。喩えで出した窒素と酸素を取り違えても、何とでも後で言いくるめられます。つまり、犯罪者にはならないのです。

余り追求すると切りがなくなるので、次は時間の認識に付いてに、挑戦したいと思います。
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カラスの能力 [生命化学]

この間、スーパーで買い物に出かけて、駐車場で待っていたら、ショウウィンドウのガラスに、「カラスに注意」の貼り紙が、窓ガラスごと貼ってあって、しばらく見ていたら、カラスが現れて、餌だか何だか取っていました。ここ迄は、普通に見る光景だと思うのですが、その内カラスが自転車に飛び乗り、前カゴのファスナー付きのバックをあさり始めました。やあ、実に器用でした。ただ、バッグの口がファスナーで閉まっていたので、相当穴があく程、上口をひっくり返そうとしていましたが、諦めて何処かに飛んで行ってしまいました。何事も無かったと言うことで、誰にも報告はしませんでしたが、そう言った仕業が、カラスだったとは、店側も困惑したのではないでしょうか。

カラスは昔から、頭が良いと言うのは知られていましたが、見ていた限り、あれで羽に指でもあれば、今にもチャックを開けそうな動作でした。
過去にも線路に置き石をした犯人が、人間ではなくカラスだったと言う記憶が有ります。

鳥類では他にもオウムとか九官鳥とか、言葉返しできる鳥がいますが、カラスは格別です(オウム?気のせいか)。テレビなんか見ても、他に犬、チンパンジーと、人間並みの動物もいます。

着目したいのは、この学習能力と記憶力です。どう区別するかは、話の内容次第ですので、受け取り方も違って来ますが、学習は、卵から孵って、環境に適応するよう記憶と言う知識を、自ら再構築するとすると、私の伝えたい意図が伝えられると思います。記憶は、最初から遺伝子の中に組み込まれている物も有るし、学習によって後から記憶される物も有ると思います。

しかし、動物の場合、確かに脳と言われる部位があってそこで処理されると言うのは理解できますが、植物にはそれに当たる部位が有りません。それでも、新たなる種子には、次なる環境に適合できるように種に遺伝子を残しています。では、植物の場合の脳に当たる部分は何処でしょう。一般的には、花の雌花、雄花にある様に思えます。こう言った構造は、人間にも似ている部位が有ります。シナプスと呼ばれる神経伝達構造です。wikipediaから参照していますが、これも不十分情報として扱われていて、その域は脱し得ませんが、前細胞、後細胞で情報をやり取りすると言う物です。別の角度から見れば、その伝達物質が良い物か悪い物かを判断して、良い物だけを取り込む(選択)機能を果たしている、と言えます。

ここ迄来ると、ある種の矛盾を感じます。植物でさえ脳がないのに、思考らしき事をしているように思えますし、増してカラスは大して脳みそなんか無さそうなのに、人間の行動を観察して、自ら学習し、生活に役立てています。
それに比べ人間はどうなのでしょう。子供の頃から保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、大学院、研究所と一生の内でもかなりの学習をします。又はさせられます。その割には、多くの人はその学習を活用していない、又は出来ていないとしか思えません。大体脳の大きさを比較すれば、分かります。生活の知恵なんかは、カラスの脳の大きさが有れば足りると考えないと、矛盾を生じて来ます。勿論人間の社会は、より複雑ですから、その分は考慮しなければなりませんが、それにしてもです。
人間として生まれて来て、この不甲斐無さは、何処から来るのでしょう。人間の人口は、カラスの比では無いはずなのに、何故こうも非効率的なのでしょうか。
人間社会に生まれて、人間らしさを求めていたら、何時しか犯罪の世界に巻き込まれ、犯罪者扱いされ、ナリスマシで社会に溶け込んで生活しなければならない人間が出て来る社会って、社会なんでしょうか。ナリスマシだけなら、カラスの知能が有れば、姿形は人間ですから出来るでしょう。それと、一般人と大して区別できないと言うのであれば、一般人って、何なんでしょうか。
あれ程の、監視カメラ、似顔絵の手配チラシを行き渡されていて、捕まらないこと事態、よっぽどの知能が有るとしか思えません。つまり、今の社会は、社会の中で育まれる学習能力を生かしきれず、ケイ素のようにその中で悪さをする人間をも育てていると。

経済学者を批判する訳ではないですが、人間の優劣をお金で判断するのであれば、犯罪者と呼ばれるOOさんも、私より優秀です。しかも、何十万倍もの資金を持って逃走しているとか、頭が下がります。が、私自身は、事の善悪がそのお金だと思っているし、学問と金銭は相容れない物と思っているのでどうでもよいのですが、そう言う意味から言えば、お金に固執している人は、OOさんと大した区別が出来ません。ただこの人は法律と言われる物に、触れてしまっただけです。

こう見て行くと、人間の頭脳は、遊んでいます。遊んでいるどころか、大人になって返って退化しているんじゃないか、とさえ思える事象も有ります。
これは、今の学習が学ぶ本人とミスマッチしているか、元々、掛け離れた教材だと思わざるを得ません。また、私が調べて、これ程解決していない問題が山積みなのに、大した解決した話を聞きません。まるで政治の話と同じです。アインシュタインの言葉を借りれば、疑問を疑問と思わなくなるのであれば、死んだも同然だ、です。

話を元に戻すと、脳を持たない植物は、何処に記憶しているのかと問えば、私には電子以外考えられません。拡張して組織細胞としての記憶域としたとしても、根本はそうです。そうだとすると、人一人無限とも言える記憶域が有ることになります。それが、内的一致と外的調和を保ちながら、存在すると言えると思います。

いよいよ電子記憶の確証が得られて来たので、これを拡張しなければならなく成りました。

イオウの性質 [生命化学]

硫黄については、周期表から見れば酸素と同じ族ですから、性質としては人間に対し悪さはしないように思えるのですが、イオウ臭とか体に悪いイメージが有ります。この臭いの原因は硫化水素(H₂S)で、他には、孵卵臭とか有りますが、ここでもまた、卵の成分には含まれない事になっています。また、硫化水素は、有害ガスとされています。硫黄の化学反応式は、よく調べると、酸素と置き換えれば殆ど成り立ちます。と言う事は、燃焼しそうですが、一周期違うと、そのような反応が鈍くなるごとを考えると、火山噴火で出る火山性ガスもさることながら、溶岩等に多く含まれそうです。
では、臭いは何処から来るのでしょう。H₂O, O₂, CO₂ は、臭いはしません。自然と体内に取り込んだり、排出しています。ところが、H₂S, S₂, CS₂ は、臭いで取り込むのを防いでいます。ここは単なるトリックで済ませましょう。人間の臭覚には、気体を選り分ける判別機能があって、鍵穴が会わない時、異物と判断された時、取り込まないよう機能する。それを臭覚と言う、とすれば、一種錯覚が無くなります。
では何故硫黄は人間に取って、害が有ると言えるのでしょう。これは意外と難しい問題です。バリウム検査で使われるバリウムとは、硫酸バリウムが主です。化学式では、BaSO₄ です。イオウが含まれていますが、検査が原因で事故が発生したとは聞きません。また、バリウムは、単体では放射性物質であり、騒がれているセシウムより重い物質です。セシウムはヨウ素と結合すれば、人が取り込んでも排出できます。同様に硫化バリウムも排出します。バリウムは同位体が沢山有るので、今のところ何とも言えませんが、しかし、どちらも、安全とは言えない物質である事に変わりは有りません。検査は、たまにだから、何とか凌いでいますが、健全な人間には、不健全な処作だと思います。

と言う事は、イオウはどちらかと言うと、毒素を排出する機能も有ると言うことではないでしょうか。つまり、多少は取り込んでおいた方が、健康にはいつか役に立つと。これなら、ニワトリがイオウ分を含んだ食べ物を食べても大丈夫で、卵に含まれていても不思議では有りません。問題は気体として肺から取り込んだ場合です。これを酸素と区別できない肺は、間違って血液を通して体中を通します。酸素より重いイオウは、心臓の負担となり、やがて支障をきたすと。

私の結論としては、死に至らしめる細菌の原因物質は、原子レベルでケイ素となりました。食べ物の場合よく火を通すこととされますが、逆から考えれば、ケイ素が活動できる空間を無くす、又はあらかじめ、他の化合物と結合させておけば、大丈夫だと言えます。私は、生肉を食べた事が無いので、今迄、そんな注意が必要だったとは、考えた事も有りませんでした。

今日もニュースで言っていた気がしますが、牛乳はどうでしょうか。これには、過去にひどい目にあった事が有り、紙パックごと飲んでしまったので、さあ大変。
しばらくして腹痛となり、息が出来ない程で、天上が回り出しました。何が起こったのか分からず、救急車を呼んでしまったのですが、吐いたら収まりました。当然吐いた中身は牛乳でした。牛乳の場合、滅菌処理はされているとは思いますが、どんな場合でも、完全なる行為は無いと思いますので、運が悪けりゃ、そんなもんと、自覚するしか有りません。でなければ、食べる物が無くなります。

では、野菜類はどうでしょうか。これは、ある程度見た目で判断できるのだと思います。光合成には必ず水が必要です。なので、出荷された野菜がまだ活動しているのであれば、水が無いので変色します。通常、口にするのは、変色していない物で、その状態であれば、悪玉菌に未だ変化していなく、体に入ってしまえば、活動が出来ませんので、安全と言うことになります。

では、魚の刺身は大丈夫なのでしょうか。
常識として、刺身は鮮度が命です。その日捌いた物であれば、当然大丈夫だろうし、食べ慣れている日本人なら、味覚で判断できるのではないでしょうか。まあ、そこは、その手のプロの意見の方が優と思います。

ざっと、意見を述べて来ましたが、これから夏場注意したいものです。

細菌のO157 [生命化学]

細菌(ウイルス)について調べているのですが、顕微鏡で見る菌は、生物の様な生命体に見えますが、人間に悪さをする菌とは、何がそうさせるのかに付いて考えてみました。
通常、菌には、それぞれ名前がついています。今波紋を呼んでいる中に、O157が有ります。私がイメージする生き物は全て原子、分子自体が持つ特性で運動していて、特に微生物は、そのイメージが強く、死んでいても運動しているイメージです。とは言え、O157は原子レベルから見れば、それでも巨大です。

ネットで調べてもいつも通り、調べたい項目、事項に行き当たらないので、又推測の域を脱しませんが、相手が小さいだけに、研究には限界があるだろうし、どういった原子の組み合わせかまで調べるのは、難しいのは想像できます。それにしてはDNA等の研究は、良くそこ迄辿り着けたと思います。真偽はどう有れ、ひな形である叩き台が無いのであれば、話も始まりません。

そこで、逆論(消去法)から今日は攻めて見ました。昨日のNHKの「クローズアップ現代」では、生食の危険性の番組を放送していました。牛や鶏肉を生で食べて、食中毒で亡くなる、又は感染すると言う事件が、この時期毎年のように起こる事からだと思います。番組の主旨、視点が初めから違うので、話は違って来るのですが、
人間に悪さをすると言うこの細菌は、一体何処に隠れていたのでしょうか。牛やニワトリは、感染して死んでしまったから食肉にされた訳ではないはずです。とすると、空気に触れて発生したのでしょうか。それが、化学反応を起こして繁殖したのでしょうか。でも可笑しいですよねえ。大気中では、光合成を除き、熱を伴う化学変化(可逆反応)は、しないはずです。つまり、この手の細菌は、活動源をその物質を利用するとしても、大元の組成は有していないと、活動できません。
と言う事は、初めからその部位に隠れていた事になります。

生命体を調べると、カルシウム迄で出て来ない原子が有ります。それは、生命とは余り関係なく、逆に有ると活動停止に陥らせる物質と言う事になります。例を挙げれば、He, Li, Be, B, F, Ne, Al, Si, S, Ar でしょうか。
ヘリウム、ネオン、アルゴンは、化学結合し難い物質なので、除きます。ホウ素は前に出て来て、電子の流れを止めてしまう物質となりましたので、これも弾きます。リチウム、ベリリウムはホウ素に似ていますが、より単体では原子の自転が激しく、電気量も制御し難く、棘の働きが強いので生体には不向きだと言うことで、これも弾きます。フッ素は塩素と似た様なものですのでこれも弾きます。
残ったのは、アルミ、ケイ素、硫黄です。アルミも性質としては電気を通し難く放熱する事が知られていて、同じ族のホウ素もある事から、弾けそうです。残りは、ケイ素と、硫黄です。ケイ素は半導体として記憶媒体やソーラパネルに使われているイメージが強いですが、リンが体の一部を形成している以上、ケイ素も体の一部に使われても、私の理論上、矛盾は出て来ません。しかし、それが体を形成しているとは、誰も唱えていないと言う事は、私なりに理由を探さなければならなく成りました。と言うより、植物は何故ケイ素を利用していないと言えるのか、と言った方が正しいのかも知れません。なので、珪藻を調べてみました。
調べると原子レベルの形をしたものが、ずらり有り、三角形の形をしているものなんかは、私のリチウム原子のイメージに似ています。構成分子には 、珪酸質ともあり、珪酸を調べると、化学式が、Si(OH)₄ とあり、ケイ素が含まれています。魚類の餌になるとも有りますから、魚にも含まれているはずです。後に排出されるのかは知りませんが、陸上では牧草を主食とする牛にも含まれていそうです。

そこでケイ素です。ケイ素の性質は、大凡想像できます。炭素と同族であり、大きさ重さは一回り大きく成りますが、性質としては、炭素の自転より遅くなり、化学結合による爆発、可燃も無いと言えると思います。こうなると、都合の良いシステム使われそうです。それは光合成なのですが、今の定説では、クロロフィルで使われる物質は主にフローティングの形式のマグネシウムで、それを窒素が囲い込む形です。付属として、亜鉛、銅が有りますが、ケイ素は出て来ません。
しかし、私の理論では、マグネシウムを電子(光)の吸収に利用する植物は、葉がしっかりした物でなくては、重過ぎて葉が壊れる可能性があるということです。それに、自転又は回転が遅く成る分、電子を多く取り込めません。それを余り必要としない植物は、冬でも枯れない針葉樹のような植物となりそうです。
亜鉛や鉄、銅と言った場合は、尚更です。
とすると、春先から秋に掛けて実をつける野菜類は、生長が速いですから、どうしても、ケイ素が都合が良いのです。まあどちらでも光合成をすると言う意味では、成り立つと思うので、参考物質と言うことで、リストアップして置きます。

仮にケイ素が牛の体内に、珪藻の様な形でとい入れられたとします。珪藻も光合成をしますが、体内では暗闇の中で、光合成は出来ませんので、ケイ素も活動が鈍く成ります。さあ、もう少しです。
そうとも知らず生食の方がおいしく食べられる事を知っている人間は、名店調理長を信じて、食べたとします。珪藻は新たに光合成に目覚め、環境が違った中で繁殖できます。今度は牛が死んでいるのでコントロールが利かず、暴れたように活動できます。おまけに泳ぐためのしっぽまで出来たら、マンガに出て来る、悪魔菌です。衛生管理が悪いのか、そこまで知識が行き届いていないのが悪いのか、疑問符です。
そう考えると、この活動に合いそうなのは、ケイ素が一番ふさわしいと思います。

そう言った事を踏まえ、資料を見てみると、野菜に含まれている成分には、ケイ素が出て来ません。何故検出されないのかは、検査をした事が無いので、憶測でしか有りませんが、炭素と似た性質ですし、化学式では、-N₄H₄Si- で、塩基と勘違いしてしまう分子構造です。まして、大気に触れるとなると、酸素が結合できますので、尚更です。

次は硫黄ですが、長くなるので、次回にします。
タグ:細菌のO157

中枢神経 [生命化学]

人間の記憶について、調べると曖昧さが邪魔して来るので、自論で構築するしか有りません。この場合パソコンと比較しながら考えるのが、楽そうです。一番最初無も状態で、CDから立ち上げるのであれば、記憶媒体のフォーマットから始まり、すべての数字によるアドレスが決まります。その後コアとなるOSが読み込まれ、RAMのメインメモリーに移されます。読み込んだ中身をユーザが覗ける様に、ファインダーと言うアプリケーションが起動して、ディスプレイを通して映し出します。後は、キーボード、マウスでのユーザの操作を待ちます。
パソコン自体五官は持ち合わせていませんが、ユーザのための五官はUSB等からソフトを介して、ユーザに伝える事が出来ます。当り前のようですが、そうやって対比しないと、後でコンガラガってしまいそうです。

人間の場合、初期化は両親から受け継がれた遺伝子と言うことになり、アドレスは有りませんが、位置はそれぞれ違いますから分かるはずです。
そこで、取り敢えずそれを認識し制御している部位を中枢とします。それを伝達しているのが神経とすれば、それに対応するのが塩基と呼ばれる水素と窒素原子の電子波による伝達です。とすると、爪は切っても痛みを感じませんから、塩基は入っていない事になります。調べてみましょう。
爪の成分は、タンパク質であるケラチンとあり、ケラチンはアミノ酸の一種で、代表的には、RCH(NH2)COOH のようです。窒素が無い訳ではないですが、絵で見れば分かるのですが、直接中枢迄は繋がらない結合になっています。まあ、大体どちらも合っていると言うことで、納得するしか有りません。

ここで問題です。人がけがをした時、例えば足を血だらけになるほどケガをしたら、痛い痛いと感じます。ところが、痛いと感じているのはケガをした足なのでしょうか。直感的に考えて、神経が中枢迄行って伝達していると考えられます。しかし、考えようによっては、神経は変化した状態を伝えてるだけで、痛みと言うより、機械的に次ぎなる処置を待っていそうですが、どうでしょうか。パソコンならユーザにメッセージを促して、次なる処置を待つように、ではないでしょうか。
何処がどう違うか、説明できるでしょうか。但し、コンセントにフォークは差さないように。
マックの場合、GUIで教えてくれます。例えば、ウインドウズのソフトの場合、古いバージョンのソフトの場合、欠陥ソフトの場合と教えてくれます。
これは、開発者がそれを予期してソフトに組み込んでいるからです。
では、人間の場合、痛いと言う反応がどう伝わりどう処理されそう言った行動をとらせるのか、これは、私も自信が無いですが、中枢の中に怪我をする前の正常な足が無いと、比較対象になりません。複製されているバーチャルな足、または、エイリアスと言う考え方です。中枢では、変化した足の情報を元のバーチャルな足と比較して、異常を各系統にメッセンジャーとして伝えます。
こう考えれば、私としては、ある程度納得行くのですが、どうでしょうか。

どうあれ、そうやって進めると、万能細胞とかは、理想の細胞なのかも知れませんが、もし、バーチャルな部分も無くなった場合、例え自分自身の細胞の分身とは言え、異物と見なす事になります。
これも、実験や医術で検証は出来ません。踏み込んでは行けない世界です。

話を戻すと、パソコンの場合ROMの所在は、はっきりしていますが、人間の場合、何処かと言うのは、はっきりしません。脳とした漠然としたことを言われても、毎日記憶された脳が、朝起きて、そのまま目覚めて全ての記憶を呼び覚ます訳ではなく、何かに反応して隠れている記憶を呼び起こしていると言う感じでは無いでしょうか。なので、電子記憶と言う理論を仮定したのですが、そう仮定すると、電子が基底状態でいる場合の記憶を呼び出すのに、励起状態まで引き上げなければなりません。これには、ちょっとしたメカニズムか、新しい理論が必要かも知れません。
だいぶ先になるかも知れませんが、色んな知識を検証しながらでないと、うっかりした事は言えませんので、ご承知願います。では。
タグ:中枢神経

電子記憶前書き1 [生命化学]

神経、情報の分野に進む前にどうしても触れておかなければならない原理があり、先に前提としないと、今定説とされる分野と同じ袋小路に入ってしまうので、この時点で述べる事にしました。
これは何処を検索しても見つからないし、疑問にも登らなかった事だと思います。
それは、遺伝子を構成する原子の炭素、窒素、酸素、水素の電子の役割で、通常広く情報として扱われるのは、最外殻の電子、又は正孔で電子価に値するものばかりだったのではないでしょうか。それは、1個から4個くらいで事足ります。
これは、流動的であり増減が伴いますが、それでは残りの電子は、何の働きも無いのでしょうか。

確かに物理的な機械工学、電気工学と言った無機物の世界では無視しても、理論上何の問題も無いとは思いますが、有機物、特に生物に取っては無視すると、どうしても論理矛盾してしまいます。

問題となる例を挙げれば、暖かくなると出て来るハエや蚊です。
最近は人間に近いロボットやコンパクト化したスーパーコンピュータとか出来て来ました。これからも、もっと進化するでしょう。でも、ハエのようなロボットを作るとなるとどうでしょうか。どのくらいの大きさになるでしょうか。それとも作る事は将来とも不可能でしょうか。結論から言えば、遺伝子操作で新種のハエを作る事は出来ても、人工知能を埋め込んだロボットのハエを作る事は不可能、と言うことです。

では、何が不可能にさせているのか説明します。先に言った残りの電子にあります。炭素なら6個、酸素なら8個、窒素なら7個、これらが結合した時は、波としてより粒子性が強くなり、固定化されます。テレビ等の電波と同様、これらはある種情報を持っているのですが、固定化される事により、動けなくなり記憶されます。細胞は、これらが膨大に集積された物ですから、情報量としては莫大です。
ハエはこの情報を元に、自分自身を作った物を探し当てます。そこは、情報がミクロに詰まった時間空間です。
これが正しいとすると、今のコンピュータが、如何にマクロな世界なのか解ってもらえると思います。いくら半導体の集積化が進んだとしても、無理が有るのです。さてそうするとどうでしょう。ハエはその情報を頼りに行動しますから、情報伝達処理速度は、相当高速です。バッテリーに相当するものは、元々存在する分子の回転エネルギーだけで済みます。今現在居るハエの様な生物は、幼虫、成虫の2段階成長で、最初は遺伝子だけの情報だけで成長し、飛び立つと補食で環境情報に合わせて生きて行きます。
これは、人間でも胎児期と生人期があるのと同じだと思います。
とは言うものの、ハエは成虫になると、自在に体をコントロールして目的を果たします。しかも、人間の手で捕獲できない程俊敏で、飛行技術は天下一品です。
これは、自身を構成している原子、分子の位置と運動量が分かるが故です。
ところが、人間となると今の時代においても、自分の体を自在にコントロールできる人は少ないのではないでしょうか。なので、医療に掛かったり、不確定性原理で禁制されているだとか、訳分からないジレンマに落ちいっているのではないでしょうか。前に人はタコよりタコかもと言った覚えがありますが、これでは、ハエより下等生物になる事になります。
「それはいくら何でも言い過ぎだろう」と思うかも知れませんが、人間の人間たる所以は、ハエよりも高度な生活を営なまれる様にと、先祖又は創造主が設計したはずなのに、私が感じる限り今のところ、まだハエの方が利巧だなと思う事が多々あります。

創造主なんて言葉を使うと、今の科学者に、「そんな物は無い、科学は日々進化し、それを科学的に証明しているし、病気による死者も、現代医療の御蔭で激減した」と一蹴りされそうですが、適当な言葉が見つからないので使っただけで、無きゃ無くても私自身は良いのです。
しかし、最近の出来事を良く考えてみて下さい。

ハエは、地震や津波が襲って来たとしても、それで命を落とす事は殆どありません。年金制度がどうのこうの、消費税がどうのこうのと、思い煩うこともありません。死を恐れる事もありません。それでいて、ちゃんと何億年と子孫を残しています。
地方では、衣食住と不自由がないのに、公務員は別として、今マトモな職場がありません。地方の分際で贅沢を言うな、と怒られそうですが、戦後焼け野原となった都心を、被害もなかった地方の人間が復興を見守りながら、経済政策の弊害を受け苦々しく思って生きて来た人間が居る事も忘れないで欲しいのです。
何を言いたいかと言うと、戦後マトモな地方は、都市の復興のためにハエにもあるようなあるべき人間の自由な発想を、押さえつけられながら、ある意味我慢して来たのです。教育も都会に合わせた先行逃げ切り、アメリカのコピーみたいな詰め込み教育(洗脳)だったのではないですか(地方に対する真珠湾攻撃か?)。まして上京となると、資金が必要となります。
それに対応できず、いざ、学問から失脚諦めてしまえば、理論は正しくても学会は認めません。
それはそれでも、今の日本の学会、学者がしっかり社会をガードしてくれていれば良いのですが、公平であるべき機関が、経済効果があれば良し、なければ駄目と言った構造になると、問題は深まるばかりです。今このほころびが、やっと始まったのだと、私はそう思っています。この問題の続きは、何時か折が有ったら言いたいのですが、無いかも知れません。

話を戻して、この電子の記憶構造を、電子記憶と名付けます。度々使うと思いますので、なるべく単純名にしなければなりません。また、この構造は単純ではありません。原子核から近いかどうか、運動しているかどうか、原子同士の結合時、結合後で、性質が変わりますので、その都度使い分けなければなりません。これをどうするか、悩んでいるのですが今のところ保留にしました。

これは、多くの人を対象にはしていません。何となれば誰からも読まれなくても良いのです。ただ、ネット上に残ってくれれば良いのです。私が今は亡き老子を初めて読んだ時感銘を受けたのと同様に、残っていてくれるだけであり難いのです。

また、この考えは極めれば極めた人程閃く思考なので、予想ではここ数年でソ連、アメリカ、ヨーロッパのどこからか出て来るでしょう。そうなれば、日本はまたコピーですかね。何故なら、日本に固執する限り、その方が統治し易いからです。
また、電子記憶理論では、電子が鍵盤となって音を奏でられます。そうしたら、心に響く音楽が何処で鳴っているか分かりますよ!
タグ:電子記憶
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