オゾンホール拡大 [防災]

CNNのニュースにオゾンホール拡大の記事が有りました。
(CNN) 世界気象機関(WMO)は5日、北極圏上空のオゾン層の破壊が昨年の冬から今年3月にかけて過去最大規模で進み、破壊は全体の約40%に達していると発表した。過去20年間で最も深刻だったオゾン層破壊の規模は約30%だった。
昨日山火事のブログを投稿して、見逃していましたが、まだ問題が有ったんですね。
もう、うんざり来ますが、使命上逃げる訳には行きません。ここ迄条件が揃えば、集中豪雨、台風、猛暑の被災は免(まぬが)れません。増して、地震は小康状態ですが、予断はまだ許せません。
この地震、津波、原発事故の被害の全貌も明らかにならない中、復興にも追い討ちをかけられたら、安定する迄に、相当の期間が必要になります。
まして同記事にこんなのも有ります。

ブラジルにある世界最大の熱帯雨林アマゾンは、人間が排出する二酸化炭素ガスの吸収源として重要な役割を果たしている。だが、2005年と2010年に同地域で起きた大規模な干ばつの影響でこうした機能が損なわれ、地球に深刻な気候変動をもたらす可能性があることがこのほど発表された調査結果で明らかになった。
これは、今年の2月6日の記事ですが、地球の生態系が明らかに壊れ始めている事を意味します。やはり、地球は一つ、一体です、境界は有りません。世界で起きる異常事態は、日本にも影響を与えます。今年は、災害の当たり年になりそうです。
又ここ数年間は、回復は無理でしょう。

そう考えれば、今迄築いて来た文化、文明は、一先ず幕引きとなりそうです。社会の在り方も、見直しが必要かも知れません。便利さは、自然の災害には無防備であり、一旦被害を受ければ、被害は莫大です。今回の災害はそれを教えてくれました。

東北人なら分かるのですが、宮城県は東北などは向いてません。向いてるのは太平洋側だけであり、特に東京にしか向いていません。東北の首都なはずなのに、実はこちらの地域は、大した恩恵にはあずかっていないのです。絆は絆ですが、何故か、仙台が好きになれません。東京も好きになれません。人間がどうのこうのではなく、古い体制がそのまま残っており、今も引きずっています。それは、徳川300年の歴史です。
青葉城に伊達政宗像がありますが、何故有るのか今では不思議です。

私には、東北に対するあるビジョンが有ります。東北を一つにするビジョンです。
それを気付かせてくれたのが、東京だったとしても、人と人の繋がりは、東北人だけです。元々東北は一つの文化を持っていました。それを復活させたいのです。
構想はいずれ後に。

山火事 [地球物理学]

自然災害の内で、まだ触れてない物がありました。山火事です。それで、時事ドットコムの記事に、アメリカの山火事の掲載を見つけました。

火災が起きたのはコロラドの他、テキサス、オクラホマ、ニューメキシコ、それにカンザスの各州。このうちコロラド州フォートコリンズの西方では1800ヘクタールが焼け、15戸の家が焼失した。このほか336世帯の人々が避難したという。火災が起きているのは州都デンバーから見ると、北西104キロメートルの場所で、米農務省森林局によれば、消火されたのはまだ全体の5%にすぎないという。

これは、デンバー4月3日ロイター時事です。ちなみに1ヘクタールは100X100平方mです。この地方では、この時期に山火事が起こる事は珍しくはありません。がしかし、もう勘弁してほしいのです。今年の集中豪雨については、投稿したばかりです。予知はもう現実に限りなく近くなりました。そしてもう一つ恐れなければならないのが、猛暑です。去年はロシアの熱帯高気圧と山火事で、引き寄せられた感がありましたが、今年はすでにアメリカの山火事で確定気味です。

でも何故こうも山火事が起きるのでしょうか。乾燥するというのは分かりますが、だからといってこうも容易(たやす)く燃える物でしょうか。人間の火の始末ということもあるらしいですが、故意に行なわない限り、こうもあちこちで同時に起きる訳がありません。第一その地域の人達は、その恐ろしさを一番知っている人達ではありませんか。
考えられる事が一つあります。それは森林の死です。そこらの木は、瀕死の状態にあった。ということです。行って観察している訳ではないので下手な事は言えませんが、これは日本の森林にも言えます。ナラ枯れ、松枯れと同じ状態であれば、比較的安易に燃えます。

やはり地球環境は、少しずつ変化して来て植物も生物も耐えられないところまで来ているのかも知れません。

話は全然違うのですが、福島、茨城、千葉の風評被害に付いて一言、特に漁師さんは大変です。今燃料の価格が上がっています。そこに来て、取って来た魚類の価格が半値以下となると、やはり漁にでない方が良い事になります。これは、自由主義経済の盲点であり弱点です。安全だと分かっていても買わないとすれば、いずれ困るのは、消費者です。乳牛農家も餌代は馬鹿になりません。これを補償すると言っても、打ち出の小槌はもう振れないはずです。
打開策が何かあるかと考えているのですが、消費者の意識改革しかないようです。

食べれる物は食べましょう。

集中豪雨の嵐 [防災]

今年は三分の一期間の間に、これ程の災害、火災、噴火があると、懸念されるのが集中豪雨です。被災者の方達には申し訳有りませんが、起こってしまってから言うより、先を読むのが私の使命だと思っていますので、悪く思わないで下さい。
あの震災による火災は、大きな焚き火をした事になりました。つまり温暖化を助長してしまったのです。今はまだ潜熱で蓄えられる時期ですので、問題はないのですが、6月から10月に掛けて集中豪雨の嵐が待ち受けているようです。外れればシャレになりませんが、起こってから言うのであれば、何もなりません。防災は予知しなければ、防げないのです。

近年では毎年どこそこが集中豪雨で被害を受けています。被害の度も拡大傾向に有ります。前にも集中豪雨は取り上げましたが、空気中の成分比で決まります。
炭素、窒素が多ければ、ゲリラ豪雨になります。又海水面積が多くなる事に依っても起きます。条件はすべて整っています。
例えば、有ってはならない事ですが、これが排水設備も、ろくに整わない被災地、避難場所を襲ったらどうなるでしょうか。
地盤の液状化で排水設備が復旧していない所を襲ったらどうなるでしょうか。
噴火の有った火山灰がまだ除去されていない宮崎であったらどうなるでしょうか。今度は想定外では済みません。自然災害ではなく人災です。
夏場、電力不足な都市を豪雨が襲って来たらどう防災を行なえば良いか、今からシミュレーションしておかなければ、混乱を生じます。もう、弱り目に祟り目です。
いざとなったら、嵐が去る迄、自宅待機して被害に備えるのも一つの手かと思います。
備えましょう。

避難生活 [雑学]

今、キラウエア火山を観察しているのですが、小康状態です。4月3日が、一つの山だと思っていたので、やっと山を超えたようです。余震は続いてはいますが、生活に影響の出る余震は無くなったみたいです。
さあここで立ち止まって考えてみましょう。今回の被害は東日本側の主な被害です。つまり勝ち組の被害です。つまり負け組は救済しようにもそれすらできません。私はがっくり来ました。宮城のお隣県山形は、いち早く行動に出るのかなと思ったのですが、知事同士が会ったのは、23日(水)の2週間近くも後の事です。
それ迄何をやって来たのでしょうか。岩手県は奥州市が有りますから、県単位の方が良いはずです。
今の行政の在り方、緊急時への対応への遅さ、これは政府に頼ったのでは遅すぎます。かといってどの県も財政が逼迫しているのも事実です。これを助長したのが、世界の経済学者と言われる人達です。私は、経済とは富の再分配だと思っています。つまりお金で物事を誘導するのではなく、有り余ったものを無いところに融通するシステムです。その考えであれば、この様な災害時でさえ融通し合えたはずなのですが、勝ち組、負け組のシステムでは、有る所には、もっと有る様にし、無い所には根絶やしに無い様にするシステムです。別な言い方をすれば、富める者は、もっと富み、貧しい者は増々貧しくなるシステムなのです。時の総理大臣誰でしたかね。もう人を不幸にする予算編成は止めようよ!


私でさえ、3月12日、避難場所としての疎開先を設けてもらうよう御願いしたのに、事は今やっと動き出しました。まあ、原発事故の問題も有って、対応が後手後手になったのも確かです。原発事故は最悪を想定しないと心配は付きません。諦めましょう(こらあ、諦めるな!)。学者がどうこう言おうが、事態は変わり有りません。結論から言うと、近海から魚が浮いて来たら、終わりです。

もう一度、新たな避難地域を求めて、首長さん達に御願いします。今回は太平洋岸の津波による被害が甚大でしたが、同じ東北でも日本海側は御蔭様で、被害はほとんど有りません。又こちらでは、減反や米価格の低下で、耕作放棄地なるものも存在します。地盤沈下したところなどは、復興どころか再生さえ覚束ないでしょう。
又海水をかぶった田畑などは、当分稲作はできないでしょうから、この耕作放棄地を無償で貸し出し、住める様にする事はできないでしょうか。
もちろんそれは、その人達の自己判断でしょうけれども、まるっきりゼロからスタートするよりかは、コスト的にも安く付くし、ライフラインもある程度整っています。なんとなれば、漁業もできます。

難しいのは分かります。しかし、身を寄せる人がいない人達には、過酷な試練が待ち受けます。解決策を今迄の様に、利益追従主義でやったのでは、間に合いません。競争原理はあてはまりませんし、市場原理主義も成り立ちません。被災者の人達も援助ばかりで、先が見えないのであれば、もう死んだも同然です。
私は、下手な気休めは言いたく有りません。もう避難生活は、限りなく限界に近いのです。

災害元年 [地球物理学]

地震のメカニズムについて、良い資料が無いかと思い捜しているのですが、ネット上では無理なみたいなので、図書館に行って「災害社会」川崎一郎著の本を借りて来ました。で一つ勘違いしていた事に気付きました。プレートの種類です。北米プレートと案に使って来ましたが、この人はもっと細かく分けていて、カムチャツカ半島、サハリンを含む北日本側のプレートを、オホーツクプレートと言ってます。実際問題、この方がスッキリしてプレートがどう動こうとしているか分かります。
又ユーラシアプレートも、日本海からバイカル湖辺り迄を、アムールプレートと言ってます。そうすると、どうプレートが連動しているかはっきりします。つまり、他国で起こる地震や噴火は、日本にもいずれ起こる事を教えています。

今注意を必要とされる地震の中に、駿河湾沖、東南海沖、南海沖地震があります。
所謂アムールプレートの活動に依る地震です。これも太平洋側の地震であり、同じ法則を当て嵌めれば、南側にはパプアニューギニアがあります。ここも火山国です。実は私も知らなかったのですが、あの阪神淡路大震災の数ヶ月前に大きな噴火があったんですね。
1994年11月カルデラ東部にあるタバルビュル火山と西部にあるバルカン火山がほぼ同時活動を開始し、火山灰を噴出しました。
とあります。これは消防防災博物館というページです。その後2ヶ月近く後地震が有りました。
キラウエア火山とは違い溶岩の噴出こそ有りませんが、規模としては考えられる範囲内です。
では、この関係の時間のずれなのですが、今回の地震では噴火が起きてから大した日にちが掛かりませんでしたが、パプアの場合2〜3ヶ月有ります。この違いは明らかです。地球の自転と同期する方向か、それとも直角かです。ハワイから宮城県三陸沖迄は、遠心力が増し速度が助長される方向です。

歴史を調べれば、関東大震災が起きて20年近くで東南海、南海沖地震が発生していますから、今のところ心配ないと思います。

プレートで考えるのも良いのですが、実際はマグマの流動を見極める事です。これが足りないから、地震予知技術が行き詰まってしまうのです。2008年は、思わぬ地震のラッシュでした。中国の四川地震、その一ヶ月後に岩手宮城内陸地震。
これが読めないと予知はできません。この地震はどちらも陥没です。震源地の栗原町と今回の震源地を結ぶ延長線上には、ハワイのキラウエア火山があります。考えように依っては、巨大地震が来る迄2年半以上あった事になります。予知したところで、その規模がどの位になるのかは分かりません。まして実際の地震による被害より、あらかた津波による被害です。ですが、溶岩噴出であれば、こちらでは陥没であり、規模が大きければガスが噴出すると考えるのが妥当なのではないでしょうか。
以前のトンガ海底火山のyou tubeの映像を見て確信しました。海底が浅いためすぐ海上に吹き出していましたが、真っ黒でした。今回も真っ黒な濁流がほとんどです。
今年は地球の地磁気が大きく変化して来たため、災害元年となりそうです。地震国に生まれて来たのでありますから、それなりの覚悟は必要です。私はもう覚悟を決めました。逃げません、この家からは。

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