アオウミガメって? [防災]

また気になる情報が有ったので、考えてみました。
それは、7/2日に記事で、オーストラリアのクイーンズランド州、タウンズビル南部、アップスターと湾付近で、アオウミガメが70匹以上死んでいるのが発見された、と言う記事です。この手の生物の死の情報は、生態系が狂って来ているので、あっちこちで有るのですが、これもまた、死因が分からないのだそうです。

で、余り誰も着目しないと思うのですが、カメの甲羅や表皮は、基本を六角形とした幾何学模様を体に合わせた形に変形させたシンメトリー模様だと言うことです。
物質の基本に忠実で、イルカに比べれば、大した知能は無さそうです。
かと言って、成長してしまえば、まず外敵に襲われる事は無く、長生きしそうですが、どうしたと言うのでしょう。
ウミガメに付いては、詳しくないので調べると、回遊生物で、ワカメやカイやクラゲ等を食べ、空気呼吸だそうです。卵を産むシーンは、有名なので、言わずもがなだとは思いますが、人里離れた砂浜に大量に卵を産むのは、ウミガメだけでしょう。
回遊は、太平洋等の広い海域の端から端迄、移動しますから、結構長い距離ですが、寒い地域は苦手の様です。この回遊は、潮の流れによる回遊の様ですから、自然な回遊なのでしょうけど、潮の流れは年ごとに違うでしょうから、生体磁石成る物も備わっているものと思われます。

それを踏まえて考えても、目的近く迄来て、卵を産み終えず、何で死んでしまうのでしょう。イルカやクジラが地磁気の乱れを読み取れず、陸に間違って上がってしまうのなら、海に戻る事が出来ず死んでしまうと言うのなら未だ話が分かりますが、ウミガメの場合、陸の上を歩けますから、海に戻る事は可能です。また、大量に湾に迷い込んで酸欠死するイワシの群れとは違いますから、それも考え難いです。

仮に汚染やウイルスで無いと仮定して、私の理論で言うと、一つだけ考えられる事が有ります。経度150° ~ 165°の間の地磁気が相当狂っていると言うことです。
しかしこれだけでは、ウミガメは死ぬ事の程では有りません。もう陸地は目前だし、陸から返す波で陸の方向が分かります。
ここで悩んだのですが、例えばこう考えたらどうでしょう。親ガメは、陸に近づくに連れ、卵の中の子供に、海に変える方向を遺伝子の中に、教え込まなければ成りません。と言うより磁気だけを頼りに陸迄辿り着けば、それで遺伝子に残せます。
また今迄問題も無ければ、そう言う方法しか知らなくて済んでいました。ところが、親ガメの中の遺伝子には、そう言う情報が無ければ、誰も、教えてくれるものはいません。そうなれば、ウミガメに取ってはパニックです。卵を産んだところで、子ガメが帰る方向が分からないのであれば意味が有りません。そうこうしている内、流産となり、この場合の対処方法が分からなければ、ノイローゼと同じ状態と成り死んでしまう、とすれば、ある程度辻褄が合います。
こう言うと、色んな意見が出て来そうです。海ガメだって波の音を聞き分ける能力ぐらい有るだろうと。確かに有りそうです。しかし、それ程発達しているとは、言えないのではないでしょうか。まして、子ガメは、小さいので、砂浜の起伏で、音が反射、共鳴すれば、方向を見失いがちです。
まあ、仮定の話ばかりでは前に進みませんので、これくらいにして、言いたいのは次からです。

それでは、地磁気が本当に乱れているのはどうすれば、確認できるでしょうか。
この経度のラインには、カムチャツカ半島が有ります。ここは、東日本大震災の時も迷った半島なのですが、この島の活火山は、ハワイと完全に繋がっています。なので、活動し易さから比較すれば、ハワイの方が未だ流動的です。それでも噴火するようであれば、それに引っ張られるように地殻変動が起きるのは、北海道、青森沖の海溝付近です。先の地震では、地殻が未だ破壊されていませんので、同規模の地殻変動が起きれば、津波が襲って来ます。
この場合の津波は、そう想定済みで、最大約35mとされていますから、先の大震災並みの被害に成ります。
問題は、それが何時か、ですが、ウミガメの死因が上記の通りだとすると、条件は既に整っています。2010年の時も、お盆が過ぎても猛暑が続き、鳥インフルエンザも又襲って来て、回遊生物にも異常が見られました。
今回は、世界レベルで、日本では観測できないとしても、地殻の動きに国境等は無く、地球は大きく見れば、それ自身で一枚岩です。世界の出来事を見過ごす事は出来ません。

今年の北日本は、6月だと言うのに、北海道で真夏日が有ったり、その後に青森で竜巻が発生したりと、聞いた事の無い様な気象が続いています。南も九州では豪雨が続いていますが、西日本は今のところ地震とは関係無さそうですので、除外します。オーストラリアのメルボルン近くでは、珍しく地震が有りました。これは、タウンズビルと同じラインです。ちょっと外れた所には、バヌアツが有り、ここも地震活動が活発です。
気象庁の気象衛星動画では、画像が外れているので、確認が出来ないのですが、雲が反時計回りで渦巻く所だと思われますので、磁場が働いていないと想像できます。また、カムチャッカは北とは言え、今年の気温上昇から行って、相当日差しを浴びていると思えるし、電子が滞留している筈です。とすれば、マグマはオブジェクトとして呼ばれます。
さてこうなると、未だ活動が本格化していないのが、カムチャツカだけです。そもそも、ここは、南北に引っ張られて出来た様な島で、マグマが3方向に流れているのが、グーグルアースで確認できます。アリューシャン列島、千島列島、そして変則的に、ミッドウエー諸島を通って、ハワイへと続きます。

これから言える事は、今年火山が噴火しても可笑しくない状況です。
なので、今年噴火が起こったとします。しかし、この噴火は、すぐには地殻破壊を起こす様な地震には繋がりません。クッション材としての逃げ道がいっぱい有るからです。ですから、今回は、防災に対する避難期間がかなり有ります。私の予想では、3ヶ月以上は有ります。

ですが、国としては何の事か分からずじまいですし、他国の事は他人事ですから、避難計画は当然出しません。仮に出したところで、地震、津波が小規模するわけでもありませんので、後は当事者の判断次第です。高台にこれから避難場所を計画するとしても、先立つものは、殆ど期待できませんし、優先順位は、かなり低くなります。とは言え、冬の寒さを考えると、東北のようには行かないとも言えるし、二重生活に成るにしろ、その方が地域を再生する際には、かなり有利です。特に、漁業を生業とする人達に取っては、死活問題です。

考えてみると、この被害は、北方四島も含まれるのですが、ロシアは多分含中に無いでしょう。

自然は、人間の愚かな行為とは、没交渉です。私もその一部かも知れませんが、環境を壊せばそのまま問答無用で答えを用意してくれます。あの大震災で、少しは国の在り方が変わるのかと期待したのですが、見たところ、体勢は変わりませんでした。誰が悪いの良いの、二酸化炭素をお金で外国から買えば済むのどうの、電気が足りないのどうの、もうそんな低レベルの話では済まない状況が目前なのに、どうやら、赤信号、皆で渡れば怖くないのレベルは無くならない様です。

Hi-net高感度地震観測網の画像で見ると、北海道付近の地震には、明らかに千島列島に並ぶラインで発生するプロットが出来ます。また、その発生回数は、増えてもいないのですが、減る傾向にも無く、継続しています。
今迄述べた事は、あくまで、考えられる範囲で言っているので、必ずと言うものでは有りませんし、ウミガメは、太陽の動きで行動していて、磁気能力は無いかも知れません。
余り知られていない生態は、地球上には、まだまだ沢山有ります。
何を好んで金の掛かるものばかりが優先されるのか?どうやら、水族館や動物園で知れる事は、限られている様です。

生命誕生の秘密2 [生命化学]

子供の頃に釣りに行くと、魚のいる気配がないのに、水面に何か動く波の後を良く見かけました。小さいからなのかその物を、見た事はないので、未だに正体は分からないのですが、生き物のようにも思えるし、見えない小さなゴミが風で動く様な感じにも見えるのですが、風と逆向きの時も有り、大概1秒ぐらいで消えていました。しかも、結構速いのです。
そこで考えたのですが、単体の炭素原子が、水の中で自転したら、どんな動きに成るだろうと言うことでした。勿論、今の時代にそんな事は可能ではないにしろ、太古の昔なら、有り得ただろうという発想です。もしかしたら、海底火山噴火では、今でもそうなのか知れません。さて、水の中では、水素、酸素は水分子として、沢山有りますが、水分子の結合は結構強いので、メタンの様な結合は、容易く出来ません。しかし、炭素は水から自転能力が生ずる物質としていますし、水の中の水素原子を縫うように駆け巡る事も予想されます。これは大気中の雲もそうだとしていますから、水中での動きはもっと遅く、結構不規則な動きが想定できます。さて、そこにアンモニアが有ったらどうでしょう。NH₃, H₂O 質量的には大した違いが無いので、同じ空間を動いていると言えます。

あれえ、面白い事にアミノ基の組成がこれだけで、出て来るじゃないですか。但し六角形ではなく、不定形の形です。
これはあくまで、海が容器の中の静かな中でも起こりえます。そこに、太陽の様な朝夕力で、波が発生した場合のケース、太陽光で電気が流れているケース、夜に成ってマイナス物質を失って行くケースと重ねて行くと、まるで、生物の様な動きに成るではないですか。しかし、このケースだけでは、生物迄は行きません。綺麗な六角形に成る確立が、ゼロに近いのだと思います。

そこで、綺麗な形に成る方法はと考えると、今迄一つは出て来ています。何処の書いたか、最初の頃だと思いますが、雪(氷)の結晶のところだと思います。水分子は、H とO の折なす角度が約120°である事は知られています。これは、六角形の内角の角度ですから、分子が三つあれば六角形に成ります。実際は、3次元ですから図で表すと複雑になりますが、見る角度を60°ずつずらせば、そう見えます。
液体の状態では、六角形ではなく内部の空間を埋める形なので、近い形とは言え、変形です。それでは何故凍ると、六角形に成るのでしょうか。
凍る条件としては、0°以下である事、日が射さない事でしょうか。この二つを重ね合わせると、液体の状態では、電子波の流れがスムーズに行なわれますが、凍りかけの状態では、外部からの電子波は、受け取れなくなり、なるべく最後迄光を通そうとしますが、それも叶わなくなると、電子は、最短距離を選ぼうとします。それが六角形であり、温度0°です。
とすると、雪の場合、最初は大塊でも済みますが、地表に近づくに連れ、暖かくなり、最後迄付こうととするのが、綺麗な雪の結晶であり、マンデルブロ氏の言うフラクタル現象です。

それはアミノ基にも言えます。北極や南極の凍る海では、この現象が起き最小の塩基が生まれます。
さあこうなれば、海の海流に乗って南国迄も運ばれ、自在に結合のパターンが生まれます。組み合わせは、おおよそしか今は言いたくないので、沢山出来ます。また、それを取り込む不定形のアミノ基も参加できます。電気の流れも制御できるとしましたから、心臓の様な機関が出来るのは、時間の問題であり電子記憶もより高度に発達できます。
海は、波の揺りかごでもあり、それらの物質の運動を、ある意味手助けも出来ます。

こう考えられるとすれば、生命誕生に難しい考えは、私には要らなくなりました。
どんな考え方を選択するかは、その人の自由かも知れませんが、選択肢を奪って、何かの道連れにするのは、勘弁して下さい。

quantum Higgs [雑学]

「神の粒子」が、紙面を踊っています。
神と言う言葉は、宗教でも争いの種になるので、そう容易く使えない言葉です。
なので、英語で検索してみると、God Particle で出て来て、素粒子の扱いではない様です。量子は英語で、quantum ですので、Got quantum で検索すると、検索には、出て来ません。なので、quantum Higgs で検索すると、出て来ます。
どちらでも良いではないか、と思うかも知れませんが、哲学、科学、宗教の区別が付かないと、このブログの意味が無くなりますから、私にとっては、厳格に区別しなければなりません。

私も、宇宙の成り立ちにはかなり言及して来ました。今でもある程度そうだと思っているし、大幅な変更は有りません。追加と訂正で、水素原子が大量に出来る際、電子が飛び出して(電子の海)、銀河系ならその内部を包み込み、それが、重力収縮を引き起こし、核融合を起こし、核分裂ならぬ星々の放出が始まるとした、単純な図式です。それ以上言ったところで、ヒューマンガイドラインに抵触してしまいますので、私にとっては意味が無いし、一般の人に取っても意味はないと思っています。

素粒子理論は、日本の物理学者が先行し、世界でも実験が行なわれて行った、と記憶しています。アインシュタインの「晩年に思う」は、その南部陽一郎先生のグループの翻訳であり、二人は会っています。「君は今何をしているのか。」の質問に対し、「素粒子の研究」と答えており、アインシュタインのお墨付きの認可サインを貰っています。科学の進歩が遅かった日本では、アインシュタインの存在はさぞかし大きく見えたことでしょう。本人もその様なことを言っています。
でも、学者たるものそれでは駄目なのです。学問は、大体成人に成る迄でその人の体勢、骨格が決まります。年老いてからは骨格が無いものに、肉付けは出来ません。私もそれ相当に歳は行っていますが、私の骨格は、高校時代迄で大体出来ており、この時点で、かなりの自信が生まれないと、新しい展開は生まれて来ないのです。つまり、踏み入っては行けない世界です。

ヒッグス粒子は、高加速器で粒子を衝突させて出て来た17番目の最後の粒子とされているらしく、取り敢えず実験は終了となるわけですが、反物質の問題も有るので、これは、未だ続けるのか知れませんが、さて、反物質と原子核内部の粒子との関係は、何か分かって来ているのでしょうか。何か分かった様な人が、「それは今は、何も恩恵は無くとも、これから先多くの事が解明され、何十年後かには、原子力エネルギーの如く役に立つ時が来る。」と言う人がいます。そう言われると、返す言葉を無くしてしまいますが、言い換えればそんな保証は無く、逆に東京電力電力が侮った爆発事故が起こるとも言えます。

私自身は、そんな研究には興味は無く、宇宙創世も、生命誕生も、進化論も独自で理解しています。ブログでは未だ足りない所が有るのですが、大方、論理矛盾無しに、説明出来ます。そう成れば、道徳で言うところの、徳が生まれ、誰もが恩恵に預かれます。
素粒子のこの手の研究理論は、ざっと考えても、初めから論理矛盾しているのですが、主旨から逸脱していますので、止めておきます。
しかも、南部先生もそうなのですが、この手の学説である理論にお目にかかった事が有りません。未完成だからと言う理由は分かりますが、黄金の宝の山を発見するために、多額の費用と時間と労力を費やした結果、宝の山は無かった、と言う結果に成らない事を願うだけです。

前にも何回か触れているのですが、映画の世界なら神と言う言葉を使っても、その世界だけの話なので、割り切れますが、科学の世界で神と言う言葉を使う場合、宗教で神を持ち出すのと、今の時代、同じ比重の言葉だと思います。
宗教で言うと、イスラム教が、一番これに傾いている宗教ではないでしょうか。カトリック教もそうなのかも知れませんが、イエスの教義は継承していないし、どの立ち位置に成るのか、教徒ではないので分かりません。

そこで、例によって喩え話です。最初、霞ヶ関を壊す理由で、民主主義の定義に載っとり、やむを得ず民主党に迎合した少数党は、本分を果たし政権を取って、イザ霞ヶ関を解体する段に入ろうとした瞬間、濡れ衣を着せられ、舞台から引きずり降ろされました。やっと、濡れ衣が晴れて、党に又迎合した時には、時既に遅く、霞ヶ関に牛耳られており、壊そうと思って用意していた、鋼鉄の玉は霞ヶ関をかすめ、方向転換してしまい、何故か自ら居る民主党に打つかってしまい、党は分裂、破壊してしまいました、とさ。

笑うに笑えない話ですが、官僚の立場なら、目出たし、めでたしで、お終いになるかも知れませんが、待ち望んでいた庶民には、堪ったもんでは有りません。これは、素粒子探しの実験にも言えます。

原子核が分裂した場合、物凄いエネルギーが出る事を、理論的に立証し、核爆弾で実験をし、成功を収めた暁に、それを最初に落とされた国が、日本であり、怖さを体験しているにも拘らず、理論的にもまだまだ立証されたとは言えず、未だ実験段階で、陽子同士を衝突させ、安定である陽子を壊し、飛び散る量子を計測するとは、いつ何時、自らの身に降り掛かって来るか分からない実験です。
後に、アインシュタインは、核爆弾の事を時の大統領に進言した事を、深く後悔しています。「そう、私が落としたのです。」と。勿論、本人が落とそうと思ったのではなく、本人の意思とは無関係に、核の開発に理論的に貢献してしまったからです。

ですので、事の起こりは、思わぬところで波紋を呼びます。そこに、神の粒子なぞと名前を付けられた、他の宗派、特にイスラム教にとっては、胸を逆なでされる思いに曝されると、想像できます。
ようは、今後の火種を自ら用意し、ハンマーが振り落とされるのを待っている様なものです。
9.11の教訓は、忘れたんでしょう。

これも宇宙開発同様、日本としては担ぎ出された様なものです。

私自身が、争いに巻き込まれませんように!

東洋医学への選択肢 [雑学]

今迄は西洋医学的な、視点から論じて来ましたが、医学と言えども人に優しいと言われる東洋医学も存在します。呼び方はどうあれ、化学物質の薬剤を使わない、生薬を主に使う医学で、鍼灸(しんきゅう)療法も、体に対するかなりの知識が必要になりますが、日本では金儲けにならないのか、余り浸透していません。見方によっては、こちらの方が形として見え辛いので、うさんくさく感じる場合も有り、例の麻原彰晃も若い頃それを生業としていた訳ですので、今では尚更信憑性に欠けた存在です。しかし、それはどの世界でも言える事ですが、医師次第です。なので、どんな場合でも、医師になるには知識と経験を積まなければなりません。
どちらを選ぶかは、時と場合に選りけりで、選択の余地は患者側に残されています。私としては、軽い慢性疾患であれば、きゅう師を選んで、病気の原因を聞きながら、治療する方を選びます。化学物質の薬剤は、症状を抑えるには有効かも知れませんが、元々体の組成にないものを使う訳ですから、副作用は覚悟しなければなりません。

西洋医学では、西洋人の体系が大柄で、比較的症状が見分け易いという理由から、そちらを重んじられているのでしょうけれども、東洋人にそのまま当て嵌まるとは、疑う余地は有りそうです。

西洋医学では、体の構造を分解出来る迄分解し、合理的に治療を行なう仕組みですが、では何故原子レベル迄掘り下げないのでしょうか。せいぜい細胞迄です。しかも、そのレベルでは何千通りの組み合わせが有り、当然真の正体は分かりませんから、事有る事に翻弄される事になります。原子レベルであれば、体を構成している原子は数種類しか有りませんし、原子の性質が分かれば、組み合わせが多くなっても、翻弄される事は有りません。また、他の分野にも応用が効きます。

私から見れば、今の医学は未だそのレベルであり、多くの試行錯誤が続くものと思われます。で、今回はその話ではなく、その逆になるかも知れませんが、老子の言葉に「五官を閉ず」と有ります。この意味が分かるでしょうか。
これは解釈としては色々考えられますが、医学的に考えれば、目、鼻、耳、口、脳の事だとすると、病気であり、極端な話、死を意味しています。
そもそも、老子の言葉は、短いのに最初から難解です。と言うより、誰でも理解出来るような構成には成っていません。
この意味は「自殺のすすめ」とかの意味ではなく、私自身は、世間のしがらみを振り払うと言う意味に解釈していて、普通の人であれば五官を閉じる様な事をすれば、病気に成ります。又誰もそんな事を進める事はしないし、受け入れられません。
しかし、ここには重要な意味が隠れています。中には、生まれつき、盲目であったり、難聴だったり、唖だったりする子供もいますが、健康体で生まれて来れば、子供の頃は、何の疑いも無く世間一般の常識を受け入れ、五官から取り得る情報を全て吸収します。しかし、この一般常識が、本当の常識かどうかは、暗黙の了解みたいなものが有って、誰も保証はしていないと言うのが、老子の考えだとしました。それが、曖昧であっても時代の流れで変わることは、今では常識と成っています。例を挙げれば、安全神話がそうでした。それまでは、事が起きる迄、安全神話こそが常識でした。その他にも、日本の歴史上では、悪い例が沢山有ります。戦国時代がそうであり、世界大戦もそうでした。

この例からも、病気に成る事は必ずしも悪いものとは成らず、所謂、拒否反応とも取れます。つまり、空即是、善即悪、悪即善と成る時があるとの喩えです。
これに従えば、学校の成績が優秀な人間が、必ずしも善行を行なうとは限らないし、未来に繋がる展望を開いてくれる訳でもないとも言えます。
かと言って、そう言う人を否定する気は毛頭無く、問題になるのは、時代の流れ、空気を読めず、過去の栄光に酔いしれ、そこの留まってしまうのが災いする時です。

風や光は、五官を開いていれば、否応無く吹き荒れ、受容してしまいます。逆にその風を利用して、上手く世間を利用する人達も当然出て来ます。見立てでは、若い人達であれば、アイドル歌手や、芸能人、スポーツ選手が挙げられるか知れません。でも長く活躍出来るのは、ごく少数です。活躍出来なくなれば人生終わり、とけじめがつけられる人であれば、それはそれで良いのか知れませんが、一旦階段を踏み誤れば、どこ迄落ちるか未知数です。まあ、どちらを選ぼうが成功者はごく少数だと捉えれば、その道も有りとなるのですが、何分にも両極端となります。

それを踏まえた上で、医療を考えれば、西洋医学では、五官を閉ずの発想は、まず有りません。病気は医者が直すものであり、そのためには、医薬品は欠かせない事になり、治療しなくても直るもの迄、薬で治そうとします。それが、病気が病気を呼ぶ副作用であり、延々と続くことに成ります。

ここで、視点を変えて、個人レベルではなく、社会レベルで見てみましょう。
国の中枢機関がある中央を頭部、地方を手足として考えれば、戦後の経済成長を上手く説明出来ます。しかし、最近頭脳の方が、脳軟化症(ジキルとハイド)になって来ているのか、血の巡りが悪くなって来て、もっとちゃんと血液(税金)を回して欲しいと命令が下ります。しかし、今迄も輸血(赤字国債)で持たせて来ているので、これ以上の輸血には支障が出て来て、手足の方も上手く動けません。そこに心臓破裂(原発爆発事故)という重い疾患に襲われ、応急処置で入院手術となり、取り敢えず一命は取り留めたものの、予断は許せない状況となりました。心臓近くの部位は、がんが発生し出し、これもちょっとやそっとじゃ治療出来ない状況で、名医もお手上げ状態です。何とか完治させたい訳ですが、体力そのものも衰えて来ており、もっと輸血量が無いと、手術は難しいとの報告が有り、様子を見る状態が続いています。
体が弱ると、色々な所に病気を併発してしまい、今度は尿漏れ(洪水、土砂災害)が止まりません。パンパースも品切れ状態です。そこに、隣国で悪いウイルス(オスプレイ)がはやり出して、一番先っぽの親指が危ない状況になると警告が出されました。名医の一人(沖縄知事)は、断固防ごうとしていますが、脳の方は疲れて来ているのか、親指の足ぐらい切ったって大した事は無いと判断しています。それと、又肺(若狭湾の原発)に転移しているがんが、何時体に襲いかかるか分からない状態が続いています。

こう見れば、日本が今如何に危険水域に居るか分かりそうなものですが、名医だったらこの病状をどう判断するのでしょう。「お金が掛かりますが、お金が出せないと言うのであれば、申し訳有りません、ご末期症状です。」としか言いようが無い筈です。

この病気と日本の状況は、根本が同じ問題です。先に、病気が病気を呼ぶと言いました。後のは、お金がお金を呼んでいて、当然解決できないのです。これが、少しでも人道的なやり方であったなら、人道的な解決方法が取れたかも知れませんが、残念ながら、論理的にも他の解決方法は有りません。
イエスが、宮入りの際、道端の露店を蹴飛ばして進んだのを、気が狂ったと思ったでしょうか。
違うのです。撒いた宗教は、何も無ければ宗教だけで刈り取れます。つまり、撒いた種を自分で刈り取る事が出来るのに際し、それを利用しようとする商売人も仲間に入れてしまえば、刈り取る時に、商売人を仲間に入れなければならず、これが刈り取りを難しくし、ややもすると失敗します。政治家でマスコミを嫌う人がいるのは、それを知っている人です。マスコミの思惑次第で、足を掬われるのです。とは言え、政治に思惑があっては行けませんが、仲良く解決するにはお金が手っ取り早いのも事実です。

資本主義を掲げて国造りをして来たアメリカも、国民自体が変化して来てるみたいです。
さて、日本の行方は?

電気予報の見方 [雑学]

話の続きではないのですが、気になったので一つ、
節電の夏とか言われているので、電気予報は毎日、新聞で確認しているのですが、今日の東北電力の電気予報は、ピーク時が午後2時台で、76.2%です。今の時期は、暖房も冷房も使わないので、使用率が下がるのは分かるのですが、去年の今頃は、電力が足りなくて、東京電力から電気を貰っていた事になっていて、これは、「NHK」テレビからの情報なので、情報源は信頼筋の情報です。去年と今年と何が違うのでしょう。理解出来ません。
去年は壊滅的被害を受けた地域では、当然電気は使わないし、避難所も全てが完成してはいなかった筈です。条件は去年の方が良かった筈なのに、電気が足りなかったとは何が原因したのでしょうか。
それとも、今年になって、新たな電気を作るシステムが稼働したのでしょうか。それとも去年は、別の発電所が長い間トラブルに襲われたのでしょうか。
しかし、そんな話は聞こえて来ませんでした。東北電力に聞きたいところですが、仕事柄、御役所的なところが有るので、期待は出来ません。

電力会社の事は、丸っきり素人ですので想像も出来ないのですが、お役所的なものと断定すれば、隠蔽、贈賄、闇手当は、当然ながら可能であり、全国で協定も結べますので、一種独占連帯企業です。
ここで今、自然再生可能エネルギーで、一番困る所は何処かと問うと、東京都です。良いとか悪とかの意味ではなく、人口比率から見ても、電気の消費量から言ってもそうなります。なので、海外のエネルギーを頼るか、原発に頼るかしなければなりません。事実過去はそうでした。原発がフル稼働しているものと仮定して、東京都は、柏崎、福島があれば、余裕で足りていた筈です。東北でも女川があれば、今でも余裕な所を見れば、相当余裕だった筈です。ですから今迄電気の事なぞ、心配しなくても気にせず過ごして来れました。しかし、一旦不具合が生じれば、疑いは疑いを呼びます。

そもそも東北電力とはどう言う区分け方で決められたかです。新潟県は地理上、東北ではないのですが、何故か電気は東北に組み込まれています。東北でなければ可笑しな問題が生じるのでしょうか。別に関東甲信越の区分け通り、そちらに組み込めば良いのではないでしょうか。そしたら、柏崎だって、公然と関東に電気が引き込めます。過去の経緯は知りませんが、資料も乏しく、素人には分かりません。それとも、東北も東京も名目上の区分けで、どちらでも融通出来るシステムなのでしょうか。事実、東北と東京だけは、節電数値目標が設定されていません。それならそれで、一つになれば良いと思うのですが、合理化をすれば困るのがその会社の経営トップ達です。
当然霞ヶ関役所内部も、困ります。今は霞ヶ関ではなく、永田町に移っているのか知れませんが。
送電にしても、距離が遠ければエネルギーロスがかなり生じ、コストを考えれば、なるべく近場から送電するのが良い訳ですが、なぜ福島、柏崎と考えると、柏崎の場合特に、疑問符が付きます。どうなっているのかさっぱり分かりません。

只言える事は、万が一爆発事故が起きても、被害が最小限で済む立地を選んでいる事です。つまり、想定外ではなく、想定しているのです。まあ、政府も東電も一蓮托生ですから、詭弁はちゃんと用意していますから、後から何とでも言えます。

これらを踏まえて、今の状況を考えると、関東地方は天気がぐずついていて、冷房はさして使う必要がありません。東北電力が、余分な電気を関東に送っていると仮定すると、今はさして送らなくても足りるとなります。そうなれば、電力は余ります。はっきり言って、総電力量の23.8%の電気量は、相当な量です。関西の節電数値目標を、上回ります。まして、これはピーク時を想定していますから、時間帯によっては、更に余ります。ここは、関東が暑く、東北が涼しい時、又その逆の場合を見て行けば、謎が解けそうです。
また一つ新聞の見方が増えました。

がん細胞とは? [生命化学]

6月30日のNHKスペシャル「日本のがん医療を問う」を見たのですが、視聴者に分かり易く纏められた構成に成っており、医療従事者はもとより、国の関係者、患者やその家族に分かり易く、今の現状の問題点を浮き彫りに問いかけてはいます。

家族にも予想を超えて襲って来る、子供に発生する小児がんを抱えた場合の問題、抗がん剤の認可の問題、ネットワーク社会でありながら、個人情報扱いされるための情報共有されないための問題と医療そのものが各病院の機密漏洩を防ぐ性質のために生じる先端技術、成功事例の共有化がされない問題、と提示して呉れています。
これらは、いずれ時間が解決してくれると考えられますが、整備されて来た時に新たな問題が発生する事も、医療に関わらず、過去の事例から推察出来ます。
とは言え、治療を待ち望んでいるがん患者が今日も生まれでている訳であり、専門の医療従事者が、足りなくなるのも、困りものです。

かと言って、私が一人心配したところでどうなるわけでもないし、下手な考え休むに似たりになってしまうので、今回はそもそも、がんとは何か、病気とは何かの話です。

生物には必ず寿命が在ります。一番長生きなのは植物の大木とかでしょうか。上手く生き延びられれば、何千年と生きられます。植物はその部類にはいらないだろうと言うかも知れませんが、私から見れば同じです。
今日本国民の寿命が80歳くらいなので、大概はその寿命に合わせて人生の設計図を描く訳ですけれども、何も人間として生まれた役割が何十年と決まっている訳では有りません。役割としての目標が達成した時点で、寿命と思えれば、例え病気に成ろうが、その人がどういう死に方をしようが、選択の余地が幾つかありそうです。
ところが、今の社会システムは、しがらみが多過ぎて今でも政局絡みで、ごたごたしています。なので、これだけで、病気に成りそうですが、
これを抜きにして考えると、人生の目的を果たせず、生まれた時から障害を持っていたり、成人に成る前から小児がんとして病気に成る人とは、どう言った類いの人間なのでしょうか。これを理解するのが今回のテーマなのですけれども、手術や治療、抗がん剤で役割としての目的達成まで寿命が延ばせたり、完治出来れば良いのですが、それも出来ず、ただ実質名目上だけの治療となれば、医療界だけの世界と言うことになり、プログラムで言うところの、Hello World! には成りません。つまり、プログラムミスです。なので、社会的にはそれが発生する前に、事前に防ぐのが最善策です。ですが、そんなシステムは、今の社会には用意されていません。
経済だけで物事を判断するのであれば、そう言ったシステムは慈善団体であり、経済効果が薄いとされ、却下されます。それだけならば良いのですが、それに付け込んだ、商売に成らないインチキ商売の方が、経済効果が有りますので、問題が発生する迄、世間に受け入れられます。それらの弊害的次例は、数え上げれば切りが有りませんが、法治国家では法律だけが規制対象に成るので、抜け穴だらけに成ります。

今の話を踏まえた上で、ではがん細胞を追求すると、ここは、DNAで考えた理論が上手く使えそうです。あれから色々検証して考えてみて入るものの、理論上矛盾するところが出て来ません。それどころか、返って上手く説明出来るところが出て来ます。その箇所は、神経回路と見た時の電子波の流れ、電気の流れです。最低でも塩基の繋がりで、窒素が炭素を挟んで交互に並んでいないと電気は流れません。なので、炭素が二個以上並んでいる繋がりは、電気が流れません。六角形で構成しているこの分子は、流れる方向が一方向だけと成り、逆には流れないと言う事は、ダイオードとしての半導体の役目を見事に果たします。当然今の医学では、その見地には立っていないので、そこ迄考えていないか、実験の結果そうだろうと言うことで、組成図を作ったのだと思います。
がん細胞は、認識出来ないまま進行して行きますから、これらの機能は無い事に成ります。

通常の細胞であれば、それが健全に働いている訳ですけれども、ではがん細胞は何処から来たのでしょうか。それは別名で言えば、ウイルスでもあります。ウイルスに関しては、鳥インフルエンザでもちょっと触れましたし、別の視点で考えればナラ枯れでも言えます。ここでは、気が弱った状態で、カシノナガキクイムシが現れ木を伐採しているとしました。これは、キノコや粘菌にも言えます。
明治の和歌山県出身の研究家で、生物学者としても活躍した南方熊楠(ミナカタ クマグス)が、粘菌では有名ですが、残念ながら原子のレベルでの話ではないので、ここでは使えないのですが、その世界から森羅万象を解き明かそうとする精神は、私も同感します。
自然は観察すればする程、「解いて見なさい」と言わんばかりに、疑問に答えてくれます。つまりこの時でさえ、彼が猛反対したにも関わらず、物資の調達のため森を伐採したツケが、去年の台風で思い知らされました。当時の総理大臣は、素知らぬ顔をして、あの世だか地獄だかに旅立ちましたが、今の大臣もそうなんでしょうねえ。

それはそれとして、粘菌とは何かと調べてみても、原子レベル迄は出て来ません。
この研究はお金にならないし、忘れ去られた世界の様です。只言える事は、寄生していると言う事です。普段は隠れているのでしょうけれど、寄生出来る段階で何処からか自然と湧き出て来ます。寄生するくらいですから、その養分を取り込む大きな組織体を持っている事に成るのですが、果たして?

今度はこれを踏まえて、がん細胞を考えると、元々体の中に寄生していると考えられます。このパターンだと色々考えられますので、考えられるパターンを列挙してから核心に迫るしか有りません。
塩基を化学式で表せば、A, T, G, C は、端と端が繋がる形の六角形で、
C--C--C-H-N-H-C-H-N-H-
-H-N-H-C--C--C-H-N-H--C

C--C--C-H-N-H-C-H-N-H-
-H-N-H-C--C--C-H-N-H--C と表され、AG, TGは同じですが、上下の継ぎ手が余っているところが上手く表示されない経験上省いていて、この部分が違います。これは、wikipediaを参照していますが、wikipediaの図は多分、便宜上これ以上結合出来ない閉じた図に成っているのですが、私の場合、残りは水素が殆どで次ぎに酸素になる考えで、水素は代替えが可能です。つまり、隠れ潜む空間が有るのです。通常は、神経伝達にも成りませんし、言わば余計な脂肪みたいなものです。
ですが、どんな物質でもと言う訳には行きません。同じATGCか、それ相当の性質を持つ物質の構成でなければ成りません。
パターンとしては、同じ物質の場合です。通常健康な場合、六角形は正六角形に近いと思われます。例えば、熱中症の場合を考えると、これは、光としての電子を、空気の中の酸素原子から余計取り込んだ時の症状としました。この電子を貯蔵出来る物質はと言えば、一番の候補は水素です。残りの原子は電子の許容を原子核が規制しています。何故なら原子価は、残されておらず、それ自体で安定しているからです。
さあ、ここで、私の理論が活躍します。

電子は何兆個と在る水素原子の中を伝播して行きますが、多ければ何処かで滞留する事と成り、マイナス化する事で、蒸気化する如き、分離して行きます。上の化学式では、C--C--C-H----N----H-C-----H----N----H---- と言った形で、対称的に延びて行きます。この電子は、情報を持っていませんので、神経としての役割は果たしません。そこに、待機要因として隠れ住んでいた物質、がん細胞らしきものが、侵入出来る要因が発生します。一旦侵入してしまえば、逆に外へは出ずらくなり、健康体に戻っても細胞を破壊して行くしか有りません。

こう言う現象は、コンピュータの世界でも、起こっています。このウイルスは、人為的なもので、ハッカーがやっているとされていますが、これを防いでいるのが、セキュリティーソフトで、パスワードを暗号化し、見破れないように防いでいます。
人間の体の中にも当然ながら、これと似た様なシステムが用意されていて、これが、RNA だと睨んでいます。RNA は、細胞を複製及び再生の役割を担っており、これが個々人違う訳で、別々の原盤みたいな型番を持っており、鍵穴が合わない物質が侵入して来た時に、排除したりしているものと思われます。詳しくは今述べませんが、これは、何十にも渡る厳重なブロックです。
しかし、どうでしょうか。これが、何らかの原因で原盤が崩れてしまったら、一大事です。

これを踏まえた上で、今度は、異物が通常合わない原盤の型番に合った形に成ってしまったらのケースです。
先の原発爆発事故で、放射性物質であるセシウムは元々あるカリウムと誤認識して体に取り込むとされていました。それでは、そんな重い物質でなくても、似た性質の物質は自然界にはもっと有ります。例えば炭素では、ケイ素が同じ性質であり、窒素では、リンが同じ性質です。酸素は、イオウが代替えとしては利用可能と思われます。それでは、上記の化学式を代替えしてみましょう。
Si--Si--Si-H-P-H-Si-H-P-H- のような形に成ります。構造としては、一周期違いですから、人間のレベルでは、重さ大きさの変化は、差程ではないと仮定しました。化学界では、この様な結合は無いとされています。そこで役立つと思われたのが、粘菌だったのですけれども、未完の研究であり後継者が育っていません。
けれども、これは有り得ない結合ではありません。昆虫の外皮である殻を見ると、何故か太陽パネルの光沢に似ていますし、人間の細胞の外側は、リンが出て来ます。イオウの性質の説明では、イオウは体の何処かに有る事に成っていて、酸素同様、運搬、排泄を担っているとしないと、説明出来ない現象にも触れています。
仮にこの物質が体内に隠れ潜んでいると仮定すると、体が健全でない状態の時に、粘菌のように細胞を栄養素として、代替えと成って、へばりつく様な事も起こりえるし、単独で増えて行く事も可能です。

これを治療する方法としては、これ以上進行しないように抗がん剤等で防ぐ方法と、摘出手術とかになる訳ですが、手術の場合、元からは直していないので、転移又は、再発と言う事体は避けられないと思われます。

長くなりましたので、一旦区切ります。

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